“カジュアルズ”黎明期を描いた『アウェイデイズ』レイティングR18+に ビジュアル完成

クランクイン!

 完成から11年を経て日本初公開される、英国フットボール発祥の文化“Football Casual(カジュアルズ)”の黎明期を描いた映画『アウェイデイズ』の日本オリジナルメインビジュアルが完成。併せて、本作のレイティングがR18+となったことも発表された。

ケヴィン・サンプソンによる同名小説を映画化した本作は、1979年のイングランド北西部マージーサイド州を舞台に、破滅的な生き方をする若者たちの姿を描く青春映画。

“Football Casual(カジュアルズ)”とは、一般的にイングランドで毎週末にサッカースタジアムに通う労働者階級のファッションを指す。70年代の終わりに、何千というリヴァプールのサポーターたちがチームに帯同してヨーロッパをまわり、アディダスのスニーカーを履いてロンドンのチームとの試合に行き、それを見たロンドン子たちが衝撃を受け真似ていったという大きな流れがある。カジュアルズたちがスポーツブランドに身を包むのは、スタジアムに入りやすくするためだと言われている。

1979年、イングランド北西部マージーサイド州バーケンヘッド。母を1年前に亡くし、悲しみの癒えない父と妹のモリーと暮らす19歳のカーティ。下級公務員として働く彼は、収入のすべてを遊びに費やす気ままな毎日を送っていた。そんなある日、彼はあるライブで悪名高いギャング集団“パック“の一員、エルヴィスと出会う。2人の間には誰にも邪魔することの出来ない友情が芽生えるのだが、それは互いに惹きつけ合いながらもどこか不安定で、いつ壊れてもおかしくないコントロール不能なものだった…。

本作で描かれるのは、圧倒的な暴力とセクシャル、そしてロックンロールに満ちあふれた世界。Joy Division、The Cure、Magazine、Echo & The Bunnymen、Ultravoxの音楽をバックに、若者たちが自らの拠りどころを探し、絶対的な者へ憧憬を抱き、コミュニティの中で避ける事の出来ない運命にもがき苦しむ様をリアルに映像化している。

公開当時は映画『さらば青春の光』(1979)、『トレインスポッティング』(1996)、『コントロール』(2007)、『スタンド・バイ・ミー』(1986)等の要素を詰め込んだ『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー著/1951年)のジャックナイフ版であると紹介された。

メインビジュアルは、フットボールスタジアムのピッチのような場所を背景に、7人の男たちが佇む姿を捉えたもの。ピッチの色は、ギャング集団“パック”が好んで身にまとったピーター・ストーム社のナイロンアノラック“カグール”を思わせるモスグリーン色。7人の男たちが見つめる先はバラバラで、足元から伸びる影には大きな亀裂が入っているようにも見える。女性の姿はどこにもなく、男臭さが充満したメインビジュアルとなっている。デザインは過去に映画『ノーザン・ソウル』、『グッド・ヴァイブレーションズ』などを手がけた武田明徳氏。このメインビジュアルを掲載したチラシは近日上映劇場にて配布される。

映画『アウェイデイズ』は10月16日より全国順次公開。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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