ジブリ映画「魔女の宅急便」は不朽の名作。夢とロマンと希望をのせて

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「魔女の宅急便 」とは?


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世界に誇る日本のアニメーション制作会社「スタジオジブリ」の、5本目の映画作品『魔女の宅急便』は、根強いファンも多い不朽の名作です。

実はこの『魔女の宅急便』には、ジブリにとって2つの”初めて”があります。

1つ目は、ジブリ映画で初めて原作を元に制作した映画だということ。

原作は、角野栄子による児童書『魔女の宅急便』です。

ただし宮崎駿のアレンジで、原作はかなり自由に脚色されています。

キャラの性格や人間関係をはじめ、感動のクライマックスまで、映画オリジナルとなっていますよ。

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2つ目は、ジブリ映画で初めて黒字となった映画だということ。

赤字が続いたジブリ。

実は『魔女の宅急便』が最後の作品になるかもしれなかったそうです。

ところが、日本のアニメーション映画の興行記録を塗り替える大ヒット。

数多くの名作を作り上げ、日本のアニメ界を代表する存在となったジブリ映画。

その「ジブリ」の土台を築き上げたのが、この『魔女の宅急便』だったと言っても過言ではありませんね。

優しい目線で紡がれる、出会いと成長の物語


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主人公は、人間の父親と魔女の母親を持つ13歳の新米魔女・キキ。

13歳になった魔女の子は、一人前の魔女になるために、満月の夜に1年間の修行に出なければなりません。

キキも、相棒の黒猫・ジジとともに父母のもとを旅立ち、海辺の町コリコを修行の場に選びます。

キキは、親切なおかみのおソノさんのパン屋に居候しながら、ホウキで空を飛ぶ能力を使って配達の仕事を始めます。

少年・トンボと出会い、女子画学生のウルスラとも友達になり、トラブルを起こしつつも何とかやっていくキキ。

ところが、キキの魔法の力に陰りが見え始めて…!?

いつ観ても何回観ても面白い!


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『魔女の宅急便』は、1人の少女が大人へと独り立ちしていく姿を描いた作品で、出会いや成長、悩みや葛藤が優しく描かれています。

様々な出会いを体験し、悩み葛藤して、魔法力を失いそうになっていくキキの姿と、なぜキキが飛べなくなったのかという謎は、クライマックスまでつながっていきますね。

キキがデッキブラシで飛ぼうとしたシーンには、思わず泣いてしまった人、喝采してしまった人、いろいろな人がいることでしょう。

ひとりの大人として、自立していくキキの姿には胸が熱くなります。

『魔女の宅急便』は、観る人の年齢や立場、その時の心持ちによって感じ方が大きく変わる作品。

老若男女を問わず、いつ観ても楽しめる名作です。

スタッフ・キャストのそうそうたる顔ぶれ!


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映画『魔女の宅急便』は、世界の宮崎駿が、監督とプロデューサー、脚本を担当。

宮崎駿監督と長編映画すべてでコンビを組む久石譲が、音楽を担当しています。

音楽演出は、宮崎駿の盟友・高畑勲が担当。

作画は『まんが日本昔ばなし 』を手掛けた大塚伸治と『海がきこえる』で作画監督を務めた近藤勝也と『耳をすませば』で監督を務めた近藤喜文の3人が、担当しています。


≪キャスト一覧≫
キキ / ウルスラ:高山みなみ
ジジ:佐久間レイ
おソノ:戸田恵子
トンボ:山口勝平
コキリ:信沢三恵子
バーサ:関弘子
オキノ:三浦浩一
老婦人:加藤治子

そうそうたる面々ですね。

キキ、ウルスラ役の高山みなみは『名探偵コナン』で江戸川コナンを演じ、トンボ役の山口勝平は工藤新一と怪盗キッドを演じています。

また、おソノ役の戸田恵子は『アンパンマン』でアンパンマンを演じ、ジジ役の佐久間レイはバタコさんを演じています。

映画から30年以上がたった現在も、第一線で活躍されている方ばかり!

実力のほどがうかがえますね。

また、町並みや世界観、音楽など、どこを取っても素晴らしいですよ。

ユーミンが歌うOP「ルージュの伝言」


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映画『魔女の宅急便』のOPテーマ『ルージュの伝言』を担当するのは、ユーミンこと荒井由実(現:松任谷由実)です。

ユーミンと言えば『あの日にかえりたい』『恋人がサンタクロース』『春よ、来い』など、数多くのヒットソングを抱え、紫綬褒章を受章した、大物シンガーソングライターです。

『ルージュの伝言』は1975年2月にリリースされた、荒井由実の5枚目のシングル。

14年の時を経て『魔女の宅急便』のオープニングテーマソングに起用されました。

実は、ユーミンに『魔女の宅急便』の主題歌を依頼したものの一年たっても曲が出来上がらず、待ちくたびれたジブリがユーミンの曲の中から選曲したものなのだとか。

大正解の選曲でしたね。

▲松任谷由実 - ルージュの伝言 (松任谷由実 CONCERT TOUR 宇宙図書館 2016-2017)

ジジの「ラジオ付けて」のセリフに続いて、ラジオから流れだすOP。

疾走感のあるノリノリなメロディーが、期待に胸を膨らませたキキの心情と重なりますね。

この曲を聴くと、映画OPでキキがほうきに乗り、風を感じながら空を飛び回っていた姿が目に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

ドロドロになりそうな内容の歌詞を、こんな軽快な曲調で楽しく歌い上げるユーミンは、さすがです。

聴いてるだけで元気になれる、素敵な歌です。

EDもユーミン「やさしさに包まれたなら」


▲松任谷由実 - やさしさに包まれたなら (THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006~HERE COMES THE WAVE~)

映画『魔女の宅急便』のEDテーマ『やさしさに包まれたなら』を歌っているのも、ユーミンこと荒井由実(松任谷由実)です。

1974年4月にリリースされた、荒井由実(現:松任谷由実)の3枚目のシングルですが、EDとしてジブリが選曲したのはアルバム・バージョンです。

これも『魔女の宅急便』の世界観にピッタリですね。

タイトル『やさしさに包まれたなら』とある通り、包み込むような優しい歌です。

この曲を聴くとなぜだか優しい気持ちになってしまうという人も、多いことでしょう。

2018年の紅白でも歌われた、世代を超えて人気の名曲です。

世界に誇るジブリ映画!


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世界に誇るジブリ映画の礎を築いた『魔女の宅急便』。

海外からのの人気も高く、Blue ray + DVDも英語版をはじめ、イタリア語版、ドイツ語版、フランス語字幕版など、さまざまな言語に対応しています。

『魔女の宅急便』はテレビで何度も放送されているのに、つねに視聴率の高い人気作品です。

何度観直しても、その時々の面白さと感動が味わえるところが魅力ですね。

キキの、愛とロマンと成長の物語を、ぜひご覧ください。

そして、その先が気になった人はぜひ、原作も読んでみてくださいね。

TEXT 有紀

当記事はUtaTenの提供記事です。

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