「縦読みしたら…」 ある自治体が掲げた11個の「宣言都市」に込められた思い

しらべぇ

2020/6/28 07:45

(画像提供:酷険道さん)
長野・佐久市内に掲げられている、「宣言都市」の多さが話題を呼んでいる。

ネット上では、「勝手に一枚抜いてもバレなさそう」「宣言してないことを列挙した方が早いかも」といった感想が続出している。

■多すぎる…




ツイッターユーザーの酷険道さんは15日、「何でも宣言すればいいわけではない」とコメントを添え、佐久市で発令されている、宣言都市の看板が列挙されている風景を公開した。

「非核・平和宣言都市」から始まり、「暴力追放宣言都市」「子育て支援宣言都市」など、11個の宣言都市の看板が設置されている。看板を見た当時、「佐久市さん宣言しすぎ」と、爆笑してしまったと振り返る酷険道さん。

日頃、全国各地の市町村役場を訪問しているため、こうした宣言都市の看板を目にすることは多いが、これほどの数が並ぶ自治体は初めてだと明かした。


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■現在11個の宣言都市


佐久市総務課によると、現在発令されている宣言数は、06年発令の「非核・平和宣言都市」から始まり、11年の「地下水・湧水保全宣言都市」で11個におよぶ。

宣言都市の目的は「未来に向け佐久市をより住みやすく、魅力あるまちにするため。また、将来にわたって幸せに暮らし続けられるようにするために特に重視しなければならない取り組みを、市民、事業者、市を挙げて進めていこう、という決意と基本方針を明らかにすること」だと説明。

市議会の審議や議決をもとに制定を行い、特にほかの自治体と宣言都市数を比較することはしていないという。

■市民の陳情をもとにしたものも


市民から寄せられた陳情を契機に条例制定に追加された宣言もあるといい、市民の理解や協力を日々得ていると自負する同課。

日々の暮らしにおける基本方針のため、全ての宣言を継続しており、今後新たに宣言を追加する予定はないそうだ。

■深読みしすぎて…


ネット上では「なにをアピールしたいんだか…」「『なんでもかんでも宣言都市』でいいのでは」と、なにに重点を置いているのかわからない、といった声が相次いだ。

一方、「縦読みしたら…って思ったけどなんもなかった」「もっと複雑な暗号の可能性が…ないな」と、深読みするも、特になにもないことに気づく人もいた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・右京 園次郎

当記事はしらべぇの提供記事です。

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