フェイク画像に騙されないぞ! Google画像検索にファクトチェックラベルが追加

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Image: Google

最近のフェイク画像、目視で見破る自信ない。

インターネット上の情報は玉石混交で、フェイクニュースが溢れかえる時代です。ユーザとしては正しい情報と、そうでないものを見極めて取捨選択しなければなりません。とはいえ、嘘っぽい記事や噂話なら「これはないでしょー」と気づきますが、最新技術を駆使したフェイク画像を見破るのは、かなりむずかしくなっています。

そこで、GoogleはユーザがGoogle画像検索で見つけた画像「これ本物!?」と事実確認できるファクトチェック機能を追加すると発表しました。

今後、Google画像検索をかけると、サムネイル一覧で「ファクトチェック」というラベルに出会うかもしれません。その画像をタップすると、まずは画像の拡大版と、画像やそれが掲載される記事が「これは○○の画像です」と自称する「主張」が表示されます。たとえば、Googleのブログに掲載されたサンプル画像を見ると、「ヒューストンの通りを泳いでいるサメ」という主張が記載されています。

そしてその下部には、その主張に関する情報とファクトチェックの結果が表示されています(サンプル画像にあるPants on fireというのは、嘘つきって意味みたいですね)。

これは確かにまっとうなアイデアですが、いくつか疑問もわいてきます。まずは、一体誰がファクトチェックしてるの? ってことです。Googleのブログには、「Googleの基準を満たす、ウェブ上の独立した信頼できる情報源」と書かれています。ちなみに、ここでいう「基準」というのは、Google検索やGoogleニュースのファクトチェックで使われるものと同一。

基本、ラベルにはファクトチェックの発行者、画像元と画像に関する主張、そしてファクトチェックの結果(要約)が表示されます。また、Googleは発行者の信頼性は「アルゴリズムによって決定され」、Google自体は「これらのファクトチェック内容を支持しない」と言及しています(チェック内容に責任を負うものではありません、ってことか)。

また、検索やニュース同様に、画像についてもClaimReview構造化データを使用するとブログに記載されています。…何それって感じですよね。ClaimReviewについて、Googleは以下のように説明しています。

他者の主張を評価するウェブページがある場合は、そのウェブページに ClaimReview構造化データを追加できます。ClaimReview構造化データを使用すると、該当する主張の Google 検索結果に自分のページが表示されたときに、Google 検索結果にファクト チェックの概要版を表示できます。

つまり、ある情報に対して「これ嘘じゃない?」と疑いがある場合、それを批判したりファクトチェックしたコンテンツへのリンクをGoogle検索結果やアプリ、SNSにタグづけできるシステムなんです。

Googleは6月22日(現地時間)に同機能のグローバル展開を開始したと言っていますが、画像検索でファクトチェックラベルが表示されるようになるまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。実際にヒューストンのサメなど、フェイクチェックの結果、偽画像と認定された画像を数回検索しましたが、ファクトチェックラベルは表示されていませんでした(2020年6月25日時点)。

Googleのファクトチェックが功を奏すかどうか、非常に興味深いですね。2018年1月、Googleはパブリッシャー向けに出版社向けに不完全なファクトチェックモジュールを公開したのですが、これが不安定で一貫性のないもので、老舗パブリッシャー各社の怒りを買ってしまいました

何はともあれ、新型コロナウイルス関連のデマも蔓延してますし、今年は大統領選挙もありますから、ファクトチェックが必須機能になることは間違いないでしょう。

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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