グループ卒業で騒動の戦慄かなの 彼女が開拓者アイドルである理由とは

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戦慄かなのがZOCというアイドルグループの卒業を発表し、立て続けにZOC自体の活動休止でSNSを騒がせた。この騒動にはどのような特徴があるのだろうか。

■ZOC騒動


戦慄かなのとは『アウト×デラックス』(フジテレビ系列)などにも出演歴があるタレント。その戦慄かなのが所属していたZOCというアイドルグループから卒業した。

特徴的なのは、SNS上でさらにその後、揉め事が起こっていることである。SNS上の形跡からZOCのプロデューサー兼メンバーである大森靖子と戦慄の間で揉めていることが分かるのだ。一時は泥仕合に思われたものの、最終的には薬物も絡んだ疑惑にまで発展した。


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■薬物疑惑


最終的に、戦慄のInstagramの裏アカウントが晒されるなどして、戦慄の薬物疑惑が生じたのである。薬物疑惑は戦慄だけでなくYouTuberのゆりにゃという人物と同時にかかっている。

この一連の騒動で、戦慄には常にこのゆりにゃが関わっている。TwitCasting(ツイキャス)配信者として有名なコレコレの配信における戦慄の説明では、大森はゆりにゃとつるむなと戦慄に言ったという。

■戦慄は無実か


戦慄は「私はみんなを裏切るようなことは絶対にしてないし今後もするつもりはありません、約束します。」とツイート。また戦慄は「やったのは私じゃなくて違う人なのだけど勘違いされた」と説明している。

この「違う人」はゆりにゃのことを指していると考えれば、一貫して戦慄はゆりにゃとの友情を重視しているだけで戦慄自身の罪はないという話とみなすこともできる。また戦慄はゆりにゃの遊び方についていけないとも発言。ただしいずれの説も確かなものではない。

■少年院出身のアイドル


この一連の騒動のポイントはやはり戦慄の存在にあると言えるだろう。今もなお戦慄は特に女子からの高い支持とある種のカリスマ性を備えていると言えそうだ。

戦慄が注目されたのは、プロインタビュアーの吉田豪との対談ではないだろうか。そこで戦慄は少年院に入っていたエピソードを語った。戦慄は少年院で更生したアイドルとして注目されたのである。

母親との関係がこじれていて、ある種の知能犯により少年院に入り、そこで親子関係を代替し、社会勉強を積み、大学にまで進んだというエピソードは教育について非常に示唆的だ。

■地上波とネットを結びつける


またこの騒動には、SNS有名人が関わっているのも新しい。戦慄という破天荒ながら地上波TVの仕事を持つアイドルが、それゆえにSNS有名人との関係を持ちながら騒動を起こしている状況に新しさがある。

後にメンバーの片方がZOCに参加した「生ハムと焼うどん」も解散時にTwitterを舞台に騒動を繰り広げたが、自己プロデュース能力がある戦慄は地上波レギュラーを維持しながら騒動を起こしており、今のところこれをもって消えていく状態ではない。

『アウト×デラックス』が懐深い番組だということでもある。

■開拓者アイドルとなるか


この状態は戦慄がSNSを巻き込みながら新しいアイドル像を示していると言えるのだ。アイドルは評論家の宇野常寛も言うように現実を拡げる「拡張現実」を見せてくれる先端的エンタメである。

今回の騒動は確かに危うさもあり、戦慄が道を誤っていれば転落まっしぐらだが、一方で戦慄がリアルドキュメンタリーなアイドルであるということでもあるのだ。

TVは「コンプライアンス」でネットこそがリアルエンタメであるというような断絶が起きてしまえば、TVの力はどんどん弱くなるだろう。戦慄には法を侵すことなく開拓者であることが期待される。

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(取材・文/しらべぇ編集部・宮室 信洋

当記事はしらべぇの提供記事です。

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