『アンサング・シンデレラ』第2話のあらすじは? 石原さとみと桜井ユキが衝突!? 言動に覗く信頼感

#ドラマに恋して

※画像は、『アンサング・シンデレラ』公式Twitter(@unsung2020)より

 

初回から話題となっている石原さとみさん主演のドラマ『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』(フジテレビ系、毎週木曜よる10時)。その第2話がついに7月23日に放送されました。

 

『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』ってどんなドラマ?

『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』は、月刊コミックゼノンで連載中の荒井ママレさん(医療原案:富野浩充さん)によるマンガ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師葵みどり』が原作のヒューマンストーリー。

 

病院内にある薬剤部で患者の薬の製剤や調剤を行う病院薬剤師たちの舞台裏を描く本作。主人公は石原さとみさん演じる薬剤師・葵みどりです。

実は薬剤師は「医師の出す処方箋に唯一異議を唱える」ことができるのだそう。

葵はキャリア8年目で「薬は患者の今後の生活に繋がるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが、薬剤師にとって何より大切だ」という信念を持っていますが、そのため患者に深入りしてしまいがち。仕事が非効率的だと他の薬剤師に怒られることもあります。

 

しかし、その患者への真摯な対応に心を動かされる人も……。

 

葵の先輩で薬剤部副部長の瀬野章吾を田中圭さん、新人薬剤師・相原くるみを西野七瀬さん、薬剤師部長の販田聡子を真矢ミキさん、薬剤部主任の刈谷奈緒子を桜井ユキさん、謎の男・小野塚綾を成田凌さんが演じます。

豪華キャスト陣も話題の『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』の第2話はどうなったのでしょうか。あらすじなどをご紹介します(ネタバレ注意)。

 

 

ネタバレ注意!第2話のあらすじは?

 

ある日、萬津総合病院に、厚生労働省から麻薬取締官が訪れることになった。医療用麻薬が適切に扱われているかの調査なのだが、薬剤師チームが帳簿と照らし合わせると一部薬剤が足りないことが発覚。これが明るみになると医療用麻薬が取り扱えなくなるため、チーム総出で足りなくなった調剤の行方を追う。結果的にベテラン薬剤師・荒神寛治(でんでんさん)の帳簿記載ミスが原因で、新人の相原くるみ(西野七瀬さん)が急いで調剤のありかを突き止め、そしてまさに取締官が調査している最中、無事元へ戻し事なきを得た。

 

チームが総出になって苦難を乗り越えた中、ただ一人、葵みどり(石原さとみさん)だけは別行動をとっていた。

 

腕の骨折で入院していた大宮清(小林隆さん)が、トイレで隠れるように大量の薬を服用し意識不明で倒れ、不整脈を起こし命の危険にさらされてしまう。その原因を探ろうと、みどりは大宮の見舞いに来ていた娘の麻利絵(大後寿々花さん)に尋ねるも、麻利絵は要領を得ない回答。実は大宮は事業の失敗が原因で過去に家族の元を離れており、麻利絵は彼の健康状態までは把握していなかった。

 

麻利絵は間もなく結婚をするため、亡くなった母のアドバイスもあり、大宮に自身の結婚式に参加してほしいとお願いするため入院先を訪れていたのだ。しかし大宮は結婚式参列を拒否し続けているという。これにみどりは独自に解決策を見出そうとする。

 

麻利絵の助けで大宮の家にたどり着いたみどりは、ゴミ箱の中から別の病院で服用していたと思われる錠剤を発見。調査の結果、これを大量に摂取していたため中和するための薬剤を大宮に投与、無事病状も回復する。しかしその過程でみどりは、大宮が実は足の骨肉腫を患っていることを突き止めた。いずれは足を切断しなければならず、そんな状態で麻利絵の結婚式に参加しても迷惑をかけるだけ、そのために大宮は病を悟られまいとひそかに薬を服用していたのだ。

 

