警察が追う未解決事件「3大コールドケース」は?

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未解決事件を追う人気の刑事ドラマが『コールドケース』です。コールドケースとはいわゆる未解決事件・迷宮入り事件のこと。日本では事件発生後、半年以内に解決した事件は全体の約8割。捜査が長引くほど事件の解決は難しくなるといいます。警察が追う未解決事件について見ていきましょう。

警察が追う未解決事件「3大コールドケース」は?

未解決の凶悪事件の捜査は続いている


警察の課題として常に残っている未解決の凶悪事件があります。“3大コールドケース”と呼ばれる平成の未解決事件が「世田谷一家殺害事件」「柴又上智大生殺人放火事件」「八王子スーパーナンペイ射殺事件」です。

「これらの事件は警視庁刑事部捜査第一課の『特命捜査対策室』に40名の捜査員を配置して捜査が続けられています」と、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は語ります。

2000年12月30日未明、東京・世田谷の閑静な住宅地にある外資系企業会社員宅で幼い子どもを含む一家4人が殺害された「上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件」が、通称「世田谷一家殺害事件」です。

それでは、現場の警察官たちは自分たちの力で解決できなかった事件について、どのような思いを抱いているのでしょうか。

未解決事件の捜査本部を看板を下ろす


小川氏は「在職中に21件もの特別捜査本部事件を解決して、1件だけが未解決だったあるベテラン刑事がいました。その方は定年後、その事件だけが無念で今も思い出されるとおっしゃっていました。警察官たちにとって、未解決事件は特別に思い入れがあるものなのです」と語ります。

その刑事が新任の時、署轄で殺人事件の捜査本部に入れられたのですが、未解決になり3年目には担当はその人だけになってしまいました。その後、異動して事件発生から15年目に刑事部捜査一課の警部補として、その署に戻ってきました。

そして時効を迎えるのですが、「俺が看板を下ろす」と言って自ら捜査本部を閉めたのです。警察にとって看板は命のようなもの。時効が撤廃される以前は、15年経つと捜査本部の看板をその事件の担当者が下ろしていました。

中には「涙を流しながら看板を下ろす者もいます」とのこと。今後、平成の未解決事件は進展するのでしょうか。そのカギを握る現場の警察官たちは、未解決事件への強い執念を持っているようです。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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