突然の腹痛に発熱まで…!?病院を受診した結果…→菌に感染していた

突然の腹痛に発熱まで…!?病院を受診した結果…→菌に感染していた

体に違和感があっても、忙しくてすぐに病院に行けないことも。

ついついその違和感を後回しにしてしまうという方も少なくないのでは?

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

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Dさんの場合……

20代だったとき、ある昼過ぎから突如腹痛に襲われました。

トイレに行っても治らず、それが続く中で休診日という事情も重なり、自宅で静養することに。

しかしその後も腹痛が続き、さらに熱まで出てきたため、翌日になって内科を受診。

そこで判明したのがカンピロバクターの感染でした。

どんな治療を受けましたか?

すぐに病院に行き、腹痛の状態や直近の食事について問診を受けました。

その後、腹部の数箇所を触診してもらい、痛みの位置を特定。

カンピロバクターに効く薬と解熱剤を処方され、服用しました。

伝えたいことは?

腹痛があっても自分で解決できない場合、すぐに医療機関に相談することをすすめています。

薬を服用することで症状が大幅に改善したと言います。

違和感があるときは早めに専門家へ

突然の腹痛や熱は、カンピロバクターに感染したことが原因だったというDさん。

体調が思わしくないと感じたら、早めの受診が大切です。

とくに、休日や混雑する時期などは予想外の体調不良に備えて、早めの行動を心がけるとよいかもしれません。

皆さんも「腹痛が続いている」など気になる症状があれば、早めに専門家に相談してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切な対応をお願いいたします。

(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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