水着&角刈り姿で全米を爆笑させたゆりやんレトリィバァ、「この格好でザック・エフロンに会いたい」<『アメリカズ・ゴット・タレント』インタビュー>

 

米NBCネットワークで放送中の大人気公開オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン14に、ピン芸人のゆりやんレトリィバァさんが出演! その奇抜な芸で日本でも話題になりました。

 

 

同番組は、年齢もジャンルも無制限。歌やダンスの正統派から、手品や仮装、一発芸など度肝を抜く変り種パフォーマンスまで、ありとあらゆる才能が集まり、賞金100万ドルをかけて競い合うステージは、アメリカならではのショービズの原点といってもいいかも知れません。そして「American Idol 」シリーズなどでおなじみの辛口審査員サイモン・コーウェルと出演者のやり取りも人気で、ゆりやんさんとのくだりも必見です!

そんな『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン14が、日本でもいよいよ放送されることとなりました! めるもでは、ゆりやんレトリィバァさんにインタビューを実施。出演当時の水着で登場され、出演秘話をはじめ、大好きなアノ人への愛などを語ってくださいました。

 

 

ーー世界の多彩なジャンルのパフォーマーが対決する番組ですが、 この番組の魅力は何でしょうか?

 

ゆりやんレトリィバァ:誰でも出られるということですかね。どんなジャンルでも関係なく、それで夢が叶えられる人もいますし、人生を変えられる人もいる。もちろん優勝賞金がとんでもないというのもあるんですけど(笑)、才能って限られた人にだけあるんじゃなくて、全員あるんやって思いますね。だから、世界中の才能ある人たちのパフォーマンスが観られる 、誰にでもチャンスがあるし、すごく夢のある舞台というところが魅力だと思います。

 

ーーゆりやんレトリィバァさんが出演されているシーズン14で、一番気になるパフォーマーはいましたか?

 

ゆりやんレトリィバァ:全員です(笑)。ただ、実際にオーディションの時に会ったパフォーマーが一緒に出てたら感動しますし、会ったことのない人の中では“ジョナサン”という人が特に気になりました。その人はテニスのラケットに体を入れる軟体の人なんです 。それだけ聞いたら誰でもやってるって思うし、できる人いそうじゃないですか 。でも、観客の魅了の仕方、見せ方がとても素晴らしくて勉強になるな、と思って。

 

 

やっぱり世界に出てる人ってそうなんやと思わせてくれました。あと、お客さんも審査員の方々も盛り上がり方がさすが世界やな、と思いました。「みんなで盛り上がるってこういうことなんや!」って思って、すごく勉強になりました。エンターテインメントですよね。

 

ーーそもそもなぜ出演をしようと?

 

ゆりやんレトリィバァ:もともと海外への憧れがあって海外へ行くか芸人になるかでの迷いもあったのですが、諦めていました。ある時、芸人は何でもできると思い、それなら芸人で海外に行こうと。でも言っているだけで時間が経って、何も行動していないなと思った時に、この番組を思い出して。それで調べたらエントリーが始まっていて、それで急いでエントリーしました。

 

 

実際に行動を起こすまでぼんやり海外に行きたいくらいのものだったのですが、みなさんすごいなぁと。同じ芸人さんでもピースの綾部さんも渡辺直美さんも日本に留まらず、いろいろされている。道を切り開いている先輩がいるのに何もしていない自分というのも嫌でした。

 

ーーそれでこれが自信作というか勝負作だった?

 

ゆりやんレトリィバァ:いえ、違うんです(笑)。最初はピアノのネタで、それはかなりコントっぽいものでした。でも、名前も知らない日本人が、英語もよくわからないなか、何やっているか伝わらないかもしれない、それでどうしようかなと思ったんで変えたんですね。この水着とこのカツラを日本でかぶったことがあり、それをやっていて、自分が楽しかったんです。それがウケているウケていないというより、自分自身が楽しかった。それにこれなら言葉も必要ないし、現地のオーディション会場に行く直前にネタを変えました。

 

ーーしかし、そのイメージで海外に知れ渡ってしまいます(笑)

 

ゆりやんレトリィバァ:大丈夫です! わたし、ザック・エフロンの大ファンなんですけど、彼は数々のアプローチを受けていると思うので、ちょっと違うと思わせたい。これならオンリーワンです。会いたいです(笑)。

 

ーーこれまでのゆりやんさんは、古い日本映画に出てくる女優さんの話し方とか、わかる人にわかればいいような芸風が特徴だったと思うのですが、それだけではないのですね。

 

ゆりやんレトリィバァ:認められたいんです(笑)。むちゃくちゃ認められたいですけど、何が面白いんだって言われはします。でもみんながこうだから、わたしもそれに寄せていって、「認めてもらえますかね?」というよりは、最初は認めてくれなくても、自分の芸をやっていくうちに「あいつはああいう人なんや」って思ってもらいたいですね。アウェイはしんどいですけど、“私はこういう人”とわかってもらっていてスベっているのはいいのかなって思っています。

 

ーー出演をきっかけに、ご自身の中で変わったことは何でしょうか?

 

ゆりやんレトリィバァ:まずうれしかったことは、本番が終わってから外に出たら観客席にいた方が「レトリィバァ! レトリィバァ!」と言ってくれたんです。「うわ、海外で名前呼んでもらった、しかも知らない人に!」って思ったんです。それから数ヵ月してニューヨークに行ったんですけど……あ、New York City に。そしたら、わたしは普通の恰好をしていて、水着を着ていなかったにも関わらず 、「もしかして『アメリカズ・ゴット・タレント』に出た人ですか?」って声をかけていただいて。それだけたくさんの方が観ているすごい番組に出させてもらったんだなと思いました。海外で気づいてもらえたのがうれしかったです。

 

 

『アメリカズ・ゴット・タレント』に出た時は言葉もほとんどなく、見た目だけで勝負したので 、これからはもっと英語で喋る“スタンドアップコメディ”にも挑戦してみたいし 、コメディアンとして芸人としてもっと活動して、もともと映画も好きなので映画に携われるようになりたいです。そしてアカデミー賞獲りたいです!

 

ーーそれは主演女優賞で?

 

ゆりやんレトリィバァ:なんでもいいです。なんでも獲れたらいいです。うれしいです。ゴールデン・グローブ賞も獲りたい。全部獲りたい。「この恰好で出るの?」と思うかもしれないですが、普通のかわいい恰好で出たいです(笑)。

(取材・文:takashi.tokita_tokyo、写真:映美)

 

『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン14は、2020年8月2日(日)21:00より、FOXチャンネルにて放送予定。

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  • takashi.tokita_tokyo
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  • 「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。映画とディズニー(主にパーク関連)をメインによく取材しているが、パリとクルーズが未体験なことはナイショです。また、ディズニー好きが集まって、あることないことを語り尽くす無害なポッドキャスト「田組fm」が、SpotifyやApple Podcastなどで配信中。

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