KERA「THE BEATNIKSとNo Lie-Sense何が違うんですか?」ド直球の質問に鈴木慶一の答えは…?

TOKYO FM+

2020/7/29 19:20

禁酒法の時代に、こっそりひそかに経営していたBAR『SPEAKEASY』。2020年の東京の街にも、そんなひそかなバーがありました。月曜から木曜の深夜1時にOPENする“ラジオのなかのBAR”『TOKYO SPEAKEASY』。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。7月14日(火)のお客様は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん(以下KERA)と鈴木慶一さんです。

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!



(左から)ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、鈴木慶一さん

◆No Lie-Sense 3枚目のアルバムが発売!
KERA:いよいよ出ますね、No Lie-Sense(2人で結成したユニット)の。

鈴木:ニューアルバムね。3枚目ですね。最初から、3枚は出すぐらいやる気はあったよね。

KERA:あった! 「3枚はやりましょう」って言いましたね。

鈴木:“1枚だけで消えていくんじゃないの?”って言うような考えを持ったリスナーや評論家の方も多かった。

KERA:多かったと思いますよ。“鈴木慶一とKERAは、どうせ趣味でふざけてやっているんだろう”って。

鈴木:冗談じゃないよ。ユニットは“解散がない”からね。

KERA:アハハ。やらなくなることはあってもね。

鈴木:そうそう。またやりゃあいいんだから。それで、バンドだと“解散”って言葉は大事になってくるんだよね。

KERA:あぁ、そうですね。特に、ムーンライダーズみたいに6人もいるとね。

鈴木:でも、私たちも曖昧にしていますよ。“解散”って言葉は使ってない。

KERA:休業(笑)?

鈴木:休業ってすごいな(笑)。

KERA:でも本当にね、「3枚出そう!」って言っていたけど本当に3枚出しましたね。

鈴木:『駄々録~Dadalogue』というタイトルですよ。

KERA:7月29日(水)に日本コロンビアから発売されますねぇ。あの、取材で結構短いコメントとかを要求されるじゃないですか。“アルバムの説明を簡単にしてください”って。あれ、困りますよね。

鈴木:「ニューミュージックです」って言っちゃえば(笑)?

KERA:ニューミュージックね。じゃあ次回作はニューミュージックをコンセプトに。

鈴木:確かにニューミュージック的なシティポップな曲をあえて入れたところもこのアルバムのなかにはあるんですよ。

KERA:ありますね。最初、仮タイトルが「シティポップ」だった(笑)。

鈴木:そうそう(笑)。

KERA:でも、本当に説明しがたいですよ、No Lie-Senseの音楽は……。ロックじゃないじゃないですか。

鈴木:じゃないです。KERAと一緒にやるとロックじゃなくなります。それはね、ニューウェーブから聴き出したから(笑)。

KERA:あぁ、そうなのか……。

鈴木:ロックって言うのも、ちょっと恥ずかしいな。「ロックはさぁ……」とか言うとさ。

KERA:えー! 慶一さんがロックを恥ずかしがってどうするんですか。

鈴木:あ、そう? ロックねぇ。まぁ、それに、何て言うんでしょう。もまれてきましたからね。

◆「俺とKERAは“コンセプト”が好き」(鈴木)
KERA:慶一さんと高橋幸宏さんは、THE BEATNIKSというユニットを組んでいますよね。

鈴木:はい、はい。

KERA:THE BEATNIKSとNo Lie-Senseは、いつも同じスタジオでレコーディングしている。

鈴木:そう。あと“準備をしない”っていうのも同じだよね。

KERA:同じでしょ? それで、(THE BEATNIKSとNo Lie-Sense)何が違うんですか?

鈴木:“何が違う?”いきなり難しい質問を振られたぞ……(笑)。

KERA:これ“俺と幸宏さんの違い”みたいなことになるな(笑)。

鈴木:(高橋幸宏さんは)例えばね、“ニール・ヤングの1枚目のあの感じ”とかさ、だからヒストリーの話だよね、それがツーカーで通じる。“あのシンコペーションね”とか“あのドラマーの感じで”っていう会話は、No Lie-Senseの場合はないでしょ?

KERA:まったくないですね(笑)。今回もタバコを吸いながら、「じゃあ今回どんなアルバムにしようか」ってレコーディングで話をしたときも、音楽的なことからは入っていかなかったもんね。

鈴木:そうだね。“どんなテーマにするか”とかね。お互いに“コンセプト”が好きなんだよな。

KERA:そうですね。いまは配信が主流になっちゃってさ、“この曲だけ買う”っていう人が多いじゃないですか。だから僕らの世代は……“僕らの世代”って、慶一さんと僕とでまた違うんですけど(笑)

鈴木:(KERAと)ちょうど12歳違うんだよ。兎年の一回りね。

KERA:そうそうそう。でもやっぱり“アルバムで聴く楽しみ”ってあるじゃない?

鈴木:あとジャケットを見たり、歌詞を見たりとかさ。

KERA:全部セットですよね。それで、どんなコンセプトか(を感じる)。だから、最初は曲順をバラバラに聴くのは禁止です(笑)。

鈴木:月日が経ったらいいけどね。

KERA:うん。せめて“A面だけ聴く”とか“B面だけ”みたいなね。だけど今は、“この曲だけ買う”とか……そんなことを言われたらたまったもんじゃない。話を戻しますが、2人でタバコ吸いながら今回は「“ダダ”でいこう」とね。

鈴木:そう。ポッとKERAが「“ダダ”で行こう」って言って、“ダダイズム”って何だろうなぁって。家に帰って調べたらあんまり……何かはっきりしない運動だな、と思ったんだよね。

KERA:そう。俺も自分から言い出しておきながら、抽象的でさっぱりわからない思想だなと思って。

鈴木:多分ね、そんな長い期間なかったんだよ。

KERA:すぐシュールレアリスムに取って代わられた。

鈴木:だからきっかけとなった、発火剤となっただけで、“過去からのものを1回ぶち壊そう”とか、そういうことだったんだと思いますよ。

KERA:そうですね。しかし、凶暴な思想ですよね。

鈴木:そう。間違っていたらすいません。

KERA:それで、2人ともよくわかんないのにダダだ、ダダだ、言っている。(まるで)“ウルトラマンのファン”みたいな(笑)。“ダダ、ダダと言っている2人の男のアルバムにしよう”ということで、アルバムタイトルが……。

鈴木:“駄々録”なんだよね。

お2人のユニット No Lie-Senseの最新アルバム『駄々録~Dadalogue』が、本日7月29日(水)に発売されます! 詳しくは公式サイトまで!

*   *   *

今週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……

7月29日(水)大森靖子さん×チュートリアル・徳井義実さん
7月30日(木)藤井フミヤさん×安田顕さん

がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

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▶▶アルバム『駄々録~Dadalogue』収録曲の裏話も!? 続きは「AuDee(オーディー)」で!

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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