【まさか!の出産レポ】いつもの検診のつもりが急遽帝王切開に!手術開始15分で産声が…!

【まさか!の出産レポ】いつもの検診のつもりが急遽帝王切開に!手術開始15分で産声が…!

もうすぐ出産を迎えるママの中には、不安を抱える方もいるでしょう。

わからないことや経験のないことばかりで、考えすぎてしまいますよね。

そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!

今回は、緊急帝王切開で出産したYさんの例をご紹介します。

ーーー緊急帝王切開とは、「経腟分娩を予定していたものの、妊娠経過中やお産の進行中に何らかの理由で経腟分娩が不可能と判断され、急いで行う帝王切開」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。

▶︎日本産科婦人科学会HP

Yさんの出産時の状況

■出産したときの家族構成:夫、私
■出産方法:帝王切開
■出産にかかった時間:1時間

Yさんの出産レポ

里帰り出産だったのですが、夫は予定日の1週間前に休暇を取り、県外の実家にやってきました。

前回の検診のときに先生から「念のため、入院できる用意をしてきて」と言われていたのでその準備をして、いつもの検診のつもりで夫と実家の母と3人で産院に行きました。

朝9時過ぎに、いつも通り始まった検診ですが、先生から「骨盤に対して胎児の頭が大きいので、今日帝王切開にします。お父さんもいるしいいでしょう?」と言われ、そんな予定じゃなかった我々3人は頭が真っ白に。

そのまま先生から早口で説明を受け手術の同意書にサインをし、気がついたら10時過ぎには手術着に着替え、個室のベッドで点滴を打たれていました。

そして、12時には手術が始まり、15分後には産声が聞こえ、13時には手術が終わり個室に移されるというスピード出産でした。

夫は出産の実感がないにも関わらず付き添ってくれ、母は慌ててお墓参りに行ってくれました。

出産時におこったハプニング

帝王切開の手術中、子どもが無事取り上げられたことがわかると、それまでの緊張が緩んだのか、元々麻酔が効きやすいからなのか猛烈に眠くなってきました。

さすがに寝るのは恥ずかしいので何とか耐えようと努力しましたが、お腹を縫われている最中爆睡してしまい、気がついたら病室のベッドの上でした。

パートナーのサポートはどうでしたか?

出産前に休暇を取り、車で4時間以上かかる実家に来てくれたのは本当に心強かったです。

急遽帝王切開となったので、夫は何もできず、私もして欲しいことはありませんでした。

それでも、手術前はもちろんのこと手術後もずっと付き添ってくれて、ほとんど動けない私に飲み物や食べ物の世話をしてくれたり、退屈しないよう本を買ってきてくれたり、自分にできることをしてくれたのが、本当に嬉しかったです。

出産時、複雑な気持ちになったことはありますか?

急遽帝王切開が決まったことです。

手術の可能性をほとんど想定していなかったので、「自分の想像してたお産と違う!」と思いました。

陣痛の痛さや、自然分娩を体験してみたかったので、「経験することができないんだな」と残念に感じました。

Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは

実家に里帰りしましたが、実家の赤ちゃんと過ごす部屋の片付けやレイアウト、家具などの準備を親任せにしてしまい後悔しています。

両親共に現役で働いていて忙しかったことや、実家の両親と里帰りまで会えず、出産のイメージができていなかったからか、出産予定1ヶ月前に里帰りした段階では部屋の準備ができていませんでした。

親が協力的だからと言って親に頼り切るのではなく、早い段階から希望を伝えたり、自分が動きにくくなる前に片付けを手伝ったり、お互いやりやすくするための工夫が必要です。

Yさんからこれから出産する方へメッセージ

出産は、「思っていたのと違う」ということがたくさんあります。

それと同じくらい、周囲の人の温かさ優しさに触れることもありました。

予想外のことが起こっても、「まぁ、そんなこともあるか」くらいの気持ちで、頑張ってください!

案ずるより産むが易し

出産のときはどうしても恐怖に囚われがちになります。

あまり思い詰めず、お腹の赤ちゃんと過ごせる時間を楽しみましょう。

ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。

※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。
(MOREDOOR編集部)