日々の生活の中で、些細なことから身体の異変を感じることはありませんか?
その不調が何からきているのかわからず不安になってしまいますよね。
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Yさんの場合……
2年ほど前に子宮内膜症を発見しました。
症状は卵巣あたりがピリピリし、最初は盲腸かと思いましたが、病院へ行ってみると内膜症と言われました。
生理の後から排卵の時期だったので、もしかしたらそれも関係していたのかもしれません。
どんな治療を受けましたか?
最初は1年ほどはピルを飲み、生理をコントロールして経血の量も少なくなりよくなっていきました。
現在は妊活中のため、ピルはやめて様子を見ていますが、今でもまだピリピリ痛いときがあります。
治療は早い方がよいと思います。
病院選びは個人差がありますが、私は行きつけのクリニックへ行き、女医さんということもあり安心できました。
世の女性陣へ伝えたいことは?
怖くてもまずは勇気を出して診てもらうことが一番だと思います。
赤ちゃんを望んでいれば、とくに早めの治療が必要なので、勇気を出して病院へ行ってください。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
この記事に読者は
『自分も経験あるので共感しました。婦人科へ行くことの不安、病気への不安、様々な負の気持ちが混じり合う感情が分かりました。』
『ピリピリした痛みなど、症状があったらいつもと違うと気付くかもしれませんが怖くて現実逃避してしまい、いつか治るだろうと思ってしまいそうです』
『自己判断は病気の発見を遠ざける恐れがあると感じました。もし、ピリピリするな、排卵だからかなと症状を流してしまっていたらと思うと恐怖です』
と、実に様々な声が寄せられました。
「いつもと違う」と感じたら早めに婦人科へ
卵巣のあたりの痛みは、子宮内膜症が原因だったそうです。
1年ほどピルを飲み生理をコントロールしたようですね。
皆さんも「いつもと違う」と感じたときは、早めに婦人科で受診してみてください。
今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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