NGT48中井りかがコロナ感染の「謝罪」に異議 「悪いことではない」

wezzy

2020/7/30 19:30


 NGT48の中井りかが新型コロナウイルスに感染しているとわかった芸能人が謝罪する流れに異議を唱えた。

NGT48は7月22日に1年9カ月ぶりのシングル「シャーベットピンク」をリリースし、8月初旬からNGT48劇場での公演再開を予定。しかし28日、劇場公演再開に向けてメンバーや従業員に実施した新型コロナウイルスの抗体検査で、メンバーの清司麗菜とスタッフ1人に感染の疑いのある陽性反応が確認された。

運営会社は、濃厚接触の有無に関わらず、すべてのメンバーとスタッフにPCR検査を実施すると発表した。

翌29日、中井りかはNGT48公式Twitterアカウントで発信された運営からの声明を引用リツイートするかたちで次のようにツイートした。

<CDをリリースし、これからという時期に皆様にまたご心配をおかけしてしまうこととなり、申し訳ありません。メンバー一同、より気を引き締めて感染対策を行なっていくとともに、体調には充分に気をつけて過ごしたいと思います>

すると、このSNS投稿を日刊スポーツのニュースサイトが取り上げ、<NGT中井りか、メンバーらのコロナ「陽性」を謝罪>との見出しをつけて記事にした(現在は削除)。

これに対して中井は、その見出しの表現は真意を表したものではないとTwitterで説明。以下に引用する。

<日刊スポーツさんが『陽性』を謝罪という見出しで記事を出されていますが、私は陽性が出たことに対してではなく皆様にご心配をおかけしてしまっていることを申し訳なく思っているだけです。陽性反応が出たこと自体は悪いことだとは思っていません。充分に気をつけていても防げないこともあるかと思います。このような状況をきっかけに間違った情報、印象操作などを広められては困るので追加で書かせて頂きます>

横浜流星もコロナ感染を“謝罪”した
 新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1日に1000人を超え、感染拡大の波が押し寄せる中、芸能人の感染報告も相次いでいる。そしてタレントが感染したことを発表する芸能事務所の文書には、必ず“謝罪”が含まれている。

たとえば、コロナ感染が発覚し現在入院している俳優の横浜流星のケースだ。所属事務所のスターダストプロモーションは公式ホームページに、<仕事関係者・共演者の皆様、いつも応援して下さっているファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしていることを、心よりお詫び申し上げます>と記した。

ただ、これも中井りかが言うように、「心配をかけていることをお詫びしている」のであり、感染したこと自体を謝罪しているわけではないだろう。どんなに神経質に対策を心がけていても、感染を確実に避ける術はない。

だからこそ、こういった状況下で必要とされるのは、感染状況について罪悪感などを抱くことなく、ちょっとした不調でも遠慮なく周囲に申し出て、早めに休む環境をつくることだ。

だが現状では、“夜の街関連”の報道の影響などもあり、「感染したこと」それ自体が注意を怠った結果であり「悪いこと」と認識している人も少なくないのではないか。感染者へのバッシングはいまだにしばしば起きている。

これでは体調の悪さを感じたとしても申し出ることができず、それを隠して職場や学校に出席し、ますます感染を広げるという悪循環に陥ってしまう。

今すでに私たちは新型コロナウイルスとの共存を余儀なくされている。誰もが感染し得る状況だ。コロナ「陽性」をいちいち謝罪する必要などはない。

当記事はwezzyの提供記事です。

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