「タンポンを取り出す時すごく痛くて…」タンポンに向いてる人って…?知っておくべき注意点とは(婦人科医監修)

「タンポンを取り出す時すごく痛くて…」タンポンに向いてる人って…?知っておくべき注意点とは(婦人科医監修)

生理中の経血の漏れや、ナプキン交換のタイミングは女性にとって超重要問題。
ストレスに感じている方も多いのではないでしょうか?

そんなとき、役立つのが“タンポン”です。
けれども、苦手意識がある方も多いかもしれません。

そもそもタンポンが向いている人とはどのような人なのか?
注意すべき使用方法など、タンポンの疑問点を解消していきましょう。

〈記事監修医師プロフィール〉
『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫
ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。

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【お悩み】タンポンを取り出す時に激痛


1日中立ち仕事で、トイレに行けなさそうなときにトライ。
8時間くらいつけていたのですが、取り出すときにすごく痛くて、タンポンもパンパンになっていました。

一応、使ってよい時間は守っていたのですが、取り出すタイミングはどうやって計ったらよいのでしょうか。
ナプキンだと交換タイミング分かりやすいのですが、長時間はもたないし、まだ解決策が見つかっていません。
(27歳/会社員)

タンポンの注意すべき使い方

タンポンとは、ちつに挿入するタイプの生理用品。
正しく使用すれば、とても快適で役立つアイテムです。

一方で、間違った使い方をすると、痛みや不快感が生じるかもしれません。
注意すべき点は、「タンポンの挿入位置」と「吸収体と経血量」。

浅めの位置ではなく、怖がらずにしっかり奥まで正しい位置に挿入しましょう。

そして吸収体に対して経血量が少ないと、ちつ内で繊維が摩擦を起こし痛みを感じる場合があります。
基本的にタンポンには4サイズあるので、経血量に合わせてサイズを選びましょう。

エピソードのように、タンポンがパンパンになると、取り出す時に痛みを伴うことがあります。
基本的にタンポンの使用時間は4~8時間ですが、経血量が多い日は早めに取り替えるほうがよいかもしれません。