大流行した車両盗難手口「イモビカッター」とは

ラジオライフ.com

2020/6/27 18:05


「イモビカッター」とは、キーとIDを照合させる自動車盗難防止システム「イモビライザー」を突破するもの。イモビカッターが暗号をリセットして、別のキーでエンジンを始動させてしまうのです。2000年代の自動車盗難手口としてイモビカッターは大流行したのでした。

2000年代の車両盗難手口「イモビカッター」とは

イモビカッターでエンジンを不正始動


自動車盗難防止システム「イモビライザー」を搭載している車両は、キーとクルマのIDコードが一致しないとエンジンが始動しない仕組みになっています。このIDコードをリセットしてしまう解除装置が「イモビカッター」です。

イモビカッターはOBDⅡに接続すると、IDコードを解除してブランクキーなどに書き換えてしまう仕組み。2000年代の車両盗難はピッキングに代わり、この手口が大流行しました。

その当時、自動車盗難件数が多かったのがトヨタ・プリウス。プリウスは、イモビカッターによってエンジンを不正に始動されてしまう代表車種でした。

イモビカッターが安価で出回って悪用


イモビカッターはカーディーラー用の純正メンテナンスツールから、キーのリセット機能だけを抽出したと思われ、安価に出回り車両盗難で悪用されまくりました。

メーカー側の対策と、2013年から一部の自治体の条例で販売が禁止されたことで、インターネットでの販売もいったんは終息。また、イモビカッターガードなども普及して対策が進みました。近年は「リレーアタック」などまた別の自動車盗難の手口に移行しているのが実状です。

しかし、ここ最近、Amazonが無法地帯と化し、かつて規制されたアイテムが散見されるようになっています。このイモビカッターも発見しましたが、いったい誰が買うのでしょうか。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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