BLACKPINKの厳しすぎる極貧時代…衝撃受けるほど過酷な韓国の「練習生」

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 BLACKPINKが練習生時代の極貧生活を語り、話題となっている。YouTubeで公開されているドキュメンタリー番組『24/365 with BLACKPINK』第5話(8月1日配信)で、練習生時代の合宿所生活がいかにつらかったか振り返ったのだ。

当時の食生活は、ジェニー曰く<チキンの出前とかあまり頼まなかったよね。思い出すのはスクランブルエッグといちごジャム>と、とても質素だった。「水餃子とオリエンタルドレッシング」も当時の定番だったという。

そうした献立は、お金がないなかでもなんとかして食事を楽しもうとする創意工夫によって生まれたものだという。ジェニーは<あの頃は出前を頼むほどのお金もなかった。月に一回スーパーに行って、卵やイチゴジャムを買ってた>と語り、当時の懐事情を振り返る。

BLACKPINKはBIGBANGや2NE1が所属する業界大手の芸能プロダクション・YGエンターテインメントに所属。2016年にデビュー後はすぐにブレイクし、翌年行われた日本デビューショーケースの会場は日本武道館。2019年には東京ドームでの単独公演も実現させた。最近はアメリカでも成功をおさめ、レディー・ガガと共演した楽曲「Sour Candy」もリリースしている。

瞬く間にスターダムにのし上がったように見えるBLACKPINKも、デビュー前は出前を頼むことすらできなかったとは驚きだが、当時4人が暮らしていた合宿所はゴキブリやムカデが大量発生する場所であったという。

ジェニーは<ゴキブリと一緒に住んでいました>と話す。部屋に出てくるゴキブリは1匹や2匹ではなかったようで、ジスはコップにゴキブリを入れて捕まえたと喜んでいたら背後にもう1匹現れて絶望したエピソードを語る。そうした事態で最も頼りになったのはリサ。リサはムカデをA4用紙に包んで外に放り投げる役を率先して担っていたそうだ。

そうした練習生時代の苦労話をしていたら感極まるものがあったようで、ジスは<(合宿所に入ったことを)少し後悔してる。すごくつらかったから>と話し、ロゼも親元を離れて暮らさなければならなかった寂しさを思い出して涙を流してしまった。

しかし、そういった経験を一緒に乗り越えたからこそ、いまのBLACKPINKがある。ジェニーの<あの時があったから私たち4人の絆が深まった>という言葉に4人はうなずき、お互いを抱きしめ合うのであった。

K-POPの世界的成功にまつわる光と闇
 完成度の高い歌とダンスを武器に、いまや東アジアのみならず世界中で人気を獲得しつつあるK-POPだが、その基礎には練習生時代の血が滲むような特訓がある。

これは決して“美談”ではない。思春期の少年・少女を徹底的に管理し、過酷な練習をさせる構造は韓国国内でも時に批判の対象となってきた。

韓国紙「朝鮮日報」は、朝の6時から深夜の1時までダンス・歌・演技・外国語のレッスンが延々と続き、その生活に数年間は耐えなければならない状況を「鉄格子のない監獄」と表現。加えて、学校にまともに通えないため社会に適応する過程を経ることができない環境や、「恋愛禁止」「SNS使用の制限」など徹底した私生活管理も問題視している。

韓国紙「中央日報」では、大衆文化評論家のハ・ジェグン氏が「未成年者は社会化を経るべきだが、芸能人教育だけに没頭すれば成功できなかった時の副作用がとても大きい」「未成年者を事業手段としてのみ利用しようとする一部業者の見方を矯正するために、韓国演芸マネジメント協会などが自浄努力をしなければならない」と警鐘を鳴らしていた。

TWICEのミナ・サナ・モモ、NCT 127のユウタ、PENTAGONのユウトなど近年では渡韓して韓国の芸能プロダクションに所属する日本人も増えており、決して他人事ではない。そもそも、こうした構造は日本の芸能界もあまり変わらない。

BLACKPINKのエピソードは一見いい話にも思えるが、その背景にあるものを考えると、彼らの心境に思いを馳せずにはいられないのであった。

当記事はwezzyの提供記事です。

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