「二郎インスパイア×煮干し」超人気ジャンルによる奇跡の共演のお味は…

日刊SPA!

2020/7/29 08:30

―[麺すすり子のラーメン巡礼]―

こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。

この世には、実にさまざまな「二郎インスパイア系」と呼ばれるラーメンが存在します。二郎インスパイア系ラーメンとは、その名の通り、「ラーメン二郎」にインスパイアされて作られたラーメンのこと。その中でも今回、すすり子がご紹介したいのは、「煮干し」を使った二郎インスパイア系ラーメンです。

◆購入前から高まる要素満載の特別感

そもそも二郎系といえば、圧倒的アニマル感に溢れているもの。それを根底から覆す「煮干し」系。二郎インスパイア系のバリエーションはここまできたのですね。「二郎インスパイア×煮干し」という熱烈ラブなファンをもつヤツらの組み合わせ。すすり子の体温が上がります。

こちらがその「G系ニボそば」(780円)。埼玉県川越市にある『nibo』で提供されています。

このメニュー、食券機には表記がありません。同じく780円の「濃厚ニボまぜそば」の食券を購入し、「G系お願いします」のコールをします。なんだか裏メニュー感。しかもこれが食べられるのは夜限定。この特別感に興奮しちゃうの、わたしだけじゃないはず。

見てください。スープに背脂がしっかり。一口いただくと、ニボ……と思いきや、まずアニマル!!! んん! そして、器の下にずっしり沈んだカエシを引き上げまた一口。んんん! 細胞がよろこんでいる。アニマルのうまみと背脂の甘みの背徳感…。たまらん…。

「ニボはどこ?」となりますが、実は奥にニボペーストがたっぷり隠れているんです。この黒さがたまらない…。食べていくうちに少しずつ混ざり合い、アニマルニボスープへと変化し、どんどんニボみが増してきます。うんんんんんまっ…! ニボのビター感と背脂の甘味。パンチもあるのにオトナな味にクラクラする。これはほんとズルい……。

◆「二郎要素」と「ニボ要素」が見事に共存

そして、ここに現れる太麺。コレをまってた…。コレがあってこそ…! ニボアニマルを纏った太麺を一気にすすります。やっぱコレーーーーー!!! パンチ力が急上昇しました。もうきもちいい。だけれども、本家ほど小麦感はつよくなく、ニボアニマルのうまみをちゃんと生かします。絶妙なさじ加減に翻弄されまくりです。何度でも言う。きもちいい。

中央に鎮座する大判炙りチャーシュー。いわゆる二郎インスパイア系と違い、脂身が少なく香ばしい仕上がりです。つまるところ食べやすい。でも、ただ食べやすいだけじゃあない。炙りの香ばしさがニボビターにめちゃんこ合うのです。

真ん中にはくたくたキャベツと半シャキもやしが詰まっています。自らオイリーな二郎波に乗りにいっているのに、やさしいこやつらのいない二郎系は考えられないから人間ってワガママね。ニボ二郎でも安定クオリティの名脇役で尊い。

いたるところにニボ二郎ならではの工夫が散りばめられています。「二郎インスパイア」というジャンルのひとつでありながらも、ありそうでなかった「煮干し×二郎」という新しいジャンルのラブが育まれていました。コアなファンにも新参者にも絶対ウケちゃうお味。夜だけのおいしい背徳感を味わってほしい。

ごちそうさまです!

―[麺すすり子のラーメン巡礼]―

【麺すすり子】

ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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