「結局何が言いたいわけ?」と言われる人の特徴



「もう少し簡潔に教えてくれないかな」

「結局、何?」

「それで……どういう意味?」

などなど、回りくどいことを指摘されて「うっ」となった記憶は、誰しもあるのではないでしょうか。私もです。

そこで、端的に話すことが正義とみなされる外資系企業で働きバキバキに鍛えられた私が、自分なりに訓練した回りくどくない話し方・言い方をご提案できれば幸いです。

■「回りくどい」の言葉の意味とは? どのように使われるのか

回りくどいとは、「遠回しでハッキリしない言い方・伝え方」を意味します。

類義語に「婉曲的」があります。曲がる、回るといった単語がどちらにも入っていることから、堂々巡りをしている遠回しな様がよく表れた日本語です。

例えば、仕事ではこんな話し方が“回りくどい”とされます。

部下「あの、取引先Aの件なんですけど、前に○○さん(上司)がおっしゃっていた単価5万円の希望を伝えたら、佐藤様は難色を示されていて。ただ現場の井口様は何とかその予算で検討してくださっている状況でして。ただ、再来月には決算があることも踏まえると、確約できるかどうかは怪しいかなあ……と思っておりまして」

上司「で、結局5万円で話は通りそうなの? 回りくどいやり取りは無しにして、結論だけ教えてよ

というように、「結論を最初に言え」とビジネス書などでもよくいわれますが、それは回りくどい言い方を避けるためです。

■回りくどいと思われる人の特徴

そして、回りくどい話し方を仕事でしてしまう人には、こんな共通点があります。

◇(1)伝えることの優先順位が付いていない

回りくどい人は、自分が得た情報を何もかも伝えようとします。そのせいで結論が曖昧に見えてしまうのです。伝えたい内容に優先順位が付いていないせいで、「全部出し」になってしまっているのでしょう。

◇(2)状況を察してもらいたい願望がある

結論だけでなく経緯を話したがるのは、経緯に「かわいそうに、助けようか?」と言わしめるような状況があるからではないでしょうか。

そして、上司や同僚に状況を察し、助けてほしいと思っているからでは……? 特に経緯を強調して話すタイプには、察してほしい願望が見受けられます。

◇(3)おっとりした職場・部署の出身

元々、要点をまとめて話さなくても許される環境で育っていれば、回りくどい話し方を変える必然性もありません。

おっとりした職場で育ってきた人ならば、純粋培養の回りくどい話し方マスターになっていてもおかしくないでしょう。

◇(4)相手の顔色をうかがう癖がある

怒られるのが怖い、間違っていたらどうしよう……。そんな気持ちがあると、話が回りくどくなります。

相手の顔色をついうかがう癖がある人は、いくらビジネスで端的に話す重要性を知っていても、つい逃げの一手で回りくどい伝え方を選んでしまいがちです。

■回りくどい話し方を改善するには?

回りくどい話し方を改善するには、訓練あるのみ。最初から要点をかいつまんで話せる人はいません。誰しも鍛えられて、ビジネスライクな話し方を手に入れてきたのです。

だから、あなたも大丈夫。今日から以下の訓練をやってみましょう。

◇(1)結論から話す訓練を積む

元々結論から話す訓練を積んでいない人は、まずここから始めてみましょう。

例えば、「隣の部署の木村さんが資材について相談があるとおっしゃっていて、詳しく話を聞いてみたんですけど」といった時系列順の伝え方を改め、「木村さんから、資材の入庫スケジュール前倒しにしたいとご相談がありました」と結論だけを伝えるように努力してみましょう。

◇(2)文章を書いてから削る癖を付ける

回りくどい話し方をする人は、文章もまどろっこしいものです。メールを書いたら、どんどん文字数を削る癖をつけましょう。

ニュアンス、親近感といったエッセンスも訓練中はあえて削ってください。文字の足し算は後からでもできますが、引き算は努力しないと身に付かないからです。

◇(3)プライベートでも話し方を変えてみる

回りくどい話し方を直したいなら、プライベートでも端的に話してみましょう。

例えば「最近、彼氏から連絡が来なくって、LINEの頻度が週に1回くらいになっちゃってて。忙しいのは分かってるけど、こっちの気持ちも……」なんてグダグダした悩みだって、「今寂しいんだよね」という結論から話せます。

常日頃から端的に話す訓練をすると、仕事でも要点をかいつまんだ話し方が身に付きます。

◇(4)「何をしてもどうせ死なないし」と開き直る

相手の顔色をうかがう癖のある人なら、社内の怖い人にだって顔色を無視したところで死にはしない……と、開き直って端的に話してみましょう。

相手の顔色をうかがわなくても、死にはしません。会社員はどんなにやらかしても、クビになるだけです。

回りくどい話し方を脱すると、あらゆる場面で役に立つ

このように、回りくどいコミュニケーションは「メール」「社内調整」「プレゼン」「プライベート」など、あらゆる場面で変えられると気付けたと思います。回りくどいと言われた人も、これから訓練すれば大丈夫。

回りくどい話し方から脱却して、人生を少しポジティブに変えてみませんか?

(トイアンナ)

※画像はイメーシです

当記事はマイナビウーマンの提供記事です。

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