「太れない!」その理由は? 山下七海が語る写真集への想い(前編)

声優ユニット『Wake Up, Girls!』久海菜々美役としてデビューし、アニメ『八月のシンデレラナイン』の岩城良美役、『鬼滅の刃』の寺内きよ役などで活躍する、声優の山下七海さん。2020年7月17日に初のデジタルフォトブック『GLITTER』を発表した山下さんに、発売に先駆け、フォトブックに込めた想いを伺ってみました。アニメージュプラス独占インタビューをフォトブック未公開写真とともに二回に分けてお届けします。

――山下さんは5年前に一度、紙での写真集を出されていますが、この頃はまだデビューして日が浅い頃ですよね。そもそもこの世界に入るきっかけはなんだったのでしょうか?

山下 きっかけは、ひょんなことだったんです。高校2年生の進路をどうしようかという時に、小さい頃からの夢だった「歌を歌う」という仕事のオーディションを一回受けてみてから大学に進もうと思いまして。歌手のオーディションだと思って締切間近に応募した「avex×81produce Wake Up, Girls! AUDITION 第2回アニソン・ヴォーカルオーディション」が、実は声優さんのオーディションだったという……(笑)。

――記念受験的に歌手のオーディションを受けたつもりが、まさかの声優としてのスタートになったのですね。デビューのきっかけとなった『Wake Up, Girls!』以外のお仕事はどんな感じでしょうか?

山下 オーディション合格後は、『Wake Up, Girls!』として活動していたのですが、小さい頃からの「歌を歌う」という夢も叶えられて、とても充実した6年を過ごすことが出来ました。『Wake Up, Girls!』として活動する傍ら、アニメのお仕事やゲームのお仕事とかも、枝をちょっとずつ伸ばすように色々と経験させていただいて。中でもすごく嬉しかったのが、子供向けの作品に出られた時なんです。なんて言うんだろう、「夢を育てる」じゃないですけど、『パズドラ』や『しまじろう』といった子供向けの作品に参加して、子供たちに夢を与える一部となれたことがとても印象に残っていますね。

――山下さんご自身も小さい頃はよくアニメをご覧になっていたのですか?

山下 そうですね。夕方帯のアニメとかは大好きでよく見ていたのですが、深夜アニメとかはあまり触れてこなくて……。この業界に入って声優になってから、アニメの勉強を始めたという感じです(笑)。

――アニメのアフレコなどコロナの影響で延期や自粛を余儀なくされていたかと思いますが、自粛期間中は何をされていましたか?

山下 この『GLITTER』の撮影が自粛期間明けに待っているというのが分かっていたので、「太れない!」と思って、筋トレの毎日でした(笑)。食べ物も普段と同じ物を食べていたら確実に太ると思って、蒸した豚肉とキャベツといった蒸し物を中心に食べていました。自分で手作りして、何とか太らないように必死でしたね(笑)。

――管理が大変だったんですね。

山下 そうなんです! 近所迷惑にならないように、なるべく音を立てないようなトレーニングをYouTubeで調べて、それを毎日やったりしていました。

――我慢を重ねて撮影された今回のフォトブックですが、制作はどのように決まったのでしょうか?

山下 マネージャーさんから、フォトブックの話が届いていますと連絡をいただいて、「是非!」とお返事させていただきました。20歳の時に、デジタルフォトブックではない写真集を一度出していまして、それからもう5年程経っているんです。その5年の間にファンになってくださった方もいらっしゃって、そういう方々は私の20歳の時の写真集を買ってくださるんですよ。でも、女の子は20歳から顔もすごく変わるし!と思っていて……。女心としては、今の私を見てほしいなって想いがあったので、今回、本当にタイミング良く素敵なお話をいただきました。

――今回、横浜の元町公園周辺や横浜中華街で撮影されていますが、撮影はいかがでしたか?

山下 今回、3パターンの衣装で色々なシチュエーションで撮影をしたのですが、普段作品のイメージに合わせて撮っている写真よりも、ポーズなど含めて、攻めた感じで撮影することが出来てすごく楽しかったです! 自粛期間明けの撮影で、外の空気をあんなに吸うのが本当に久しぶりだったので、そのこともとても嬉しくって。特に、元町公園での撮影は写真の仕上がりを見ても、あの緑いっぱいの公園で撮ってよかったと思える、本当にナチュラルな私を見せることが出来たと思います。
▲フォトブック未公開カット

【中華街で撮影した他の写真や表紙を見る】

――元町公園での撮影はナチュラルな雰囲気とのことですが、お洋服もそんな感じのものですか?

山下 真っ白なワンピースです!

――絶対に似合いますね! ナチュラルな雰囲気のコンセプトは山下さんからご提案されたのですか?

山下 やっぱり、今までとは違う私を出したいというのが大前提にあったので、白ワンピの撮影では、「生まれたて!」みたいな雰囲気の透明感を大事に撮っていこうと、みんなで相談しながら進めていきました。

――生まれたてということは、素の山下さんが見られる?

山下 そうですね。きっとそうだと思います!

――今回は衣装やメイクにもかなり力を入れたと伺っていますが、お気に入りの衣装やメイクはありましたか?

山下 今回は、今まで撮影してきた七海より、ちょっと攻めた七海を見せたいなと思って、結構メイクは遊んでみました。デビュー初期からずっとお世話になっているヘアメイクさんに担当していただいたので、意思疎通もすごくスムーズにいったんです。今回タイトルにもしたグリッター(アイシャドウの一種)をまぶただけでなく、鼻にものせてみたり(笑)と、自分じゃ絶対に思いつかないなというメイクもしていただきました。ナチュラルな白ワンピースの時も、アイシャドウの色は控えめにしつつも、白のアイライナーを目尻に入れたりして、ナチュラルな中にも何か攻めてるというのを忘れないように作りました。

――細部までこだわっているのですね。お洋服はいかがでしたか?

山下 お洋服は3パターンですが、上着の脱ぎ着もあるので、バリエーションとしてはもっとたくさんある感じになっています。撮影した横浜中華街の雰囲気にぴったりな黒いパンダのワンピースがあるのですが、これは、『邪神ちゃんドロップキック´』という作品に、私がパンダを胸元につけたキャラクターのキョンキョン役として出演していることから、スタイリストさんが準備してくださったんです! 私がゲーム番組に出ているのもあって、ゲーム機のイラストが入ったお洋服も準備してくださったりして……。このフォトブックをみんなで盛り上げようという雰囲気が伝わってきて、とっても嬉しかったです。

――やはり衣装やメイクが変わると表現も変わってきますか?

山下 そうですね。白ワンピの撮影は、素の私というかアンニュイな感じで撮ろうと最初から決めていましたが、他の2着はヘアメイクを見てから、撮る場所に合わせてインスピレーションで表現していきました。私自身、前々から詰めて考えられるタイプじゃなくって。あんまり計画的じゃないんですよね(笑)。だから今回もその場でピンときたものでとりあえずやってみようと思って、直感でやりました!

<インタビューの続きは7月18日(土)12時10分頃配信予定の後編をご覧ください>
【プロフィール】
山下七海:7月19日生まれ。徳島県出身。81プロデュース所属。主な出演作品はアニメ『八月のシンデレラナイン』(岩城良美)、『鬼滅の刃』(寺内きよ)、『邪神ちゃんドロップキック´』(キョンキョン)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(大槻唯)ほか。

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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