産後、姑が毎週持ってくる「自家栽培の野菜」。迷惑がる私は性格悪い?

女子SPA!

2020/6/29 15:47

 結婚したら避けて通れないものといえば、義実家との付き合い。最近では、極力コンタクトを取らないようにしている女性も多いのかもしれません。

しかし、出産ともなるとそうはいかないようです。今回は、妊娠がきっかけで義母との軋轢(あつれき)が生まれたという女性を紹介します。

◆里帰りできず、産後は夫婦の家に義母がくることに

岡林由香さん(36歳・仮名)は、昨年に出産して以来、義実家と距離を置いているそうです。

「私は、母子家庭で育ったんです。母も高齢で、育児を頼めないし、実家は東北の田舎のほうで、交通の便もよくない。私は高齢出産だったので、里帰り出産するよりも都心の医療設備のきちんとした病院で出産することにしたんです」

由香さんのように、産後は夫と協力して育児をしたり、ベビーシッターを利用したり、産後入院が可能なケアセンターなどに入院するなど、今は選択肢も多様化しています。

「私も金銭的な余裕があれば、ケアセンターへの入院や、シッターなどを頼みたかったのですが、夫の実家が関東近県にあるため、夫は『うちの母に頼めばいい』の一点張りでした」

義実家との付き合いは、それまではどのくらいであったのでしょうか。

「義母は、会うたびに『子どもはまだ?』と口にしていたので、新年やお盆しか顔を合わせないようにしていました。妊娠を伝えたときも『私が神社にお参りに行っていたから』と言ってきて、面喰らいました」

◆面会に“自家栽培の野菜”を持って現れた

義実家との温度差を感じたという由香さん。帝王切開をすることになり、出産日よりも少し早く入院することになったそうです。

「夫は仕事で忙しいため、忘れ物や食べ物の差し入れを義母に持ってきてもらうことになっていたんですが、面会の時間が決まっているのになかなか現れなかったんです。心配になって、何度も義母のガラケーに電話しました。一度も出ないので困っていたら、突然、病室に大きなリュックをしょって現れたんです。

私が何度も電話を掛けたことを伝えると、『携帯は重いから置いてきちゃった』と一言。それなのに、リュックからは、タッパーに入った自家栽培のキュウリやナスが出てきました。思わず言葉を失いましたね……」

義母としては、厚意で持ってきたのでしょうが…。

◆退院すると、自宅はガラクタの山に

無事、出産し退院すると、自宅には異変が起きていたそうです。

「玄関の扉を開けると、玄関には開けていない段ボールや、歩けないほどのガラクタの山。義母が『この家には時計がないから」と言って、重厚な箱を手渡してきました。箱を開けてみると“昭和〇年贈呈”と書いてある、近所の人が貰ったという記念時計が……。湯沸かしポットについていた応募はがきには、締め切りが昭和〇年と書かれ、切手の価格すらもいつの時代かわからないような金額が書かれていました……」

まさに、タイムスリップしたような義母からの贈り物。すべて実家の倉庫などから、義父が運転した車を使って持ち込まれたそうです。

「義母がくれるといった『ヘルシオ』のウォーターレンジは、箱を開けてみたら、違うメーカーのものでした。しかもピザだけ焼けるレンジで、奥行きが深くレンジ置きからはみ出したため、横向きに設置しました。場所を取る上に、もとからあった電子レンジとの2台持ちをするはめに。

義母は自分でピザオーブン持ってきたのに、パン焼き器と勘違いしていて。『これはパンを焼けるの?』と、何度も聞くんです」

◆毎週くる大量の野菜。迷惑がる私は冷たい?

ついに、義母と決裂するきっかけとなる出来事があったといいます。

「来るたびに家庭菜園で作ったというナスとゴーヤを持ってきたんです。毎日ナスとゴーヤ料理が続いて、気が狂いそうでした。さすがにいらだち『食べたくない』と言ってけんかに。数日後、何事もなかったようにナスを持ってきて『好きになっちゃったでしょ』と言ってきた時は、言葉を失いました…。すべて『野菜は体にいい』と思い込んでいるためまったく引かないんです」

はたから見れば、せっかく持ってきてくれた野菜でそんなに怒らなくても…と思いますが、結局、自分で家事や育児をやるほうを選んだという由香さん。

「義母には『もう来なくていい』と伝えました。しばらくナスは見たくないです」

由香さんが体験した義母とのトラブル。出産直後はホルモンバランスが崩れてイラつく人もいるそうで、お互い少し距離を置くほうがいいかもしれませんね。

<取材・文/阿佐ヶ谷蘭子 イラスト/とあるアラ子>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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