『ハケンの品格』春子を巡ってまさかの三角関係に?最終回結末の行方は…

dwango.jp news

2020/8/5 06:00


篠原涼子演じる“スーパーハケン”大前春子が13年ぶりに帰ってきた『ハケンの品格』2020。毎話、痛快な展開で視聴者を楽しませてくれた同作も、いよいよ最終話を迎える。

セミファイナルとなった第7話では、ラストに里中(小泉孝太郎)がなんと春子にプロポーズ。視聴者も、かつて春子にプロポーズした同期・東海林(大泉洋)をも驚かせた。



最終話は一体どんな展開になるのだろうか。注目ポイントを振り返ってみたい。

まず、6話から描かれているAI vs 人間の結末だ。『ハケンの品格』といえば、“ハケン”春子と正社員とのバトルが見どころのひとつ。前作でアンチハケンであった東海林は、13年の時を経てハケンを仲間だと言うまでになった。宇野部長(塚地武雅)や宮部社長(伊東四朗)はいまだにアンチハケンだが、春子の現在の天敵は別にある。それがAIだ。

第6話でS&Fは、AIの判断によって「まごころ弁当」を作る隅田フーズとの契約を打ち切った。隅田フーズの作るまごころ弁当はコストがかかっていたためだ。隅田フーズのピンチに救世主として現れた春子だったが、あえてS&FのAIが判断した通り、隅田フーズとS&Fとの契約が打ち切られるよう画策する。そのままS&F社との契約を終了した隅田フーズはその後、大手企業との取引のチャンスをものにする。AIに頼ったS&Fは、目先のコストをカットしたことで、未来の大きな利益を逃していたのだ。

また同じく第6話で、AIにより打ち出された人材スリム化リスト=リストラ候補者リストの存在が明らかになったことで、里中とAIとの対決も始動。宮部社長の「成功したらばリストラをする必要もなくなる」との言葉を受け、起死回生の一手、かつて里中が考案したS&F社直営のコンビニ企画に奮起するのだ。今まで一緒に働いてきた仲間のクビがかかっているため、並々ならぬ思いで企画に取り組む里中は「リストラの候補者を選んだのは、血の通っていないAIだ。俺、そんなものに負けたくないんだよ」と叫ぶ。

人間とAIとの切るか切られるかの真剣勝負は、一体どのような結末を迎えるのか、注目したい。

次に、里中・春子・東海林の恋の行方だ。社会情勢を鋭く切り取り、言いにくいことをバッサリ言い切ってくれる展開が魅力の『ハケンの品格』だが、ラブストーリーも同作を語るうえで欠かせない。春子をめぐる東海林と里中の三角関係はどうなるのだろうか。前作にて交際期間0日でプロポーズした東海林同様、今回は里中までもが13年越しにプロポーズをしてしまった。

目の前で突然行われた里中のプロポーズに東海林はビックリ。春子がS&Fに戻ってきたと聞いて、研修を口実に北海道・旭川支社から本社まで出張したり、なにかと春子に絡んだりするところから、東海林も春子への思いは捨てきれていないと見える。そんな親友・東海林に見せつけるように告白した里中の真意はいかに。東海林に言われた「自分勝手に生きてみろよ」という言葉が響いたためか。はたまた、お人好しの里中らしく、東海林を焚きつけるためか。

また春子の方も、13年ぶりに里中と東海林に再会した際には、まるで覚えてないような素振りを見せておきながら、2人への接し方にはどこか愛情を感じる。里中に対して「13年経って課長になってもやっぱりあなたは甘ちゃんです。でも人を動かせる力は備わっています」と言葉を送ったり、東海林を目の前にするとクールさを失い、子供同士のようにけなし合ったり。人間関係のしがらみを避け、非正規社員の道を選んだ春子が2人に心を許す日は来るのだろうか...。

続いて、春子がトラウマから解放されるのかどうか。第1話から「日本沈没!」と現代社会に警鐘を鳴らしてきた春子。公式ホームページにて掲載されている最終話あらすじによると、里中が会社の仲間のリストラを防ぐべく挑んだコンビニ企画を助けるなかで、春子が初めての“派遣切り”に合ってしまうという。予告映像では涙を流す春子の姿も見られた。

