「STANDARD TRADE.」に、ファミリーユースのベンチについて聞いてみた

日刊Sumai

2020/7/29 17:50

ファミリーユースの大きめのベンチ2種
ナラ材を使った端正なオーダー家具に定評のある「STANDARD TRADE.」。その代表の渡邊謙一郎さんが、ファミリーユースの大きめのベンチを試作したそう。日刊Sumaiでは渡邊さんを取材。本当につくりたかったという「家具らしい家具」について語ってもらいました。
プロダクトとして美しく、主張が感じられる家具を
ベンチを正面から見たところ
ファミリーユースの大きめのベンチをずっとつくりたいと思っていたんです。L型ソファのオットマンとして使ったり、背もたれがないので、対面に置いても空間が重たくならずスッキリします。
プロダクトとして美しくて、主張があるところが気に入っています。
幕板のボリュームが大きいのは、天板の厚みとの兼ね合いです。幕板が薄いと印象が弱くなってしまうので、ある程度の高さを持たせています。真横から見ると幕板のボリュームが大きいのがよく分かります。
つくった人の主張が感じられるものをつくりたい
天板が大きく見えすぎないように取り入れたクッション
クッションは、座り心地のこともありますが、天板が大きく見えすぎないようにするという役割もあります。
近年はオールラウンドなものが好まれ、美しさと便利さの境界が曖昧になってきているような気がしますが、あえて時代の空気を読まずに、つくった人の主張が感じられるようなものを好きなようにつくりたい、そう思っています。
ベンチの天板
天板は3枚の板をはぎ合わせています。手前の塗装仕上げのものは、黒ではなく限りなく黒に近いネイビーです。
ちなみにスタンダードトレードの定番商品でもベンチは1種類だけありますが、スクエアなフォルムのごくシンプルなデザイン。それとは真逆ともいえる独特の存在感があるベンチに仕上がったと思います。
渡邊謙一郎さん
渡邊謙一郎さん。1972年生まれ、横浜育ち。
1998年にSTANDARD TRADE.を設立。横浜の本社工場でナラ材を使ったオリジナル家具を製作し、世田谷区内にある玉川SHOPで販売をしている。
デザインから製作・販売・メンテナンス・買い取りまで一貫して行う姿勢は評価され、住宅の設計やオフィス・ショップの内装まで幅広く手掛けている。
※掲載した家具は試作品です。ご質問等ありましたら店舗までお問い合わせください
【STANDARD TRADE.】
玉川SHOP/東京都世田谷区玉堤2-9-7/03・5758・6821 山手SHOP/神奈川県横浜市中区山手町100/045・263・6555
撮影 飯貝拓司

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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