だが、薬を適当に服用し、自らを命の危機にさらしてしまった大宮をみどりは叱咤し、麻利絵も隠し事をしていた父を責めたが「それでも私のお父さんだから、結婚式には出席してください」と懇願。大宮も翻意して結婚式に参加することを決意し、さらに萬津総合病院に転院して、自分の命を真剣に考えてくれたみどりを担当薬剤師として指名するのだった。

 

葵への信頼が垣間見える瀬野……

麻取が抜き打ちで管理調査にやってくる、病室で言い争う父と娘、小さな息子にうまく薬を飲ませることができずに悩む母親。

今日も病院内ではさまざまなことが起こっています。

 

特に今回、葵が必死になった患者が大宮清。薬を大量に服用し意識不明で倒れ、救急センターの救急処置室に搬送された大宮に付き添う葵。何の薬を服用したか分からなかったため、娘の麻利絵と大宮の自宅にまで調べに行きます。

 

冒頭で葵が薬の味を確認するシーンがありますが、今回はそれが要所で生きてくる形に。名前が分からない薬を舐めて特定とするという荒業! しかし、瀬野は処方の裏付けを取らなければダメだと突っぱねます。葵は自信を持っているものの、上司である瀬野としては葵の判断だけではGOは出せません。

しかし、瀬野は迷います。同僚たちにヘンタイと言われるほど薬の勉強をしている葵のことを知っているからこそですが、もし謝った決断を下せば患者の命に関わります。

 

結果的に特定ができ、大宮の命を救うことができますが、綱渡りすぎる……。薬剤師はミスがダメ、というセリフも出てきますが、病院薬剤師ってめちゃくちゃ荷が重い……。

瀬野さん、基本はツンツンした態度ですが、なんだかんだで葵のことを信頼しているのが分かるんですよね。「信頼している人間からの情報です」とか言いますし……。なぜあんなにツンツンしているのか気になりますが、今後の展開でわかるのでしょうか、注目ですね。

 

 

患者への思いはさまざま

今回、特に色濃く描かれているのが葵と刈谷の患者の接し方。

ひとりひとりの患者に丁寧に接しますが、刈谷は合理主義。葵のやり方に対しては他の人からも不満が。

「それって本当に患者さんのためになっているのかな?」と刈谷は葵に苦言を呈します。病院薬局の大事さ。長い目で見れば葵の行動は患者のためにならないのでは? ということです。

葵は「その先の患者さんの生活にもつながっていくからこそ、もっとひとりひとりの人を知っていく必要がある」と反論します。

しかし、たまたま居合わせた謎の男・小野塚にも「ある意味あの人(刈谷)の考え方、一番患者さんのことを考えていて感動しました」と言われてしまい……。

 

でも、どちらが正しい、というのではないのかもしれません。どちらの視点も必要で、いろんな考え方の人がいるからバランスが取れている。

その証拠に、刈谷は「こういうのはあんたのほうが向いているでしょ」と言って、子どもに粉薬を飲ませるのに苦心していた母親への服薬指導を任せます。

意見をぶつけ合うことができるのも、信頼し合っているから。

薬局では息が合った動きを見せていることからも分かるように、これもある意味、バディの形……なのかもしれません。

この2人のやり取りはこれからも必見ですね。

 

 

どうなる第3話!?

キーパーソーンとなるのは小学校教諭の新田(浅利陽介さん)。新田が持っている大量の薬の中には、薬剤師とし見逃せないものがありました。

そして謎の男・小野塚の正体も明らかに……。

次回も見逃せません!

 

見逃し配信サービスも!

第2話を見逃したという方は民放公式テレビポータル『TVer(ティーバー)』で7月23日(木)20:44まで無料で配信。さらに『FOD』でも配信(有料)しておりますので、そちらでもどうぞ。

民放公式テレビポータル『TVer(ティーバー)』

『FOD』

 

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『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』第1話あらすじ

 

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  • ふくだりょうこ
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  • 大阪生まれ関東育ちのライター。主にシナリオや小説などを書いています。焼き鳥とハイボールと小説、好きなアイドルのライブに行くのが楽しみ。

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