永瀬廉が〝限界の先〟を見た!映画『弱虫ペダル』の過酷現場

7月14日、全国公開を1カ月後に控えた映画『弱虫ペダル』のメインキャストが集合した〝キックオフイベント〟が、秋葉原UDX2階「アキバ・スクエア」にて開催。思わぬことから自転車競技部に入部することになったアニメ好きの高校生・小野田坂道が、仲間と共に過酷なロードレースに挑んでいく渡辺航原作の人気コミックが、舞台、アニメ、ドラマに続いて実写映画化。新たな「弱ペダ」ワールドの開幕に、熱い注目が集まった。

まずは伊藤健太郎(今泉俊輔役)、橋本環奈(寒咲幹役)、坂東龍汰(鳴子章吉役)、栁俊太郎(巻島裕介役)、竜星涼(金城真護役)、菅原健(田所迅役)、三木康一郎監督が登壇。続いて、小野田坂道役を演じた永瀬廉さん(King&Prince)が映画の主題歌「Key of Heart」が流れる中、何とママチャリに乗って登場。千葉から秋葉原まで自転車で通っていた坂道が、実写映画になって久々の凱旋、という粋な演出だ。ちなみに乗ってきたママチャリも、本編に登場する〝出演車〟なのだ。

永瀬さんほか登壇者たちは、コロナ禍の中、無事に公開の日を迎えられる喜びを隠せない様子。さらに、秋葉原での映画イベント開催が珍しいということもあるのか、挨拶でも「ガチャガチャをやってから(イベント会場に)来ました」(坂東さん)、「メイド喫茶の女の子に声をかけられました」(竜星さん)と、独特のアキバムードを楽しんでいる様子がうかがえた。

永瀬さんたち男性陣は初めてのロードレース体験、しかもプロの選手でもキツく感じるコースに挑戦したのだという。「もうやるしかないっていう気持ちで。暑かったり寒かったり、いろいろな状況があいまったような中で撮影していたので、限界のその先を行ったことが何度もありました。作品が完成したのが不思議ですよね」(永瀬さん)、「基本的には体力がどうこうじゃなくて、気持ちでどこまで行けるか、という状況でした。その苦しいパワーがお芝居を超えて、この作品の魅力になっているんじゃないか」(伊藤さん)と、撮影現場の過酷さを訴えた。
 1人自転車に乗ることのなかった橋本さんが「自転車競技はケガをするかもしれないので、みんな安全のためにすごく練習をして撮影に挑んでいました」とフォローすると、ここで三木監督が「(皆が苦しそうなのを)楽しんでたよね?」とツッコむ。「楽しんでたのは監督でしょう!」と永瀬さん・橋本さんが返すと、「最初は自転車の撮影が大変そうだから、最初はCGで合成しようと考えながら脚本を書いていたんです。だけどあるタイミングで『これ、全部やらせた方が面白いな』と思って(笑)。狙いどおり、苦しい表情が撮れました!」と、三木監督はさらに悪魔のコメントを投下して、永瀬さんたちも思わず苦笑。


撮影現場での苦労を語る永瀬さん(中央)

(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C))渡辺航(秋田書店)2008

続いて、本作のキャッチ「青春を走れ。希望をつなげ。」に引っ掛けて、それぞれの青春エピソードを披露してもらうことに。
 永瀬さんが「高校生の頃の話なんですが、友達3人と千葉の海に行って。海辺でゆるい話をしながら朝まで過ごそうってなって、レジャーシートで雑魚寝して、帰りに雨降ってきてレジャーシートを被りながら駅まで帰った思い出があります」と語ると、伊藤さんも「18歳くらいの免許取りたての時に、高校の親友たちと車で海に行って、何をするでもなくまた帰ったことがあって。今考えてみると、何てないそんなことが青春だったのかな、と思いますけどね」と、同じく海にまつわる思い出を語った

橋本さんが「私は海じゃないです」と前置きして、「高校生の時は福岡の女子高に通っていたんですが、その時の友だちが青春を感じさせてくれる存在だったな、と思います」と語ると、坂東さんが「北海道の高校3年間は電車通学だったんですが、1年の時に車内で一目惚れをしまして、3年間片思いを続けていました」と思わぬ恋バナを披露。永瀬さんから「告白しなかったの?」とツッコまれて「しゃべったことはあるけど、(告白)する機会はなかったです……」と返す坂東さんに、「3年はキモい」と三木監督がまたまた容赦ないコメントを。慌てて「じゃあ1年間ということで!」と訂正する坂東さん、しかし時すでに遅しです。


「高校時代の友だちが青春そのものです」と橋本さん

「撮影中に青春っぽいことができたんです。1年生の3人が撮影している間、ゆっくりできる時間があった3年生チームでレンタカーを借りて大阪まで行って。たこ焼きを食べて、上級生のすばらしい絆を深めてきました」と笑いを誘う竜星さん。それに対抗するように永瀬、伊藤、坂東もロケ地・三重県にある猿田彦神社を参拝したことをアピール。永瀬は「みんなで恋みくじを引いたよね。僕は大吉でした!」と嬉しそうな笑顔を見せていた。
 栁さんが「僕、男子校だったんですよ。でも、最後の1年だけ女子校と合併して。急に隣に女の子が座っているドキドキ感は、今では味わえないな、と」と甘酸っぱい思い出を披露。最後の菅原さんも、「『弱虫ペダル』を観て、青春って良いな、何か頑張っている姿を見たいなと思って、アボカドを育て始めたんですよ」という不思議コメントで場を大いに湧かせた。

最後に三木監督は、「『弱虫ペダル』はインターハイを目指す高校生の物語ですが、実際のインターハイは中止になり、悔しい思いをしている同年代の人たちがいます。そんな中、この作品が持つ意味は何かと考えると、このメンバーの姿を見ることで、これらからも未来が続く彼らの背中をちょっとでも押せるような作品になればいいなと思います」と語り、続く永瀬さんの「僕たちも全身全霊で自転車に挑みました。ロードレースの熱や疾走感を大事にしつつ、青春の尊さだったり、今の時代だからこそ大切にしたい人との繋がり、頑張ろうという気持ちを思い出させてくれる作品になっていると思います」と熱い言葉をもって、イベントは終了。公開まであと1カ月、ファンの期待は膨らむばかりだ。


このチーム総北メンバーが、新たな「弱ペダ」ワールドを切り開く

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映画『弱虫ペダル』
2020年8月14日(金)全国公開
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
CAST:永瀬廉(King&Prince)、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)・竜星涼/皆川猿時
STAFF:監督・三木康一郎、脚本・板谷里乃、三木康一郎
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C))渡辺航(秋田書店)2008

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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