犬飼貴丈「竜星涼さんとは現場以外でも裸の付き合いをしました」驚きの裏話

ananweb

2020/8/5 19:20

夏真っ盛りにもかかわらず、「今年は夏定番の遊びを満喫できないのでは?」と落ち込んでいる人も多いはず。そこで、夏も海もお祭り騒ぎも青春も、すべてが一度に体感できてしまう映画『ぐらんぶる』をご紹介します。今回は、「絶対に映像化不可能」と言われた話題作に出演したこちらの方にお話をうかがいました。
写真・北尾渉(犬飼貴丈)

■ 俳優の犬飼貴丈さん!

【映画、ときどき私】 vol. 315

夢のキャンパスライフに胸を膨らませる北原伊織と今村耕平という2人の男子が、あるダイビングサークルとの出会いをきっかけに、刺激的な日々を送っていく姿がユーモアたっぷりに描かれている本作。『仮面ライダービルド』やNHK連続テレビ小説『なつぞら』で注目を集めた犬飼さんは、竜星涼さんとともにダブル主演を務めています。

演じているのは、無駄にイケメンなアニメオタクの耕平。そこで、ほぼ全編裸と言っても過言ではないほど体当たりで挑んだ犬飼さんに、舞台裏や自身の思い出について語っていただきました。

―今回のオファーがあったとき、マネージャーさんは参加を即決したそうですが、ご自身の反応はいかがでしたか?

犬飼さん
 僕はもともと原作を知っていたので、昨今のアニメや漫画が実写化する流れのなかでもこの作品は無理だろうなと思っていました。なので、初めて聞いたときは、「本当に実写化するの?」という驚きのほうが強かったですね。

―そんななかで喜びと不安、どちらのほうが大きかったですか?

犬飼さん
 もちろん、喜びはありましたが、「観てくださるファンの方々に納得していただかなければいけない」というプレッシャーもあったと思います。特に、原作のノリをそのまま実写にするのはちょっと難しいところもあったので、うまくバランスを取りながら慎重にやらなきゃいけないなという気持ちがありました。

―ここまで主人公たちがほぼ裸の姿になる作品も珍しいと思いますが、そこに対する抵抗はありませんでしたか?

犬飼さん
 まずは、コンプライアンス的にヤバいんじゃないかなというのと、普通に人前で裸になるって誰でも恥ずかしいことだと思うので、そこに対する抵抗は当然ありました。でも、僕がインした瞬間に目の前を走り抜けていったのがほぼ裸の竜星さん(笑)。その様子を目撃して、「こういう現場なら大丈夫だな」と順応していった感じです。

■ 今回の現場は、最初から最後までほぼ裸でした(笑)

―なるほど(笑)。とはいえ、最初のシーンはやはり緊張したのでは?

犬飼さん
 僕よりも、逆にエキストラのみなさんが目のやり場に困っていて、すごく戸惑っていたのが印象的でした。

―確かに、それはあったでしょうね。ちなみに、今回裸になるにあたって、事前に体作りなどもされましたか?

犬飼さん
 最低限プヨプヨしないこと、というのは意識しましたが、それ以外は特に準備しませんでした。というのも、はじめからムキムキだとこの役としては違和感がありますからね。

―現場では、どのくらいの割合で裸のシーンがありましたか?

犬飼さん
 最初から最後まで、わりとずっと服を着ていなかったんじゃないかな。服を着ているときのほうが珍しかったので、基本的に現場行ったらパンツ一丁か裸かみたいな状態でした(笑)。

―ほかではあまりないことですよね。では、撮影中に起きたハプニングなどがあれば教えてください。

犬飼さん
 けっこういろいろあったんですけど、服を着ないで撮るシーンが多かったので、竜星さんがかなり日焼けしてしまって、シーンのつながりが危なくなったことはありました。あとは、沖縄でダイビングしているときに人間に立ち向かってくるメンタルの強い魚がいて、それに襲われかけたのもハプニングでしたね……。

―魚に襲われたんですか!?

犬飼さん
 ちょうど卵を守っていたときだったらしく、近づいたら攻撃されてしまいましたが、適切な距離をとってことなきを得ました。でも、足のフィンを噛まれたりして、本気で危なかったです。そのときは、「ここはお前のフィールドじゃないよ」と言われている気がして、気持ちも引き締まりました。

■ 海のなかはリトルマーメイドの世界のようだった

―それはけっこうな恐怖体験でしたね。とはいえ、本作ではダイビングのシーンも大きな見どころ。実際にライセンスも取られたほど、事前にかなり練習もされたんですよね?

