日本で一番暑いドンキ、猛暑でも焼き芋の販売続ける理由が素晴らしかった

しらべぇ




17日、静岡県・浜松市で最高気温41.1℃を観測。これにより2018年に埼玉県・熊谷市で観測された国内の史上最大気温の記録と並び、世間に大きな衝撃を与えた。

そんな猛暑が続く8月中旬のある日、記者が熊谷最寄りの「ドン・キホーテ」を訪れると、そこには季節と完全にミスマッチな商品「焼き芋」が販売されており、思わず目を疑ってしまった。

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■灼熱のドンキ


熊谷から最も近いドンキ店舗は「行田持田インター店」となり、正確には熊谷市のお隣の行田市に位置する店舗なのだが、来客は熊谷市のユーザーがかなり多い模様。



入り口には冷感グッズがズラリと並んでおり、「行田も暑いぞ!」と熊谷への対抗意識がヒシヒシと伝わってくるPOPも確認できた。

やはり日本一暑い街に住む人々が通っているだけあり、冷感グッズの売れ行きが好調なことは、店内に陳列された商品在庫を見ただけでピンと来る。しかしそんな中、明らかに異彩を放っている商品の姿が…。そう、熱々の焼き芋である。


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■広報に話を聞いた




思わず、「夏仕様の冷やし焼き芋かな?」といぶかしんでしまったが、やはりホッカホカなガチな焼き芋の模様。なぜ日本一暑い街に隣接したドンキが、真夏に焼き芋を売っているのだろうか。



好奇心が刺激された記者は、ドンキを運営する「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」(PPIH)の広報に取材を行ない、ドンキの焼き芋事情についていくつか質問してみた。

ここ数年、ドンキでは通年焼き芋を販売する店舗が増えており、熱狂的なリピーターもいるのだとか。さらに、その人気は国内だけに留まらないという。

■世界に羽ばたくドンキの焼き芋




今年7月、香港に3つ目の店舗がオープンしたりと、諸外国でも知名度が高まりつつあるドンキ。その中でも、シンガポールの店舗では焼き芋が異例のメガヒットを続けているそうだ。

シンガポールといえば常夏の国というイメージが強く、焼き芋はミスマッチな気もするが、同国のドンキでは「焼き芋が代名詞的な存在となっている」と広報も力説していた。

暑い地域に住んでいる人々は、熱い食べ物に惹かれる傾向があるのだろうか。「行田持田インター店」の店員に話を聞いてみると、夏場に焼き芋を買っていく客の絶対数は少ないものの、同店にもリピーターは一定数いるよう。そんな焼き芋ヘビーユーザーのため、売り場の明かりを常に灯し続けているという。

■勇気を持って実食




記者が店舗を訪れた8月中旬、現地の気温は38℃前後であった。少し前であればこんな暑さの中で焼き芋を食べるなど「狂気の沙汰」と切り捨てていただろうが、「遠い異国の地で日本の焼き芋が愛されている」という事実を受け、胸の中が言いようもない熱さに包まれていたのも事実。



そこで1つ購入し、炎天下の元で実食を始めたのだが、来客たちの「こいつ正気かよ…」という視線があまりに痛すぎる。特に、年端もいかぬキッズたちは遠慮ない眼差しを投げかけてくる。



真夏に焼き芋を食べて熱中症になっては洒落にならないので、ひとまず冷房の効いた休憩スペースに退避。甘味と皮部分の苦味が絶妙に合わさった芋の味わいを存分に堪能することができた。



ちなみにドンキの焼き芋は、店舗ごとに使用している芋の品種が異なるという。それぞれ食べて比べてみても面白いだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

当記事はしらべぇの提供記事です。

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