日テレ「リモートで殺される」が大好評から一転“どっちらけ”の舞台裏

アサジョ

2020/7/31 07:15


 7月26日に放送された日本テレビのドラマ「リモートで殺される」が、良くも悪くも大きな注目を集めてしまっているようだ。

同作は、リモートでオンライン上に集まった6人の高校時代の同級生による謎解きサスペンスドラマ。女優の本田翼を始め、新田真剣佑や乃木坂46の斎藤飛鳥など豪華なキャスト陣も話題を呼び、かつて転落死した同級生の真相を探っていくというスリリングなストーリー展開には、SNSでも“目が離せない”として好評な反応が寄せられていた。

しかし、ドラマが終了すると、番組からは本編の“真相編”に該当する「リモートで殺される 殺人の裏側編」が有料動画配信サービス「Hulu」の中で限定放送されるとの告知が。地上波放送分に加え、事件の裏側やさらなる真相、そして撮り下ろしのシーンまで楽しむことができる「殺人の裏側編」は、地上波版よりも10分以上長い58分というボリュームとなっている。

Hulu版を鑑賞することで全ての真相が明らかになるという、いわゆる“続きはHuluで”のスタイルなのだが、SNS上には「いや結局Hulu!!!」「Huluに勧誘するのやめい」「Hulu商法やめましょうよ…」との叫びが続出。2014年にHuluを買収した日本テレビにとっては、無料コンテンツから有料サービスへの誘導でHuluの会員数増加を図りたい狙いがあるのかもしれないが、現状では世間からの評判は芳しくないようだ。

「引き込まれる魅力的なサスペンスのストーリーで、視聴者からは放送中から良いリアクションが出ていました。それだけに、最後に“続きはHuluで”とのプロモーションが流されたことで、一気にどっちらけムードになったというのが観る側の本音でしょう。バラエティ番組などではこれまでにも過剰な“続きはCMの後!”という演出がたびたび批判されてきましたが、今後は異なるプラットフォームへ導く時代になるのかもしれません。視聴者からは、こうしたやり方に対する批判的な声が圧倒的多数で、『地上波で見たものは地上波で完結するのを基本にしてほしい』『Huluには絶対に入らないでおこうと思わせる手法です』『ドラマが始まる前に一言言っておくべき』などの意見があがりました。ただし、有料配信サービスのプロモーションとしては鉄板のメソッドでもあるため、今後も増えていく可能性はありますね」(テレビ誌ライター)

日テレは過去にもドラマ「あなたの番です」でHuluとの抱き合わせ商法を見せ、「番外編・過去の扉」をHuluのみで限定配信。この時にも物議を醸していたが、今やこの手法に味を占めているようにすら見える。

くれぐれもやり過ぎには注意してほしいところだ。

(木村慎吾)

当記事はアサジョの提供記事です。

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