犬飼さん
 ダイビングをしたのは、今回が初めてで不安も大きかったですが、撮影が始まる前に、ライセンスを取りに行かないといけなかったので、まずはそこで練習しました。撮影に入ってからもダイビングの練習時間を取っていただいたので、本当の部活くらいの練習量だったと思います。

―実際にいろいろな海を潜ってみて感じたダイビングの魅力とは?

犬飼さん
 僕はけっこうディズニーが好きなので、かなり個人的な感想ですが、沖縄のきれいな海に潜ったときは大好きなリトルマーメイドの世界みたいに感じました。これはライセンスを取ってもぐらなければ見られなかった景色だなと。耕平が初めて海に潜ったときと同じ感覚を得られたのはうれしかったですし、本当に感動した瞬間でした。

―そんなふうに同じ感動を味わったり、練習を一緒にしたことでキャスト間の絆も強くなったと思いますが、竜星さんとの共演はいかがでしたか?

犬飼さん
 本当に仲良くならないままバディの役をするのは嫌だなと思っていたんですけど、竜星さんはすごく気さくな方なので、スムーズに仲良くなれました。実際に体験してみて思いましたが、裸の付き合いは心と心の距離を縮めますよね。おかげで急速なスピードで仲良くなれた感じはありました。

■ 細かいアドリブを見つけて楽しんでほしい

―ほぼ裸でいたことで、お互いに心もすぐにオープンになれたということでしょうか?

犬飼さん
 そうですね。あとは地方でのロケが多かったこともあり、撮影のあとにご飯に連れて行ってもらったりもしたので、そういうコミュニケーションの取り方でよりいっそう仲良くなれたというのもあったと思います。温泉もあったので、毎晩のようにみんなで一緒に入りましたね。本当に裸の付き合いができたので、心の距離も縮まっていったのだと思います。

―現場でも現場以外でも、今回はずっと裸の付き合いをされていたんですね(笑)。

犬飼さん
 ただ、その影響で、自分の感覚がおかしくなったこともありました。というのも、この作品の撮影中に違う作品も撮っていたんですが、その現場に行ったときに、普通にみんながいる前で着替え始めようとして、「あ、ダメだ! ちゃんと衣装室に行かなきゃ!」みたいなことになり、現実世界とのズレは生じていましたね(笑)。

―そんなところにも、支障が出ていたのですね……。

犬飼さん
 元に戻すのに、わりと時間がかかりました。

―危なかったですね。この現場で、竜星さんから刺激を受けた部分は?

犬飼さん
 僕の役は、いろいろできる役だったので、わりとアドリブ多めで演じさせていただきました。でも、それができたのは、竜星さんがしっかり受け止めてくださったからこそ。安心してアドリブができたことに感謝していますし、仕事に対する向き合い方は見ていてものすごく刺激になりました。

―ちなみに、犬飼さんイチオシのアドリブシーンがあれば、教えてもらえますか?

犬飼さん
 シーンが始まってわちゃわちゃしているところが多いですが、大きなアドリブというよりも細かいところでいろいろとしているので、それをみなさんで見つけていただきながら楽しんでもらえたらうれしいなと思います。

■ 髙嶋政宏さんの演技は、とにかく衝撃的でした

―細かいところまで注目ですね。あと、今回はダンスシーンも見どころだったと思いますが、練習などは大変でしたか?

犬飼さん
 絶妙な配置とタイミングで動かないといけなくて、人数も多かったので難しかったですね。やっぱりそろっていないときれいに見えないので、そういうところに気を遣いながら踊るのは大変でした。でも、練習をたくさんして、みんなできっちりと仕上げたので、本番ではわりとスムーズにOKをもらうことができてよかったです。

―ちなみに、共演の髙嶋政宏さんがダンスシーンに関して、アドリブを見せて周囲を驚かせたそうですが、その瞬間は目の当たりにされましたか?

犬飼さん
 実際に見ていましたが、ここでは言えないような危ないアドリブをしようとしていて、現場がざわついていましたね(笑)。本編で使われていたのは、乳首をこすりながら近寄ってくるような動きでしたが、それを超えるようなことをされようとしていて本当に衝撃的でした。

―さすが髙嶋さんですね。それを見てどうでしたか?

