妄想が止まらず家庭内ストーカーになった男 執着の果てに妻を惨殺し逮捕

しらべぇ

2020/8/2 17:00

(AntonioGuillem/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
妻を尾行し、携帯電話や下着まで逐一確認しては裏切りの証拠を探していたある男。その行動に根拠はなかったというが、男はあることが原因で妻に激高し、めった刺しにして死に至らしめた。

■異常に嫉妬深い男


シンガポールで運転手として働いていた男(53)は、仕事もこなすしっかり者の妻(44)に異常に強い執着心を抱いていた。

妻が出かけるときには誰とどこに行くのかを必ず確かめていたというが、そんなことが続くなか、2016年には夫婦関係が悪化。男は「俺に対し冷たくなった」「仕事帰りに酒を飲むのは変だ」「夫婦生活を断るなんてひどすぎる」などとまくしたて、「男ができたんだろう」と責めもした。


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■夫婦関係の完全破綻


「あいつが俺を裏切っている」と思い込んだ男は、ストーカー行為を開始。妻が仕事で訪れた場にいきなり現れ、「妻に会わせろ」と騒ぐこともあった。しつこく付きまとう生活ゆえに、運転手の仕事も満足にはできなくなったという。

妻は浮気の証拠を得ようと下着の確認までする男にあきれ、離婚を提案。ショックを受けた男が自殺願望を示唆したため妻は家に残ったが、男は妻の部屋にこっそり録音機を取りつけ、会話の盗聴を始めた。

■妻を惨殺


2017年10月のある晩、男は録音テープの内容を確認。そこで「Saravanan」という名が出たことから「こいつが浮気相手だ」と思い込み、妻を殺そうと決意した。

酒に酔っていた男はシャワー中の妻を引きずり出し、ナイフで頭や胴体をめった刺しに。さらには首を絞めるなどして妻を殺したが、致命傷になったのは上半身にできた深い刺し傷だった。

男は現場から逃走したが、しばらくして自首し、そのまま身柄を確保された。

■意外な事実が発覚


警察の調べによると、妻には確かに愛人がいたという。しかし、男は当の相手には気づいておらず、病的な妄想により妻の浮気を疑ったにすぎないとみられている。

精神科医らは「病気が殺害行為に関係していた」「酒の量も行動に影響を及ぼした」と意見しており、具体的に何年の実刑判決を下すべきかについては、今もなお結論が出ていない。

病的な妄想症状があったとされる男だが、「浮気されている」という予想は残念ながら的中。皮肉な結末を迎えた事件に、注目が集まっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

当記事はしらべぇの提供記事です。

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