生理痛がつらくても、休みを取得できない人も多いでしょう。
そこで今回は『「生理休暇の取得は3%!?」生理に対する“女性のホンネ”記事』を30名の男女に読んでもらいました。
記事で紹介しているのは、「生理休暇を取得している人はほんの一握り」といった、驚きの実態。
読者の感想と、生理休暇に感じる思いをご紹介します。
さまざまな不満が……
『自分の代わりを誰かが担っていると考えれば、生理を理由に会社を休むことに対して、後ろめたさを感じずにはいられないのかもしれません』(22歳/会社員)
『取れると言いながら取りにくい、取れないというのが実態で、表面上の待遇になっているところも多いと思う』(43歳/無職)
『生理休暇を取ると無給になってしまうので、生活のためには無理してでも仕事するしかないですよね……』(34歳/会社員)
「生理休暇は取得しにくい」「名目だけ」といった不満の声が多く上がっていました。
生理というプライベートな部分を、職場の上司や同僚に知られることに、抵抗を感じて休めない人も多いようです。
女性同士であっても……
『ただでさえ言いにくい風潮があるので、これからはその風潮をなくして、お互いを労る環境になってほしいです』(52歳/専業主婦)
『PMSの症状も人によって差があるので、男性からの理解はもちろん、同性である女性からの理解や共感もまちまちなのかなと思います』(37歳/パート)
『それぞれ体調不良で休むことはあるので「なんでそのようなことで?」という風潮がなくなればと思います』(36歳/会社員)
女性同士であっても、生理痛がほとんどない人もいれば、身動きが取れないほど重い人もいます。
PMSもメンタルに来る人や眠気に襲われるなど症状が人によってまちまち。
こうした症状の違いを専門的に学ぶ機会が少ないので、同性からの理解も得られず苦しんでいる人もいるようです。
「生理」に限らず……
『生理という言葉を使わず、体や心が辛い人は誰でも休める日があればいいなと思いました』(34歳/会社員)
『生理休暇という名前ではなく、男性でも取得できる別の休暇を制度として整備すれば、性別による不平等感がなくなり、取得もしやすくなると思います』(32歳/会社員)
『男性陣にも知ってもらって、もっとみんなが働きやすい環境が整えばと思います』(33歳/主婦)
生理に限らず、また男女を問わず利用できる休暇制度を整えれば、今よりも休暇を取得しやすくなるかもしれませんね。
無理をしない環境に
生理休暇に対する捉え方は人それぞれ。
体や心の調子が悪いときに、誰もが無理せず働ける環境を実現していきたいですね。
調査主体:MOREDOOR編集部
調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査
調査期間:2023年01月31日~2023年02月7日
有効回答数:30名の男女
(MOREDOOR編集部)