【通い婚】だと夫婦喧嘩が起こらない…?その“ちょうどよい距離感”の魅力とは

【通い婚】だと夫婦喧嘩が起こらない…?その“ちょうどよい距離感”の魅力とは

夫婦が同居せず、時々どちらかが相手の住まいを訪ねて数日暮らす“通い婚”。
平安時代までは一般的な婚姻様式だったのだとか……!

現代ではお互いの仕事や家族の状況等により、通い婚を選ぶ人が多いのでしょうか?
今回は実際に通い婚の経験がある男女にその実態をインタビューしてみました。

通い婚を始めたきっかけは?

『当時、お互いの仕事が遅くまで続く日々があり、夜中に帰って寝るだけの生活で、夫婦の時間がなくご飯も作ってもらうことも申し訳ないと思ってしまったから。』
(34歳/主婦)

『お互い自分の時間やスペースを確保したかったから。』
(35歳/パートアルバイト)

『結婚を決めて一緒に住み始めたところで転勤になり、妻は学校の先生で転職できなかったため。』
(32歳/会社員)

通い婚を選択する際の障壁は?

『一人の時間が寂しいと思うこと。でも電話したり付き合っていたときのような距離感も楽しいと思えた。』
(34歳/主婦)

『まだ通い婚の認知は低く、夫婦は一緒に暮らすものだという常識を押し付けてくる人がたくさんいること。』
(35歳/パートアルバイト)

『お互いの気持ちが離れていかないか不安があったこと。でも毎日電話をして乗り越えた。』
(57歳/会社員)

通い婚のメリットは?

『生活にメリハリが出る。子どももパパの帰りを楽しみにしている。夫婦喧嘩が起こらない。』
(37歳/自営業)

『会えて嬉しいなどの気持ちを素直に伝えられる。』
(34歳/会社員)

『1人の時間をしっかり作れる。』
(27歳/会社員)

通い婚のデメリットは?

『交通費がかかる。』
(34歳/会社員)

『お互いのタイミングが土日しかないので、結婚した意味があったのかな?という気持ちになってしまう。』
(38歳/会社員)

『浮気のリスクが心配になる。』
(34歳/主婦)

「パートナーとの絆が深まったかも」と思うことは?

『お互い会えない時間が続いても、お互いのことを想ったり気遣ったりできるようになったこと。』
(27歳/会社員)

『私が熱を出し、相手が会社を休んで家に来て仕事をしてくれているのを見た時。』
(38歳/会社員)

『毎日いろいろと電話をしているとお互いの仕事のことがわかって帰ってきたときにいつも「ご苦労様」という気持ちがうまれたこと。』
(57歳/会社員)

どんな方に通い婚はおすすめ?

『一緒にいる時間が多い方。』
(34歳/主婦)

『愛する人はいるけど、仕事を頑張ったり1人の時間をしっかりと作りたい方。』
(27歳/会社員)

『趣味が全然違ったり仕事上のライフスタイルが極端に違う場合。』
(32歳/会社員)

一人一人異なる結婚観

お互いの家に通うので、1人の時間ができたり、そのままの生活スタイルを維持しやすかったりと自分のプライベートが確保しやすい通い婚。
また、「相手を思いあえる」「ご苦労様という気持ちが生まれる」と、少し離れるからこそ“ちょうどよい距離感”で接することができる点も魅力のようでした!

パートナーとどんな関係でいたいか、選択肢はさまざまです。
自分がどのような生活を送りたいのか、一度考えてみるのもいいですね。

みなさんは“通い婚”をどう感じましたか?

(MOREDOOR編集部)

調査主体:MOREDOOR編集部
調査方法:インターネット上のアンケート調査
調査期間:2022年8月8日
有効回答数:10人の男女