8・9RIZIN初参戦!親子総合格闘技王者 渡部修斗独占インタビュー!「RIZINは強い相手と戦う舞台、人生をひっくり返したい」

SPICE

2020/8/5 09:44


Fighting NEXUS初代バンタム級王者としてRIZINに初参戦する渡部修斗は、修斗初代ウェルター級王者・渡部優一を父に持つ親子2代での総合格闘技チャンピオン。リングネームでなく「修斗」を本名とする渡部は、相手が警戒しながらも掛かってしまう「マジカルチョーク」で勝ち星を重ね大舞台に辿り着いた。第1戦で迎えるは元UFCファイターの強豪・井上直樹。新たな舞台でさらなる飛躍はなるか。

▼RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム柔術)
vs
渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)

夢の大舞台・RIZINへ



――小学校から柔道、中学からレスリングを経験した修斗選手は魔裟斗選手の引退試合(2009年大晦日)を会場観戦したのをきっかけに総合格闘技の道に進みましたが、今回大舞台に立つ夢を叶えたことになります。

修斗:本当にああいう舞台に憧れて格闘技を始めたっていうのがあったんですけど、チャンピオンになった(18年12月)後、1回目標が見えなくなっちゃった時期っていうのがありました。どこを目指してやっていけばいいのか分からなくなったんですけど、周りの人が「RIZINで見たい」と言ってくれたり、同門の青野(ひかる、DEEP JEWELSで活躍中)や練習仲間がすごくRIZINに出たがっていて、“みんなが望んでいるものって何だろう?”って考えて、そこで答えを出しました。それからはずっと自分で発信して、周りの仲間も諦めちゃうことが多かったんですけど、“諦めなければ夢は叶う”っていうことを証明したかったんです。だからオファーが来て実現できた時、後輩や練習仲間に対してそういうのが見せれたかなと思います。今はRIZINに出るのが決まって新しい目標が見えてきて、チャンピオンベルトを求めていた時と同じ気持ちで楽しみです。

――NEXUSで王者になった後は迷った時期もあった?

修斗:大舞台に憧れはあったんですけど、“ああいうのは特別な人が出るところで、自分なんかじゃ無理だ”って諦めかけていたところがありました。強さがそこに届かない届かないとかじゃなく、勝ち続けても声が掛からないし、自分は縁がないんじゃないかって諦めかけていました。でもやっぱり続けることだし、やめちゃダメだと思います。魔裟斗さんが“成功への近道は一番苦しい道を進むことだ”みたいに言っていたのを聞いたことがあって、自分もそれを昔から大事にしてきました。やっぱりラクをして夢は叶わないと思うので、成功したいんだったら一番キツい道を進むしかない。その先に夢だったり目標があると思うし、そこを越えないと叶うものも叶わない。だから自分もキツいなぁと思うことをたくさんやって、試合も1回も負けれないと思ったし、そのための練習もして、本当に格闘技に時間を使ってきました。


「格闘技がないと生きていけない」


――2009年大晦日の試合がきっかけとなり、始めたのは2010年ですから、ちょうど総合格闘技を始めて10年の月日が流れたことになります。

修斗:その10年にいろいろあったし、長いようで短かったです。でも格闘技がないと生きていけないし、後悔は全然ないです。今はもう格闘技が全部なので。

――RIZINはそう言えて、かつ実力を持っている、そんな選手たちが集まる場所なのかもしれません。

修斗:これからはほんと未知の世界で、RIZINで戦いたい選手もいるし、周りの目も今までと比較にならないと思います。だからと言ってRIZINに1回出て終わりじゃしょうがないと思うので、これからどう自分のポジションを確立していくか、どんどん強い相手と戦っていくっていうのがすごい楽しみです。


「周りの目をひっくり返したい」


――そんな中第1戦で対戦する井上選手は、19歳という日本人最年少でUFCと契約を交わした強豪です。

修斗:すごく強いですよね。元UFCファイターっていうブランドもスゴいと思いますし、周りが“井上が勝つだろう”って思っているのも知ってます。でも、だからと言って悲壮感がある訳でもないし、相手が強かろうが弱かろうが自分が準備していくことって一緒なので今までと変わらないです。別に格下だから軽めの練習でいいやとかそういうことをやってきたことは1回もないし、だから相手が強い・弱いで別に何かが変わるっていうのはないですね。ただ“周りの目をひっくり返してやりたい”っていうのは思います。ここで結果を出したら全然違うと思うし、そういうチャンスが目の前にあるので、人生がひっくり返るぐらいのことをしたいと思います。

――では、大舞台で強敵を前にチャンスとして燃えていると。

修斗:やっと注目を浴びる舞台で注目を浴びれる選手と試合ができるので、自分の実力を証明したいです。自分のことを弱いと思っている人もいっぱいいると思うので、みんなの前で自分の力を証明したい。練習仲間とかは自分を信じてくれているので期待に応えたいし、そういう試合ができたらなと思います。やっぱり出て満足してもしょうがないので、試合ですし勝ちたいです。とにかく勝つだけです。


自分の実力を証明していく


――では望んでいた大舞台で、自分の実力を証明していくための第一戦と。

修斗:そうですね、1戦目からなかなかですけど(苦笑)。でも逆に、この選手と試合をすることで自分の実力を証明できますよね。これであまり知らない、実績のない人に勝ったところで自分の実力を証明できる訳ではないので。もしそれだと“RIZINっていう大きな舞台だけど、今までと変わらないじゃん”ってなっちゃうと思います。RIZINに出るっていうのは、こういう強い相手と戦うことっていうのを分かってました。評価が上がらない試合をしても時間がもったいないというか、自分と同じぐらいだったりちょっと下の選手とやるのは他の大会でもできるので。だからRIZINでできる相手という意味では最高だと思います。だから本当にプロデビュー戦の時と同じ感じです。プロデビュー戦の時も一番下っ端で誰もが格上だったし、なのでその時とほんと同じ気持ちです。

――最後に改めて試合の意気込みをお願いします。

修斗:もう何が何でも勝つ、毎試合これで、ここ数年ずっと勝つことしか考えていないです。自分が悩んで“これからどうしよう”っていう時にDEEPに出て、そこからRIZINに繋がったので、運命だと思っています。他の道を選んでいたらこうなっていなかったと思いますし、だから本当にNEXUSやDEEPには感謝しています。なのでそういう人たちに恩返しをしたいし、期待に応えたいです。




当記事はSPICEの提供記事です。

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