水難事故の生存率が2倍に!水辺のレジャーにオススメのライフジャケット

日刊SPA!

2020/7/28 15:53

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夏といえば海や山でのレジャーです。ただ、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で海開きが中止になるなど、いつも通りというわけにはいきませんが、それでも密を避け、自然と戯れる海水浴や川遊び、釣りなどは自粛の気分転換にもなると注目を集めています。

そんな水辺でのレジャー、気をつけたいのが水難事故です。自分は大丈夫と思っていても不意に訪れるのが事故。対策グッズで備えておけば、万が一の際にも安心できるでしょう。

◆全国の水難者の約半数が死亡・行方不明に

警察庁生活安全局生活安全企画課の資料によると、令和元年の全国の水難事故の発生件数は1298件で水難者は1538人。死者・行方不明者は約45%、695人となっており、例年、水難者の約半数が死亡・行方不明となっています。

こうした水難事故ですが、ライフジャケットを着用すると生存率が2倍以上になるという報告があり、2018年からは釣り船などの小型船舶乗船時にはライフジャケットの着用が義務化されました。

しかし、このライフジャケット、オレンジ色で目立つのはいいのですが、浮力材が使われているためゴワゴワして動きにくく、また嵩張るなど、携行にはかなり不便。そこで最近では、腰ベルトタイプのライフジャケットが登場。携行性もよく、装着時も邪魔にならないといいことづくしのライフジャケットとなっています。

◆最新型ライフジャケットは色も種類も豊富!

この腰ベルトタイプのライフジャケットは、amazonなどの通販サイトでは、安いものだと約4000円で購入できます。小型船舶に乗船しない場合には、安価な製品でも法律上は問題がないので色や形など気に入った製品を購入してもいいでしょう。その理由は、小型船舶に乗船する際は国土交通省の定める規格に沿ったライフジャケットを着用しなければならないからです。ですが、川遊びや釣りなどは、まだ法律上の制約はありませんので、規格外でもきちんとライフジャケットとして機能すれば十分でしょう。

もちろん船舶でも使いたいという人は、やや値段は高くなりますが、国内釣り具メーカーなどが販売しているライフジャケットがオススメです。

◆規格外のライフジャケットを実際に落水して性能を試してみた!

せっかくなので、河川に釣りに行って落水してしまったというイメージの元、実際に規格外のライフジャケットの性能を検証してみました。

まずは装着マニュアルに記載されている通りにベルトフックをへその位置に固定、ジャケット部分を背面に装着。

準備ができたら岸壁から転がり落ちてみます。落水してわずか3秒、潜る暇もなく素早くライフジャケットが自動膨張を開始しました。

このライフジャケットのフロートは浮き輪型で、腰ベルトと繋がった浮き輪が体を支えてくれます。浮き輪を上半身に通して脇の下で支えると安定して浮かぶことができますが、事故で焦っているとちょっとつかみにくい感じは否めません。

とはいえ、着衣状態では水を吸い、動きにくくなるのでこういったアイテムがあると安心できます。

ちなみにライフジャケットの空気は二酸化炭素ボンベから供給されており、使用した際にはボンベを交換すれば再び利用できるようになります。水難事故に遭ったときのために、まだ持っていない人はライフジャケットを用意してみてはどうでしょうか。

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【板倉正道】

テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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