高岡蒼佑が引退 「自分はとても弱いので…」苦悩綴る

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 俳優の高岡蒼佑が3日、役者を引退すると発表した。高岡は前日からInstagramを6回に渡り更新。カウントダウンのような画像とともに長文を投稿し、これまでの俳優人生や芝居への熱意や葛藤、故・深作欣二氏らへの感謝を語っていた。

高岡の21年間の役者人生は波乱に満ちていたと言える。現在38歳の高岡は、1999年に17歳でデビュー。映画『バトル・ロワイアル』(2000年)、『パッチギ!』(2005年)などで注目を集めた。2007年6月には、長く交際していた宮崎あおいと結婚するが、後に宮崎側の不倫報道もあり、離婚している。

出演した連続ドラマ『ROOKIES』(TBS系)のヒットなど、役者として順調だった高岡が、所属していた大手芸能プロダクション・スターダストプロモーションを解雇されたのは、2011年夏のことだった。高岡はTwitterに<正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。しばしば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます。ぐっばい。>と投稿し、フジテレビの姿勢を批判したのだ。

高岡の投稿は「過剰な日本賛美か」「韓国人へのレイシズム」と大きな波紋を呼び、フジテレビにCMを打つスポンサー商品の不買運動や抗議デモにまで発展。その影響を鑑みたのだろう、投稿からわずか5日後に事務所側は高岡を解雇した。高岡はその後、「配慮に欠ける発言だった」「韓国批判をしたいわけではない」と説明し謝罪の言葉を述べている。

この一件が、高岡のその後の俳優人生を大きく変えたことは確かだろう。日本の芸能界という狭い業界において、テレビ局との関係は非常に重要になる。解雇翌日、高岡は『パッチギ!』撮影後に自殺未遂を図ったことや、うつ病で闘病していたことなどをブログで告白したが、そうした自身の内面を明かす役者も敬遠される傾向にある。要は厄介者扱いされるのだ。

前述のように、同年の暮れには宮崎あおいと離婚が成立。この時、V6岡田准一と宮崎の不倫報道があり、高岡もそれを匂わせたため、ジャニーズ事務所が激怒したという。2016年には飲食店で酩酊して見ず知らずの男性を殴り、傷害容疑で逮捕される事件もあった。

「そっとしておいて欲しい。ひっそりと暮らしたい」
 今回の引退表明には、<一役者如きが、人には言いたい放題言っているように映っていたかもしれませんが、核心に触れる事などはこの世界にいる限りはできません>と、かつての騒動に暗に言及しているかのような言葉もある。人知れず抱えていた深い悩みを、初めて長文で綴った。

<顔なんて知られないでいい。そっとしておいて欲しい。ひっそりと暮らしたい。注目なんて浴びたくない。ここ10何年間はそんな気持ちでした>
<何の為に役者を続けるのか、今では理由が明確ではなくなっています。自分はとても弱いので、演じる事から逃げさせて頂きます>
<演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました>
<自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない>
<もう思い残す事もございません>
<本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません>

自ら役者人生にピリオドを打つことを決めたという高岡。<何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます>と宣言しており、芸能界から自分を解放して新たな道へ進む彼に、穏やかな日々が訪れることを願いたい。

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