意外と知らない法事のマナー!? 服装、金額の目安…知っておくべきマナー6つ

All About

2020/6/29 20:15

法事(法要)に呼ばれたら、できる限り出席するのが礼儀です。参列者が気を付けるべき供物料の金額の目安と表書きの言葉と、服装や持ち物についてのマナーを解説! キリスト教や神式の場合のマナーもご紹介します。

法事に招かれたらできる限り出席するのが礼儀

法事は法要ともいい、亡くなられた方の冥福を祈り、その霊を慰めるために命日に行う行事です。仏式では、一周忌後の法事を年忌法要といい、四十九日と同様に僧侶、親類、友人を招いて盛大に行います。また年忌法要は亡くなった月日と同じ月日に法事を行いまが、現在は出席者の都合を考え、命日に近い土曜日又は日曜日にする場合が多いようです。

法事に招かれたら、できるかぎり出席するのが礼儀です。法事に出席する側の心得・マナーをまとめてみましたので、どうぞご参考までに。

1:案内状が届いたら、すぐに出欠の返事を出す

法事の案内状が届いたらすぐに出欠の返事を出すように。施主側には準備の都合(法事後の宴席の手配など)があるからです。一般的に返信用ハガキが同封されているので、遅くとも1週間前までに出すこと。

※法事は内輪だけですまされることが多いので、招待を受けた場合だけ出席するようにします。法事の日が近づいてもこちらから催促する行動は慎みましょう。

2:欠席する時もすぐに返事を出す

どうしても出席できない場合も早めに返事を出します。電話や返信用のハガキにお詫びの言葉を添えるのがマナー。また、三回忌までの法事なら「御仏前」と表書きした供物料を現金書留に入れて送ったり、香や供花などを贈るのが一般的。供花は三回忌までは白い花を中心にすること。別の日にあらためて、お参りするのもよいでしょう。

※供花は花束やアレンジメントにしてもかまいません。

3:持ち物は、供物料(現金)を包むのが一般的

本来、せんこう、ろうそく、菓子などの供物や供花を持参するものでしたが、最近は供物料(現金)を包むのが一般的。供物料の金額は、地方によっても違いますが、「お斎(料理)代」+「引き物(みやげ)代」で1万円くらいなので、それを見込んで1万円から2万円程度を包むのが、一般的です。身内などは、供物と現金の両方を供える場合も。

※供物や供物料は、いきなり仏壇や祭壇にお供えしないで、必ず施主に「御仏前にお供えください」と直接差し出すことが、正式なマナーです。

・金包み
一周忌までは、黒白又は双銀の水引
三回忌以降、青白、黄白

・表書き
仏式は「御仏前」「御供物料」

4:法事のお供物料の目安

法事の規模や地域の慣習により違ってきます。また故人との関係や遠隔地から参列する場合などによっても金額は変わるので、あくまでも目安としてご参考に!

※資料: 三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)「金銭からみたおつきあい調査」平成10年より

※データはかなり古くなりますが、お供物料の価格は現在と変わりありません。

※平均金額が高めなのは、親族が多めに包むと考えられますが、 故人と親族関係ではない一般の方は、これより金額は低くなると思います。「一周忌」の平均金額が多いのは、比較的重きをおかれているのがわかります。

5:法事に出席する時の服装は

一般的には一周忌の法事までは、喪服を着ますが、ダークグレーや濃紺など地味なワンピース、スーツでもかまいません。法事は回をおうごとに略式に持っていき、服装の色も薄れていくといわれます。服装に迷うなら同席する親戚や年配の方に尋ねることです。三回忌以降は、地味な平服で。

6:他の法事や告別式と重なったら、家族で分かれて出席

その場合は 家族で分かれて出席し、誰が出るのかあらかじめ先方に伝えておきます。欠席する理由もきちんと伝えることも忘れずに。

キリスト教(プロテスタント)の場合のマナー

【記念式】
死後1カ月目、死後1年目に昇天記念日(仏教でいう命日)を行います。それ以降は毎年行うところや、仏教のように1、3、7年目に行うところもあり、宗派によって異なります。自宅や教会で行われますが、近親者や友人など自由に参列できます。祈り、聖書朗読、賛美歌合唱などを心を込めて行います。

・表書き
「御花料」など

・服装
仏式に準じます

キリスト教式(カトリック)の場合のマナー

【追悼ミサ】
死後3日目、7日目、1カ月目と行われ(3日目、7日目は、省略される場合も)1年目以降は毎年、昇天(召天)記念日に教会で親類、知人が集まり追悼ミサをします。その後別室か自宅で参列者をもてなす茶話会(プロテスタントも同様)などを催されることが多いです。

・表書き
「御花料」など。

・服装
仏式に準じます。

神式の場合のマナー

【式年祭(しきねんさい)】
仏教でいう年忌法要(法事)。一年祭、三年祭、五年祭、十年祭と神職や親族、友人を招いて最大に営みます。これ以後、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭、百年祭と続きますが、省略される事が多いです。

・表書き
神式は「御玉串料」「御神餞料」「御神前」など

・服装
仏式と同じ

法事に招かれたら、故人を追悼して供養をともにしてほしいと願う遺族の思いを受け、できるだけ都合をつけて出席したいものです。故人をしのんでにぎやかに供養をしてあげてください。今生きている誰もが、いつか「その時」を迎えるということを忘れないで。
(文:中山 みゆき(冠婚葬祭ガイド))

当記事はAll Aboutの提供記事です。

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