蒸し器の代用品いろいろ! 身近なキッチングッズで本格中華を楽しもう!

E・レシピ

2020/7/30 11:00

大きな蒸し器は、キッチンのコンロを占領するし片付けも面倒で、持っていないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、シュウマイ、肉まん、茶碗蒸しなどのおかずから、蒸しパン、プリンなどのおやつまで、蒸し料理は素材の旨味を逃さないうえにヘルシー。さらに、蒸し料理はビタミンCなど水溶性の栄養を逃しにくい調理法なので、ぜひ日々の献立に登場させたいところです。家にある道具をうまく使って、蒸し料理をもっと身近なものにしましょう!

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■蒸し器がないときの代用となる身近なものと使い方

蒸し器がなくてもフライパンや鍋、土鍋、圧力鍋、電子レンジなど身近な道具を使えば、蒸し料理はできます。それぞれの道具に合わせて一工夫すれば、蒸し器を使うよりぐっと手軽に蒸し料理を楽しむことも可能です!

それぞれ代用するものや食材によって蒸し時間が異なるので、どの方法でも慣れるまでは様子をみながら加熱しましょう。特に、茶碗蒸しやプリン、卵豆腐などといった卵を使った蒸し料理は、火のあたりが強すぎると「す」ができてしまうので注意が必要です。「す」ができてしまうと、舌触りも見た目も悪くなってしまうので、特に気をつけましょう。

蒸し料理で大切なのは、十分に蒸気の上がった状態で食材を入れること。そうすれば、効率よく蒸すことができます。それから、食材同士をぎゅうぎゅうに並べてしまうと、蒸気がうまく回らないため、火の通りにムラができてしまいます。しっかり間隔を開けて並べるようにしてください。

・深めフライパン


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【フライパン+耐熱皿】
深めのフライパンに茶碗などの少し高さのある耐熱皿を逆さに置いて台座を作ります。そこに3cm程度の水を入れ沸騰させ、蒸気がしっかり上がったら、耐熱の平皿に乗せた食材を台座の上に置き、フタをしめて蒸します。

注意点は、蒸気でフタに水滴が付き、それが食材に落ちないように、フタにはあらかじめふきんや手拭いを巻くことです。その際、ふきんや手拭いが間違って燃えてしまわないように、端はしっかりフタの上で縛っておくのも忘れずに。

それから、台座となる茶碗は水を沸騰させる前に入れましょう。蒸気が満ちたフライパン内は、かなり熱いので火傷に注意です!

【フライパン+アルミホイル】
フライパンの高さが足りず、茶碗などではうまくフタがしまらない場合は、ココット皿などの耐熱皿に食材を入れて、アルミホイルで一つ一つフタをしたものを蒸すこともできます。深めのフライパンにお湯を沸かし、皿ごとそのままフライパンに置いて、フタをして蒸します。

ただ、この方法は、皿自体の高さが足りないと水が食材に入ってしまう可能性があるので、水っぽく仕上げたくないときは向いていません。

・鍋


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【鍋+ザル】
鍋に半分くらいの水を入れて沸かし、取手の付いたザルに食材を重ならないように並べて、鍋のふちにザルをひっかけて、フタをして蒸します。ザルが小さかったり、鍋が大き過ぎても菜箸などを鍋のふちに渡して、ザルを支える部分を作れれば蒸すことができます。

ほかにも、鍋のふちにフックをひっかけて蒸せるようになっている便利グッズもあるので、お弁当の彩に、少量を手軽に蒸したいときなど活用できそうですね!

・土鍋


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【土鍋+蒸し皿】
フライパンや鍋などと使い方はほぼ同じ。鍋に台座を作り、半分くらいの水位でお湯を沸かします。そこに耐熱皿に乗せた食材を置いて、フタをすれば蒸すことができます。土鍋は保温性が高いので、じっくり柔らかい火で蒸すことができるのが特徴です。

・圧力鍋


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【圧力鍋+ザルor蒸し皿】
圧力鍋はそもそも密閉できる仕組みになっているので、蒸し料理にも使えます。フライパンやほかの鍋と違うのは、食材をはじめから鍋に入れてしまうこと。圧力鍋に500ml(食材を蒸しても蒸発しないくらいの量)程度の水を入れ、ザルか蒸し皿などに食材を置き、フタをして火をつけます。沸騰して、圧がかかったら、そこから食材に合わせて蒸し時間を調整してください。火を止めて、自然に圧が抜けるまで待てば完成です。

・電子レンジ


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【電子レンジ+耐熱ボウル】
何品も並行して料理をしていると、コンロが塞がってしまっていることもあるのでは? ちょっとした食材の下処理などに大きな鍋を出すのも億劫ですよね。そんなときの強い味方、電子レンジ! 以下、電子レンジを使用して蒸す場合は、少量の水や酒を振って蒸すのがポイントです。

