サカナクション「歌詞の秘密」「バンド名の由来」マニアック情報を山口一郎が解説

TOKYO FM+

2020/6/30 17:00

サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。以前の放送で募集した『あなたが知っているサカナクションのマニアックな知識』というお題について、リスナーの投稿が正解かどうか答え合わせをしました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」6月26日(金)放送分)



◆「Klee」のサビの部分は『クレーくれー休みをくれー』だった

これは正解です! これね、the telephonesというバンドとOGRE YOU ASSHOLEというバンドと、サカナクションのスリーマンでツアーを回っていたんですよ。そのときに、歌詞を書かなきゃいけない状況に追い込まれたんです。大阪のAKASO(現・umeda TRAD)というライブハウスの向かいに喫茶店があって、マネジャーに監視されながらそこで歌詞を書いていたんですね。

そのころは本当に休みがなくて……1人でいる時間がなかった。なので、とにかく休みがほしいっていうのを、「休みをくれー」って歌詞にしました。最初はそういう気持ちで書いていて、クレーを画家であるパウル・クレーに置き換えて最終的な歌詞にしたんですね。最初のノリはそういう感じだったということですね。

◆『アイデンティティ』のジャケットを撮るとき、一郎さんの顔が頬骨の影で暗くなりすぎてしまったため、口の中に脱脂綿を詰めた!

これ正確に言うと、『アイデンティティ』のジャケットじゃないんですよね(笑)。アー写なんですよ。アーティスト写真を撮るときに、僕が歌詞を書いていてごはんを食べられなくて痩せすぎていて……影がすごいからってヘアメイクさんが、上の奥歯のところに脱脂綿を詰めて影を消すっていうのをやったんですよ。見てもらったらわかると思う、なんか違うなーって。

普通だったらね、レタッチでやるのよ(笑)。簡単に人を痩せさせたり、背を伸ばしたり、足を長くしたり加工できるのよ、プロが。そのレタッチがうまいっていうので、カメラマンとして大成している人もいるくらいなんですから。普通はそのレタッチをやるんだけど、我々の場合はアナログ主義なんでね。脱脂綿を詰めて影を消すっていう作戦でやったところ、ちょっと違和感が残っちゃったよねっていう。今ではもう笑い話になっています。

◆『サカナクション』という言葉を生み出したのは、一郎さんでもメンバーでもなく一郎さんの親戚のじょーくんです!

そうです。サカナクションという名前の生みの親は、私の親戚で、岐阜県でロッククライミングジムを経営している山口穣くんです。穣くんは思春期の青春をずっと釣りをしながら過ごした、僕の釣りの先生なんですよ。

当時……みんな今はLINEとかだろ? 先生たちの世代はまだEメールだったのよ。ケータイを変えたら、メールアドレスを考えるのが最初にやる作業なんだな。それで穣くんとメールアドレスを何にするか、っていうのを考えて遊んでいたんですね。そのときに穣くんが『sakanaction@ ……』っていうやつを作ってきたんですよ。「サカナとアクションでかっこええやろ! 魚動や!」って。“魚動”っていうのは最初は“魚道”で、サカナが遡上するときに登れるようにするっていう意味で魚道っていうのがあるんですけど、そこからきているんじゃないかなと思ったけど……。「サカナクションっていいね」って言ってたんです。

で、僕が前のバンドを解散することになって……解散するときも相談して新しくバンドを作るときも二人で熱く思いを語ったりしていたときに、穣くんのメールアドレスをバンド名にするって言って、サカナクションっていうのをいただいてやっています。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月~金曜 22:00~23:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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