妊娠中はいつ陣痛がくるのか、破水が起こるのかとドキドキしながら過ごす方もいるでしょう。
出産は計画通りにいくものではないので不安になってしまいますよね。
そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!
今回は、自然分娩で出産したRさんの例をご紹介します。
Rさんの出産時の状況
■出産したときの家族構成:自分、夫、長女
■出産方法:自然分娩
■出産にかかった時間:出産自体は30~50分ほど。その後、手術があり全体としては7時間ほど。
Rさんの出産レポ
長女の出産のときは予定日より1週間ほど遅れていたので、息子のときも「遅れるかな?」と思って普段通りの生活をしていました。
ちょうど出産予定日の夕方、夫と2人で保育園に預けている長女を迎えに行き、夕飯の買い物をしにスーパーへ行ったとき「なんだか濡れてる気がする!」と思い、とっさにトイレへ行くとダラダラと羊水が出ていました。
慌てて夫に会計を済ませてもらい、病院へ電話。
「すぐに来てください」とのことだったので、すぐに病院へ行き入院。
次の日の朝に無事に出産しました。
出産時におこったハプニング
経産婦だということもあり、息子の出産はとてもスムーズでした。
陣痛の間隔が短くなってきたと思っていると、すでに全開になっていてすぐ出産へ。
息子が出てくるまでは良かったのですが、担当した先生が「あれ?」と何とも言えない反応をしていて……。
へその緒だけがするんと取れてしまい、胎盤が子宮に残ったままになっていたのです。
取り出そうとお腹を押したりといろいろと処置をしてくれましたが、出血量ばかり増えてこのままでは危険だと大学病院へ救急搬送されました。
そこでも処置をいろいろ受けて、最終的には手術という形になりました。
「もしかしたら子宮を取ることになるかもしれません」と言われたときは頭が真っ白になりました。
そんな中で迎えた手術でしたが、目が覚めたときには「無事に胎盤を取り除けましたよ」と言ってもらい、ボロボロ泣いた覚えたがあります。
出産も苦しくて痛かったけれど、その後の処置の方が本当に痛くて辛かった思い出です。
パートナーのサポートはどうでしたか?
1人目のときも2人目のときも入院時は付き添いで同じ部屋に泊まってくれました。
痛んだりすれば腰をさすってくれたり、何か欲しいものはないかといろいろ気を遣ってくれたりと、そばにいてくれるだけでとても心強かったです。
出産時に複雑な気持ちになったことはありませんが、やはり産後は気持ちの浮き沈みが激しく、夫が帰ってしまい1人で入院している間はなぜか泣いてしまうことも。
でも、やはり生まれてきた子どもを見るととても幸せで頑張ろうと思えました。
Rさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは
出産時のことではないのですが、2人目の出産で胎盤が子宮に残ってしまった原因が、恐らく妊娠中に出血し切迫流産で入院したことが関係していたかなと思います。
ずっと立ち仕事をしていたのでそれも関係あると思いますが、妊娠中は無理をしない方が良かったです。
Rさんからこれから出産する方へメッセージ
私自身、2回目の出産時に痛くて辛くて大変な思いをしましたが、それでも生まれてきた我が子を抱っこしたときには、本当に幸せな気持ちになりました。
出産は本当に大変なことだけれど、それだけ素晴らしいものだと思います。
私自身、今3人目を妊娠していてもうすぐ出産を迎えます。
前回ほどの恐怖はないと言えば嘘になりますが、もうすぐ会える赤ちゃんのために頑張りたいと思います!
これから出産される方も頑張ってください!
案ずるより産むが易し
出産に不安を感じたときは、可愛い赤ちゃんに会えることを考えてみましょう。
幸せな出産を迎えてください。
ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。
※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。
(MOREDOOR編集部)