中国、ゲームするのに実名登録が必要に

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Image: shutterstock

ホントウノナマエヲニュウリョクシテクダサイ。

この秋から、中国でゲームしようと思ったら実名登録が必要になります。

中国共産党中央宣伝部のFeng Shixin氏が先日、健全なゲームのあり方について語りました。いわく、ゲームをするには実名登録が必要で、そのための実名認証システムを9月から導入すると。認証システムはIDと照らし合わせて実名かどうかを確認。中国のゲーム大手TencentやNetEaseは、すでに独自の認証システムを採用しているそうですが、今回これを国レベルに引き揚げた形。

健全な若者育成のため、らしい


中国といえば、ガチゲーマーが多くいる濃密なゲーム文化がある国。しかし中国政府は、健全な若者育成のために、ゲームのあり方をコントロールしたいわけで。今回の実名認証システムも、表向きはゲーム中毒対策となっています。ゲーム業界に向けては、クリエイティブで、上品で、かつ温かみのある作品を作れと政府が呼びかけているといいますが。うーん。何をもって健全なのか。ゲームは本当に人格形成に悪影響なのかって話ですけれど。そもそも健全うんぬん以前に、本当のところはゲーム内の国民の行動も把握したいってことなんですよね。

中国ではゲームをリリースするにあたり、当局に申請を出し、レビューを受け、承認を得ねばなりません。しかし、ネタ元のThe Registerいわく、実際は今年前半だけで100を超えるタイトルが承認なしでリリースされたというザル状態にあるといいます。だからこそ、実名登録認証でゲーム業界への手綱を握り直したいということなのでしょう。今月頭には、Apple(アップル)が中国App Storeから認証なしゲームアプリが大量削除されており、政府が今、ゲーム業界にいっそう厳しい目を向けているのが伺えます。

ゲーム業界を把握・コントロールしたい政府。自由にプレイしたゲーマーたち。政府 vs ゲーマーのバトルのほうが、ゲームそのものより盛り上がってしまいそうな…。

Source: The Register

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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