犬飼さん
 そのときの僕は服を着ていたんですが、ただただすごいなと。これは高嶋さんのキャラだからできることでもあるんですけど、本物の役者さんならではのものを見せていただいたので、尊敬しています。

■ 実生活でもオタクなので、役作りしていない部分もある

―そのあたりも見逃せないですね。今回演じた役についてもおうかがいしますが、オタクの役ということで、どのような役作りをしましたか?

犬飼さん
 実は、僕自身がもともとオタクなので、そのあたりはスムーズにいった感じでしたね。

―つまり、役作りしていない部分もあると。

犬飼さん
 そうですね、あまりしていなかったかもしれないです。でも、台本で読んだ時点では想像できない部分も多かったので、今回はわりとフラットな状態で現場に入りました。

―ちなみに、犬飼さんのオタクな部分を教えていただけますか? 
犬飼さん
 昔からアニメや漫画が大好きで、いまもずっとハマってはいますが、最近は特にゲームに夢中なので、夜な夜なオンラインで友達とゲームをしています。

あと、おうち生活をしていたときには、いままでの趣味をより深く掘っていこうと思って、好きな音楽の理論を学んだり、覚えたりしたりもしました。アニメや漫画でも、いままで見たことなかったジャンルや幅広い作品をたくさん観たので、自分の趣味について話せることも増えたかなと思っています。

―趣味を極めたことで、仕事にもつながっている部分もあるのでは?

犬飼さん
 もちろん、仕事にもつながればいいなという考えはあります。ただ、もともと自分の好きなことや興味のあることはちゃんと話せるくらい突き詰めたほうがいいと考えているほうなので、今回はめちゃめちゃ掘っていきました。地中を越えて、地球内部のマントルくらいまで掘り進めたと思っています(笑)。

■ 忘れられない青春の思い出とは?

―素敵です(笑)。また、この作品では青春時代ならではのエピソードが満載ですが、いまだから笑える青春の思い出があれば、教えてください。

犬飼さん
 高校時代ですが、『ぐらんぶる』に近い思い出が僕にもありまして、バスケットコートのある友達の家に放課後集まっては、1on1(ワンオンワン)をしていました。ただ、負けた人が全裸になるみたいな遊びだったので、まさに劇中の野球拳と同じような感じですよね。

僕たちは、「ワンオンワン」ではなく、「〇ンオンワン」と呼んで遊んでいましたが……(笑)。それが『ぐらんぶる』とめちゃめちゃ被ったので、撮影中もそんなことを思い出しながらやっていました。

―ほぼ同じことをされていたんですね(笑)。観る方もそんなふうに青春の思い出がフラッシュバックすると思いますが、見どころなどを最後にメッセージとしてお願いします!

犬飼さん
 若い人だけではなく、実は大人の方々にも刺さる映画だと僕は感じています。というのも、この作品はきっと青春時代の些細なことを思い出したり、青春へ想いを巡らせたりするきっかけになるからです。そういう意味では、青春ノスタルジー映画の側面もあると思うので、たくさんの方に観ていただきたいと思っています。

あとは、チケットを買って劇場に入ってしまえば、強制的に裸を見せられることになるので、単純にバカだなっていう目で見て、偏見なしに楽しんでいただけたらと(笑)。夏の思い出に少しでも寄り添えればうれしいです。

■ インタビューを終えてみて……。

裏話から青春時代のギリギリの話まで、笑わせてもらいっぱなしとなった今回の取材。劇中では、イケメンもびっくりの変顔満載の犬飼さんですが、取材の撮影では色気満載のギャップを披露してくれました。ananであることを伝えると、「いつでも脱げます」とも言ってくれましたが、その肉体美は本作で存分に堪能してください!

■ 次から次とやってくる夏の欲望に溺れる!

脱力系ならぬ、脱衣系の最高峰とも言えるほど全力の脱ぎっぷりで突っ走っている本作。イケメンたちの裸にドキドキすることはもちろん、これを観ただけでひと夏分の思い出を味わえるかも!?

■ ストーリー

青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し…国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに…「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。

やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった! 狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも⁉ 神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてください…ヤバすぎるメンバーに囲まれた、伊織と耕平の運命はいかに⁉

■ ぶっ飛んだ予告編はこちら!



■ 作品情報

『ぐらんぶる』キャスト:竜星涼 犬飼貴丈 与田祐希 朝比奈彩 小倉優香 石川恋 / 髙嶋政宏8月7日(金)より、全国ロードショー配給:ワーナー・ブラザース映画(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020映画「ぐらんぶる」製作委員会

当記事はananwebの提供記事です。

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