軽い、強い、電気も通す。次世代材料、カーボンナノチューブが持つ可能性

軽い、強い、電気も通す。次世代材料、カーボンナノチューブが持つ可能性
Image: Mugendai(無限大)

好きさ加減が伝わってきます。

世の中をゲームチェンジするイノベーションは、往々にして基礎研究から始まります。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)にて、次世代材料の分野で世界的に名高い日本人研究者が登場。ナノレベルの世界に広がる、「美しい世界」とは。

60年達成できなかった偉業。美しすぎる次世代材料


ロングインタビューに登場していたのは、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)拠点長の伊丹健一郎教授。世界中の化学者が60年間実現できなかった「カーボンナノベルト」の化学合成を達成したスゴい方です。

教授が合成したカーボンナノベルトとは、次世代の材料として期待されるカーボンナノチューブの元となるもの。軽量で強靭、熱や電気を通しやすく、折り曲げ可能なディスプレイ、省電力の超集積CPUなどへの応用が期待されているそう。
軽い、強い、電気も通す。次世代材料、カーボンナノチューブが持つ可能性
Image: Mugendai(無限大)

インタビューで教授は「美しいものが好きだ」と断言します。思わず共感しかけたものの、教授にとっての美しいものとは、カーボンナノベルトの構成単位であるベンゼン。正六角形がたまらないそうで、「美しいものには機能が宿る」という独自の信念について以下のように語っています。

科学の歴史において、破格のインパクトを与えた物質や構造物は、ほぼ例外なく美しい。科学的な根拠や方程式を示すことはできませんが、信じていいと思います。ムダがないのです。よかれと思ってあれこれ付け加えた分子は、一定の機能は出るにしても、全体として不細工なものになってしまいます。“Simple is the best.”と言われるように、シンプルで無駄がないのが一番美しく、好きです。
軽い、強い、電気も通す。次世代材料、カーボンナノチューブが持つ可能性
Image: Mugendai(無限大)

すでに販売が開始され、世界中の誰でも購入して実験できる状態のカーボンナノベルト。ここから、次世代のとんでもないプロダクトが生まれるかもしれませんね。

その他にも、教授が「これまで開発した中でも、圧倒的にナンバー1」と自負する化学反応の話題など、化学好きにはたまらないインタビューの続きは、Mugendai(無限大)よりお楽しみください。

Source: Mugendai(無限大)

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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