野球賭博でクビ、元巨人投手・笠原将生がユーチューバーとして生きる

日刊SPA!

2020/6/29 08:51

 ’15年10月、野球賭博に関与し球界を追放処分、さらに翌年4月には逮捕の憂き目となった元巨人投手の笠原将生氏。暗い面持ちで、当時の心境を語る。

◆野球賭博でクビ&執行猶予中も…元巨人投手が「今が一番楽しい」と言える理由

「巨人では敗戦処理での出番が多く、翌年は大物選手を獲るための人的補償かな、と少しふてくされていたのもあるかもしれない。賭博に溺れ、逮捕され、執行猶予4年の前科者に。報道陣が怖く自宅に籠もり、ドン底でしたね」

退団後も支えてくれる人たちの力を借り、地元で飲食店を経営。さらにセールストークを磨くために歌舞伎町でホストに挑戦も……。

「軌道に乗った途端、週刊新潮にすっぱ抜かれ、またイメージが悪くなった。復帰を目指す人に対して冷たい社会なんですよ」

しかし、’19年3月に笠原氏は意外な形で復帰登板を果たす。まさかのユーチューバーだ。

「現役時代や野球賭博の暴露話をしたら、再生回数が一気に60万超え。今ではチャンネル登録者数も10万人を超えました。『マツダスタジアムでビール100杯奢る企画』をやろうとしたら、噂を聞きつけた日本プロ野球機構の人たちに囲まれ、出入り禁止になりましたけど……(苦笑)」

◆正直に生きて人脈を作れば人生は楽しい!

もともと隠し事のできない性格。賭博はバレたが、人生は良い方向に転換している、と語る。

「今、FXの商品を売ろうとしていますが、お客さんには『執行猶予中なので、騙すようなことはしません!』を売り文句にしています(笑)。また、野球好きの社長さんたちとゴルフや草野球をすることで、新たなビジネスにも繋がっています。’20年にはプロ野球選手をやめたときの年俸2000万円には到達しそうです」

そんな笠原氏に世の負け組が復活する方法をたずねると「人脈を大切にすること」と話す。

「正直に生きることが、人脈を築くコツです。プロ野球選手時代、苦しいことのほうが多かったけど、気楽に草野球している今が、人生で一番野球が楽しい!」

負の側面すらポジティブに変える。それが復活の鍵となるようだ。

【元巨人投手・現ユーチューバー・笠原将生氏】

’91年、福岡県出身。’08年にドラフト5位で読売ジャイアンツに入団。リリーフ投手として活躍するも、’15年に野球賭博に関与し解雇。現在はユーチューバー

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[令和版]負け組の衝撃]―

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