【トランスジェンダー政治家】依田花蓮さんが呼びかけたこと『日本でニュースにならないニュース。』

【トランスジェンダー政治家】依田花蓮さんが呼びかけたこと『日本でニュースにならないニュース。』

MOREDOOR読者の皆さんにとってきっと新たな扉となる『日本でニュースにならないニュース』。
今回は、日本で初めてのトランスジェンダーの政治家、依田花蓮さんの日本外国人特派員協会による会見内容をお届けします。

小さき声をすくいあげる

トランスジェンダーである自身の経験を活かしながら、「小さき声をすくいあげる」を謳う依田花蓮さん。LGBTQや女性、若者、ひとりで孤立して生きているといった弱い立場や少数派の人々が、「私たちの声を、あなたのような人から政治に届けてください。」と彼女へ訴えるそうです。

政治で世界を変えられると証明したい

今日の若者たちは、ジェンダーや環境問題に興味を持っていますが、その反面、若い有権者の選挙での投票率は低いままだそう。依田さんは、若者が政治に対して希望を持てなくなったのは今の政治を構築してきた中高年が原因だと捉え、自分が政治で世界を変えられることを魅せる先駆けになりたいと言います。

同性婚の実現にむけて

ジェンダーの面では「同性婚の実現」と「選択的夫婦別姓」を目標として掲げる依田さん。自身が区長になったら、区独自のパートナーシップ制度を始めたいそう。日本の中心からそのような政策を始めることによって、同性婚の実現等への大きな後押しになるだろうと語ります。

日本の政治をカラフルに

日本の政治の現状は白・黒・グレーが広がると話す依田さん。女性たちが何十年も戦い続けてきても切り開けなかった扉を、次はLGBTQの自分たちが切り開いていく番だと考えているそう。彼女が作る、明るくカラフルな政治に期待したいですね。ぜひ、今後の彼女の活躍にご注目ください。
(MOREDOOR編集部)

出典:日本外国人特派員協会オフィシャルサイトFCCJchannel
※日本外国人特派員協会様の許可を頂いた上で会見内容を記事化しております。
※記事内容に関して日本外国人特派員協会様は一切関与しておりません。お問い合わせは弊社までお願い致します。