NHK 21年後期朝ドラは「カムカムエヴリバディ」 朝ドラ史上初の3人ヒロイン

 NHKは28日、2021年後期の連続テレビ小説として「カムカムエヴリバディ」を制作すると発表した。朝ドラ史上初めてヒロイン3人の作品になるという。

  放送中の「エール」、杉咲花(22)がヒロインを演じる「おちょやん」、女優・清原果耶(18)がヒロインを演じる「おかえりモネ」に続く、通算105作目の朝ドラ。京都・岡山・大阪を舞台に、昭和・平成・令和の時代にかけてラジオ英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘の3世代親子を画くハートフルコメディー。“朝ドラ史上初”の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーヒストリーとなる。

 オーディションは8月末に実施し、うち1人はそこで選出する。放送中の「エール」では、窪田正孝(31)はキャスティングでの出演だが、その妻を演じる二階堂ふみ(25)はオーディションで決定している。出演者は冬に発表し、来年春クランクイン予定。

 タイトルは、終戦直後の日本を席巻した平川唯一講師のNHKラジオ英語講座、通称「カムカム英語」のオープニング曲。脚本は大河ドラマ「平清盛」(2012年)などで知られる藤本有紀氏(52)。近松門左衛門の傑作誕生秘話を描いた木曜時代劇「ちかえもん」(2016年)では第34回向田邦子賞を受賞。朝ドラは「ちりとてん」(2007年)に続く、2作目となる。

 藤本氏は「いつか二度目の連続テレビ小説を書かせていただく機会に恵まれたなら、きっと書こうとあたためていた題材があります。それが『NHKのラジオ英語講座』です。1925(大正14)年に日本でラジオ放送が開始されたその年に、英語講座は始まりました。その歴史を紐解いていくことは、そこに百年の物語を見つけ出し、紡ぎ上げることと同義です。とても自然な成り行きで三世代のヒロインが誕生しました。小さな積み重ねがやがてダイナミックな展開をもたらすのは、英語学習も連続テレビ小説も同じです。毎日15分だけ、おつき合いいただけましたら幸いです」とコメントを寄せた。

 制作統括の堀之内礼二郎氏は「3世代の女性が登場し、ヒロインのバトンが次の世代に、そしてまた次の世代にと、リレーのように受け継がれていきます。この試みは、長い連続テレビ小説の歴史の中でも初めてのことです。命、そして役割は前の世代から託され、次の世代につないでいくものだということ。大きな流れの中で生かされている命の尊さを感じてほしいと思っています」としている。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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