現在のようなスーパーハケンになる前の春子は銀行に勤めており、当時はとても明るい性格だったという。ところが他行との合併時にリストラされ、退職後に働いていた魚河岸でも突然解雇された。その後、スーパーハケンとなった春子は、3ヶ月働くと3ヶ月旅に出るサイクルを繰り返している。過去のトラウマから、深い人間関係を築こうとしない春子にとって、最良の選択はなんなのだろうか...。

さらに、井手(杉野遥亮)や小夏(山本舞香)といった若手メンバーの成長も楽しみである。新入社員・井手と三田(中村海人)は現代的な若者で、両者ともに仕事に対するモチベーションが非常に低い。第4話で、宇野部長の“飲みニケーション”にて営業の極意を伝授された井手と三田は、初の営業に臨む。三田は、モチベーションが低いなりに表面上は取り繕おうとする。“飲みニケーション”でも、明らかにつまらなそうな井手と異なり、一応は熱心に話を聞く新人として振る舞うし、営業もそれなりに張り切る。初陣ながら契約を1件取る成果もあげた。ところが井手はというと、ハナからやる気がない。「おれこういうの合ってないわ」とサボり、デスクワーク中にも堂々とPCゲームをしている。

そんな井手に変化が見られたのは、第4話後半での出来事。春子とともに冷蔵倉庫に閉じ込められた挙げ句なんとか脱出した井手は、ハプニングに巻き込まれたせいで仕事を遅らせた春子が言い訳ナシに謝罪する様子を目撃する。春子に社会人としてのあるべき姿を学んだ井手は「おれ、スーパーハケンになります」と志すのだった。

そんなやる気ゼロの新入社員に対抗心むき出しだった新人ハケン・小夏も、春子の影響を受けて変化が。もともとS&Fの社員になりたかった小夏は「派遣の仕事ってどうでもいい仕事なんですか」とハケンの仕事にやりがいを見いだせなかった。そんな小夏に、春子は「派遣なんかなどと自分の仕事を軽く低く考えるのは、あまりにも自分に対して無責任です。明日からやめなさい。すぐにやめなさい」とメッセージを贈る。「私は派遣なので、とりあえず派遣の仕事をしっかりやってみます」と前を向いた小夏は、春子のようなハケンを目指して資格の勉強に取り組むのだ。

また、契約更新をされるかどうか怯えていた亜紀(吉谷彩子)の今後も気になるところだ。前を向き始めた小夏と違い、亜紀はどうにも今の生活にピンときていないように感じる。第7話でもハケンライフ・近(上地雄輔)に「私みたいな人間がこれから生きていくために、一体なにから手を付ければいいのかいくら考えてもわからなくて」という場面があった。

現代には多様な働き方がある。正社員、契約社員、アルバイト、フリーランス、そして春子たちのような派遣。どの働き方を選んでも、間違いではなく、それは個人の生き方の選択といえるのではないだろうか。自分のライフスタイルや、目標に応じて働き方を変える。保障などの観点ではまだまだかもしれないが、現代ではそんな生き方が認められているように思える。

この物語で外せないセリフとして「働くことは生きること」という春子の言葉がある。つまり、働く場所は「生きる場所」なのだ。それぞれが出す「生きる場所」の答えは、最終話で明らかになるのだろうか。春子は今後も渡り鳥のように派遣の道を進むのだろうか。各々の今後の生き方にも注目したい。

『ハケンの品格』

2020年4月期日本テレビ水曜22時~23時

8月5日(水)夜10時 最終話 放送!

<出演者>    篠原涼子 小泉孝太郎 勝地涼 杉野遥亮 吉谷彩子 山本舞香

中村海人(Travis Japan/ジャニーズJr.)  上地雄輔 塚地武雅(ドランクドラゴン)

大泉洋(特別出演) 伊東四朗

(C)日本テレビ

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