「お前を殺してオレも死ぬ!」と叫んだ男とデキ婚。束縛夫を変えたものとは?

女子SPA!

2020/6/28 15:47

 今日もどこかで起きているであろう、恋愛における男女の修羅場。昔から「ケンカするほど仲がいい」といいますが、物事には程度があるのも事実です。

現在、専業主婦として暮らすマナミさん(仮名・31歳)は、夫との交際中に命の危機すらおぼえるほどのケンカに発展したエピソードを赤裸々に明かしてくれました。

◆激しい束縛に耐えきれず「別れたい…」

マナミさんが夫と結婚したのは、10年ほど前にさかのぼります。付き合って1年ほど経った頃に決意したといいますが、じつは、当時は「別れたい」と考えていたそう。

「もともと、旦那とは同じ職場で知り合ったのですが、付き合った当初からとにかく束縛が激しかったんです。その頃から一緒に暮らしていたものの、毎日、一日の終わりにその日あったできごとをすべて報告するように言われていて。

携帯電話も当然ながらチェックされていたし、たがいに別々でご飯を食べる日なんかは『誰とどこで食べてたんだ』と、細かく伝えなければ怒られました。同じ屋根の下で生活しているのに息苦しさをずっと感じていて、ある日、私から『別れよう』と話しました」

同棲中、いつの間にか開いてしまった夫とマナミさんの距離。意を決して自分の本音を打ち明けたマナミさんでしたが、それを聞いた夫は、とんでもない行動に出ました。

◆別れるなら「お前を殺してオレも死ぬ!」

「自由のない生活に嫌気が差したので、正確にはあれこれ理由を話しながら『好きな人ができたから別れてほしい』と伝えたところ、ヒートアップした旦那がとっさに台所へ走り出したんです。

何事かと思ったら、気が付けば旦那に馬乗りの状態で包丁を突きつけられていました。口論していたのもつかの間、体感ではほんの数秒だったと思います。言葉が出ないほどあ然としたまま涙を流している私の前で『俺と別れるなら、お前を殺して俺も死ぬ!』と叫んでいました」

その瞬間「私はこのまま死ぬんだ」という恐怖と共に「この人を犯罪者にしてしまって申し訳なかった」と、夫へ対する後悔の念が押し寄せたと話すマナミさん。その後、妊娠し、結婚。現在に至ります。

◆妊娠中は「産んだらすぐに別れたい」と願う

誰もが経験してもおかしくはない別れ話から発展、夫から包丁を突きつけられるという命の危機にさらされたマナミさん。結婚して10年あまり、現在に至るまでには離婚を考えたこともあるそうです。

「脅迫に負けて結婚したような感じでしたから、もちろん何度も離婚は考えました。踏み留まれたのは、一人息子の存在があったからですね。

今はもう小学生なのですが、そもそもができちゃった結婚だったから。籍を入れてからいちばん悩んだ時期は妊娠中で、出産を控えながら精神的に不安定になることも多く、ずっと『産んだらすぐに別れたい』とか、将来に対して不安を抱えていました」

しかし、子どもが生まれたことで夫には良い変化があったといいます。

「子どもが無事に生まれてからは、旦那も性格も丸くなったんですよ。パパの自覚が生まれたからなのか、仕事にも一生懸命に取り組む姿をみて『改心したのかな』と感じられるようになり、だんだんと『別れたい』という気持ちは薄れていきました」

◆今は笑い話として話せるほどに

ドラマのような修羅場について、今では友人や知人に「笑い話として話せるほどになりました」と語ってくれたマナミさん。インタビューの最後には「たがいに思い合えるような関係性が一番かな」と、笑顔で話していたのも印象的でした。

とはいえ、包丁を突きつけてまで「別れたくない」と懇願した旦那さんの態度は、はたして愛情と呼べるのか。いずれにせよ、時間が経つにつれてその過去すらも受け入れていったマナミさんからは、親となった人間の強さもひしひしと感じられます。

<取材・文/カネコシュウヘイ イラスト/やましたともこ>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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