星出彰彦さんも着る。SpaceXのアンビリカル・コード付き宇宙服の機能

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Image: SpaceX/YouTube

スタイリッシュなだけじゃない。宇宙船と接続するぞ。

SpaceXが、有人宇宙船「Crew Dragon」に乗る宇宙飛行士用の宇宙服について、その機能などを紹介する動画を公開しました。

この宇宙服は、5月30日に国際宇宙ステーション(ISS)に合体した、「Crew Dragon」に搭乗していたボブ・ベンケンとダグ・ハーレー宇宙飛行士も着ていたもの。各人のサイズに合わせて特注で作られており、アンビリカル・コードでシートに接続し、宇宙船とひとつになります。



縫製には日本のJUKIミシンが使われていますね。このスーツは外注するのではなく、SpaceXがロケットを建造するのと同じカリフォルニア州のホーソーンで作られています。

宇宙船とのシステムに統合するスペース・スーツ


万が一の事故では減圧にも耐え、耐火性も備えた生地で縫われているこのスーツ。シートに座ったときにアンビリカル・コードと宇宙船を繋げば、操作系統、電気系統とも接続され、通信や冷風、減圧時にガスが送られるなど、さまざまな機能を自動的に行なうのだそうです。それに以前にも見ましたが、グローブをしたまま、タッチスクリーン操作ができることも紹介されていましたね。宇宙に行くためには、ロケットだけでなくこうしたスーツも高機能にする必要があるのがよく分かります。

ちなみに「Crew Dragon」は、8月1日にISSを離れ、翌日に大西洋に着水の予定です。このときもまた、宇宙飛行士のふたりはISSに来たときに着たスーツに身を包むことになります。

次はJAXAの星出彰彦さんが着る

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Image: NASA

NASAは、次のDemo-2ミッションに星出彰彦さんがCrew-2メンバーとして選ばれたことを発表しています。この任務は2021年春に予定されており、同じくNASAから女性のメーガン・マッカーサー、ロバート・キンブロー、そしてESAのトマ・ペスケも宇宙飛行士として「Crew Dragon」に乗り込む予定です。



JAXAいわく、星出さんは若田光一さんに次いで日本人としてふたり目のISSの船長を務められるとのこと。彼にとって、次で3度目の宇宙旅行となりますが、ISSに到着したらSpaceXの宇宙服の着心地を聞いてみたいものですね。

4名は約6か月間ISSに滞在し、ソユーズ宇宙船でロシアからやって来る3人と合流。これまで6人体制だったのが7人になることで科学実験の量を2倍にするんですって。活躍に期待しましょう!

Source: YouTube (1, 2) via INTERESTING ENGINEERING, Futurism, JAXA via Twitter via NASA

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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