「ワールドイズマイン」大ヒットした理由は歌詞が魅せる「ギャップ」にある!?

UtaTen

2020/6/28 21:00

「世界でいちばんおひめさま」の楽曲




大人気ボカロP「ryo」が生み出したボカロ曲『ワールドイズマイン』。

2008年に公開されて以来、多くの人々に聴かれ続け、12年たった今でもMVの再生回数を伸ばし続けている名曲です。

さらにはボカロ曲を集めた音楽ゲーム『初音ミク-Project DIVA-』シリーズや、『太鼓の達人13』に収録されるなど、ボカロ界を代表する超有名楽曲にもなっています。

「世界でいちばんおひめさま。」そう制作者からコメントされたこの楽曲。

多くの人の心を掴んだ理由を歌詞の意味から考察します。

出だしから堂々とした宣言ですね。

どうやら主人公はとても気が強く、また「おひめさま」と思うほど自分に自信があるようです。

続く歌詞からも「おひめさま」の性格がうかがえます。



わがままな発言をたくさんする「おひめさま」。

あまりのわがままっぷりにあきれてしまいそうです。

さらに2番に入っても「おひめさま」のわがままはエスカレートしていきます。

自分の「欠点」すら「かわいい」と変換してしまえる強気っぷり。

ここまでくると、あきれを通り過ぎて感心してしまいそうです。

続く歌詞でも、自分を迎えに来る時は「白いおうさまさん」で、さらにはかしずいて手を取ってほしいと歌っています。

物語の中ならとてもロマンチックで素敵な光景ですが、実際には無茶が過ぎる光景です。

しかし、歌詞をよく見ると、少しだけ「おひめさま」のわがままが揺らいでいるところがある事に気づきます。



今までの歌詞からは考えられない弱気な言葉。

どうやら「おひめさま」は誰かにお話をしている最中のよう。

しかしその相手は自分の話をちゃんと聞いてくれていないようで、「おひめさま」が落ち込んでいる、または拗ねている様子も想像できます。

どうやら「おひめさま」のわがままには、何か秘密があるようですね。

次はその秘密について考察してみましょう。

我儘は不安の裏返し!?実は健気で一途な「おひめさま」




「おひめさま」は1番で、自分の見た目の変化に気づくようにというわがままを歌っていました。この歌詞を見るにその理由は、「キミ」という人物に「かわいい」と思って貰いたかったから、という事が考察できます。

「おうじさま」というのが「キミ」の事だということは簡単に推測できますね。

そんな「おうじさま」は、どうやら「無口で無愛想」な人のようです。

そんな彼なので、「おひめさま」は自分の事をどう思われているのかわからず、不安になっているのかもしれません。

だとすると、わがままを言うのはその不安の裏返しであり、同時に彼の本音を知る為にしているものなのではないのでしょうか。

そう思うと、なんだかここまでのわがままが急に可愛く、健気に見えてくるような気がします。

そして、楽曲の最後。「おひめさま」になんと、驚きの出来事が起きるのです。

「おひめさま」と「キミ」の「ギャップ」に胸キュンが止まらない!




なんと急に「おうじさま」が抱きしめてきました。

突然の事に「おひめさま」も驚きのあまり言葉を失っています。

しかしどうやら「キミ」は車から「おひめさま」を守ってくれただけのようです。

少し残念な事実ですが、サッと助けてくれるさまは正しく「おうじさま」と呼べるイケメンな行動ですね。

そんな「キミ」の様子に、思わず「おひめさま」もこんな一言をこぼしています。



車なんかより、突然の行動で自分を驚かせてくる「キミ」の方が危ない存在だ、とそう言いたい模様。

今までずっとわがままを言ってきた「おひめさま」が、いざ望んでいた事以上の事をされた途端に見せる気恥ずかしそうな態度には、思わず聴いてる者の胸がキュンとしてしまうギャップがあります。

最後には「そっぽを向く」と、気恥ずかしそうにしている「キミ」の様子が歌われています。

もしかしたら車というのは、彼なりの「おひめさま」を抱きしめる為の精一杯の口実だったのかもしれません。

「おひめさま」と「キミ」の魅せるこのギャップだらけの光景に、胸のキュンキュンが鳴り止みません。

『ワールドイズマイン』が大人気となった理由は、もしかしたらこの「ギャップ」から生まれる胸キュンさにあるのかもしれませんね。

TEXT 勝哉エイミカ

当記事はUtaTenの提供記事です。

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