U2のボノとジ・エッジ、“絶対に演奏しない”と決めていた曲をバンドのスタッフのためにカヴァー

Billboard JAPAN

2020/7/29 12:30



U2のボノとジ・エッジが、2020年7月25日に開催されたヴァーチャル・イベント『Songs From an Empty Room』で、自分たちのローディーに向けたサプライズを披露した。

公開された動画でボノは、世界各地で行われてきたU2のコンサート前に会場入りすると、機材をセッティングしているローディーたちが、必ずレッド・ツェッペリンの「天国への階段」のイントロ部分を弾いている光景に出くわすことをユーモラスに語った。

彼は、「アイルランドのツアー・スタッフが世界で一番だってことは確かだ。そういえるだろうし、U2というグループが世界中を回ってきたってことも良く知られていることだ。ただ、アイルランドのスタッフに関して一つだけイラっとする特徴があって、それについて話しておきたい」とカメラに向かって語り、「世界のどこへ行っても、どんな会場で公演を開催するにしても……たとえそれが(ダブリンの)オリンピアであろうが、3アリーナであろうが、(米ニューヨークの)マディソン・スクエア・ガーデンであろうが、会場入りする瞬間ってのは特別なんだけど、いつも同じ歌が聞こえてくるものだから、僕らはずっと、“この曲だけは絶対に、絶対にやらないぞ”って言い続けてきた。そう、”天国への階段”だ。あのプロ集団はこの曲をバンド(U2)より上手く弾けてると信じてる。そして彼らは正しいのかもしれない」と自虐的に語った。

それからボノは、ジ・エッジのアコースティック・ギターの伴奏に合わせて「天国への階段」を途中まで歌うが、しばらくすると困った様子で失速してしまい、“It makes me wonder”とジ・エッジに助けてもらう羽目に。ボノは苦笑いしながら歌詞を繰り返し、「It makes me wonder(考えさせられるよね)、彼らは正しいんじゃないかって」と述べ、「彼らの方がこの曲を上手く演奏できるよ。愛してるよ」と動画を締めくくっている。

生配信イベント『Songs From an Empty Room』は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で職を失ったアイルランドのライブ・スタッフを支援する目的で開催された。Minding Creative MindsとAssociation of Irish Stage Techniciansへの寄付金を募るために、アイルランドのアーティストたちが、国内5か所の有名会場からパフォーマンスを披露した。

U2は7月上旬に、期間限定のSiriusXMチャンネル『U2 X-Radio』を開始し、グループのヒット曲にレア音源やライブ音源を織り交ぜたプレイリストや、ボノやジ・エッジがU2のファンと作る番組などを放送している。

Photo: Anton Corbijn

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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