耐熱ボウルに食材を並べて、水または酒を少々振り入れ、ラップをふわっとかけて加熱します。中の食材が多かったりすると火の通りにムラがでてしまうので、少量ずつ行うか、途中で混ぜたりひっくり返してください。

【電子レンジ+シリコンスチーマー】
カラフルで可愛いシリコンスチーマーは、食卓にそのまま出しても華やかですし、その分洗い物も減るのがいいところ! こちらも耐熱ボウルの組み合わせ同様、食材を入れて、少量の水か酒を振り入れ、フタをして蒸します。

【電子レンジ+ジップパック】
耐熱用のジップパックはそのまま電子レンジにも使えます。その際、ファスナーは完全に閉めきらないこと。熱の逃げ場がなくなり、袋がパンパンになって危ないので気をつけましょう。初めに入れた水分や食材から出た水分をきって、熱が冷めればそのまま冷凍庫にもしまえるのでとっても便利です。

・炊飯器


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【炊飯器+網】
餅を焼く網やケーキクーラーなどを炊飯器の中に置いて食材をその上に乗せます。そこに被らない程度の水を注ぎ、炊飯スイッチをオン。炊き上がりの合図が出ても、食材の様子を見て、加熱が足りないようであればまた炊飯スイッチを押して蒸し時間を調節してみてください。

■目的別! 蒸し器の代用品を使ったオススメの蒸し方
それぞれの食材に合わせて代用品を使い分けてさらに上手に蒸し料理と付き合いましょう!

・蒸し器の代用品で作る『肉まん』


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おすすめの代用品は、フライパンか鍋や土鍋。肉まんは厚みもあるので、フライパンではなかなか難しいかもしれませんが、フタが閉まれば問題ありません。所要時間は約5~10分。肉まんの個数や大きさによって違うので、様子を見ながら加熱しましょう。

温め直しには、電子レンジも手軽なのでおすすめです。少し深めの皿に少量の水を入れ、割り箸で支えを作り、その上に肉まんを乗せます。さらに、そこに肉まんがかわかないように軽く湿らせたキッチンペーパーを被せ、ラップをかけて加熱します。肉まん1個であれば、下に敷く耐熱皿代りにマグカップなどを使うのもアリです。それから、肉まんの下にクッキングシートを敷けば、せっかくのふかふかの皮が皿にくっついてしまうのも防げます。

・蒸し器の代用品で作る『茶碗蒸し』


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おすすめ代用品は、鍋。鍋の場合は、鍋底にふきんを敷くと、蒸している最中に器がぐらつくのを防いでくれます。卵料理は急激に温度が変わると「す」が入ってしまうため、あらかじめお湯を沸かして、そのお湯を鍋に注いで蒸します(その際、お湯が茶碗蒸しに入ってしまわないように注意!)。
お湯の量は茶碗蒸しの器の半分が目安です。7~8分中火にかけ、フタをしたままさらに7~8分そのままにして余熱で火を通します。竹串をさして、出てくる汁が透明であれば火が通っている証拠です。

また、手軽なのが電子レンジ。耐熱の器に具と濾した卵液を入れて、ふんわりとラップをして加熱します(このとき、ラップに爪楊枝で10カ所程度穴を空けておくと余計な熱がこもりにくくなります)。200wで約7分。その後は様子を見ながら30秒ずつ加熱していきましょう。少しずつ加熱することで、「す」が入ることを防ぎます。

ほかにも、炊飯器などでも手軽に作れます。アルミホイルで1つ1つ、フタをした茶碗蒸しを炊飯器に入れ、2合目あたりまで水を注いで、炊飯スイッチを押して約20分。最後にかまぼこや三つ葉を飾り、もう一度フタを閉めて5分ほど待てば完成です。

・蒸し器の代用品で作る『蒸しパン』


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おすすめの代用品は、深めのフライパンです。フライパンでお湯を沸かして、生地を入れたココット皿やプリン用のカップをそのまま置き、中火で12~15分。お湯が多すぎると器が傾いて生地にお湯が入ってしまうので、お湯の量は2cmくらいが目安です。竹串などで刺して、ネバネバの生地がくっつかなければOK。フタをとって、表面を乾かせば、艶が出て見た目もおいしそうに!

■蒸し料理を身近なものにしてワンランク上の食卓に!

案外いろいろな物で代用がきく蒸し器。蒸し方のコツさえつかめば、もう怖くありません! そして、案外蒸し料理は、時間がかからないのも嬉しいところ。あと1、2品おかずを足したいときに大活躍間違いなしです。家庭で手軽に蒸したての料理をぜひ楽しんでみてください。
(AYA)

当記事はE・レシピの提供記事です。

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