実写化が大成功!高評価されたマンガ原作映画11本

Oh!My!ムービー

2020/6/12 12:00

 

実写化は地雷!
なんて言われてしまうこともしばしばある、漫画原作ものの映画たち。

これまでにもたくさんの漫画が実写化を果たしてきましたが、残念なことに、いくつかの作品は不評の声が上がったり、興行的にあまりよくない結果に陥ってしまうこともありました。

ですが、ちょっと待ってほしい! なかには見事な実写化を果たした作品や、興行的に大成功を収めた作品も多数あります。そこで今回は、そんな実写化に成功した作品たちを一挙に紹介します。「実写版はちょっと……」と、観ず嫌いをしていた作品があれば、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

 

実写化が高評価されたマンガ原作映画

銀魂

 

 

週刊少年ジャンプで長期に渡り連載されたSF時代劇『銀魂』は、「勇者ヨシヒコ」シリーズなどでおなじみの福田雄一監督によって実写化されました。

江戸時代末期に宇宙人の天人(あまんと)たちの襲来を受けた世界を舞台に、攘夷志士である主人公・坂田銀時が、剣道道場の跡取り・志村新八や、戦闘種族の少女・神楽と共に、万事屋として江戸のさまざまな依頼に侍魂で立ち向かっていく物語です。

日本を代表する人気俳優陣による体を張った演技や、原作譲りの破天荒なパロディが話題となり大ヒットとなりました。日本だけでなく中国でも公開され、スマッシュヒットを記録。

 

■製作年:2017年
■キャスト:小栗旬菅田将暉橋本環奈、長澤まさみ ほか
■監督:福田雄一
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」)

 

 

DEATH NOTE デスノート

 

 

週刊少年ジャンプで連載されていたサスペンス漫画『DEATH NOTE』を原作に、二部作で実写映画化。

名前を書き込むだけで人を殺すことができる“デスノート”を手に入れた夜神月(やがみ らいと)が、世直しと称して人を次々に殺していき、周囲の人々が犯人逮捕に向けて奔走する物語です。

原作と共に大ヒットを果たし、主要登場人物であるLを主人公に据えたスピンオフ映画『L change the WorLd』が公開されたり、2015年には窪田正孝さん主演の新作ドラマが制作されたりと、長きに渡って活躍する作品となりました。

 

■製作年:2006年
■キャスト:藤原竜也、松山ケンイチ、香椎由宇、戸田恵梨香、中村獅童(声の出演) ほか
■監督:金子修介
■視聴できるVOD:Prime VideohuluU-NEXT
■原作:大場つぐみ(集英社「週刊少年ジャンプ」)

 

 

カイジ 人生逆転ゲーム

 

 

週刊ヤングマガジンにて連載されている『賭博黙示録カイジ』から続く「カイジ」シリーズの実写映画化作品が『カイジ 人生逆転ゲーム』。

多額の負債を抱えてしまった主人公・伊藤カイジが、様々なギャンブルに挑戦し一発逆転を目指す物語です。

原作ではアゴの尖った特徴的な顔が印象的なカイジを、顔立ちの整った藤原竜也さんが熱演。見た目こそ全然違うのですが、アツい演技で原作の狂気を再現し、ヒットシリーズとなりました。第1作公開から10年以上を経た2020年には『カイジ ファイナルゲーム』が公開され、ヒットしたのも記憶に新しいです。

 

■製作年:2009年
■キャスト:藤原竜也、天海祐希、香川照之 ほか
■監督:佐藤東弥
■視聴できるVOD:Prime VideohuluU-NEXT
■原作:福本伸行(講談社「週刊ヤングマガジン」)

 

 

海街diary

 

 

月刊フラワーズにて不定期連載されていた吉田秋生さんによる漫画『海街diary』を、『三度目の殺人』や『万引き家族』などの是枝裕和監督が実写映画化。『第39回日本アカデミー賞』作品賞を受賞するなど、高い評価を獲得しました。

家を出ていった実父の葬式をきっかけに、香田家の三姉妹が腹違いの妹を迎え入れるところから展開していく物語です。四姉妹を演じる役者陣の演技力に賞賛の声が多く上がり、話題となった作品でもあります。

■製作年:2015年
■キャスト:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず ほか
■監督:是枝裕和
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:吉田秋生(小学館「月刊フラワーズ」)

 

 

君に届け

 

原作は、別冊マーガレットにて連載されていた同名青春漫画。暗い印象から“貞子”とあだ名をつけられた心優しい少女・黒沼爽子と、クラスの中心人物である風早翔太の恋愛物語が展開される作品です。

原作は、少女漫画としては異例の1,100万部を突破する大人気作品として支持を得ており、そのプレッシャーの中での実写化でしたが、爽子を演じる多部未華子さんの演技が好評で話題となり、興行収入は15億円にも達する大ヒット映画となりました。

 

■製作年:2010年
■キャスト:多部未華子、三浦春馬、夏菜、蓮佛美沙子 ほか
■監督:熊澤尚人
■視聴できるVOD:Prime Videohulu
■原作:椎名軽穂(集英社「別冊マーガレット」)

 

 

ピンポン

 

 

週刊ビッグコミックスピリッツにて連載されていた松本大洋さんの漫画『ピンポン』を原作に、2002年に実写映画化。

やさぐれ卓球少年ペコを始め、幼なじみのスマイルや、高校最強選手ドラゴン、中国から来た留学生チャイナといった面々の、卓球勝負にかける物語が展開されていく映画です。

小規模な映画館で上映されるいわゆるミニシアター系作品だったのですが、その完成度から話題となり、地上波放送なども果たすほどのヒット作品となりました。CGを用いた独特の演出や、主題歌を務めるSUPER CARや石野卓球、BOOM BOOM SATELLITESらによる劇中音楽なども好評でした。

おかっぱ頭の窪塚洋介さんや、漫画からそのまま出てきたような井浦新(当時ARATA)さんの再現度も話題に。

 

■製作年:2002年
■キャスト:窪塚洋介、ARATA、中村獅童 ほか
■監督:曽利文彦
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:松本大洋(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」)

 

 

GANTZ

 

週刊ヤングジャンプにて連載されていたSFアクション漫画『GANTZ』を二部作で実写映画化。

列車に轢かれてしまった主人公・玄野計は、気づくと謎の黒い玉だけが置かれたマンションの一室にいた。そこでは一度死んだ人間たちが、黒い玉“GANTZ”の指示によって、世の中に潜んでいる不思議な星人たちを殺す任務を受けていた……という物語。

主人公の玄野役を二宮和也さんが演じているものの、原作さながらの出血多量の殺伐としたアクションが再現されました。不気味な◯◯星人たちの造形のリアルさにも驚かされました。当時は原作が完結していない状況でしたが、独自の結末を描いてまとめあげたのも見事でした。

 

■製作年:2011年
■キャスト:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多 ほか
■監督:佐藤信介
■原作:奥浩哉(集英社「週刊ヤングジャンプ」)

 

 

いぬやしき

 

 

『GANTZ』の佐藤信介監督は、『GANTZ』作者である奥浩哉さんによるSFアクション漫画『いぬやしき』の実写化にも挑みました。

家族にも邪険に扱われる犬屋敷壱郎はある夜、謎の飛行物体に遭遇し、気づくと機械仕掛けの体になってしまいます。最初はその力に戸惑いながらも、次第にその力で人を救うことができることに気づき、生きる意味を見出していくのですが、実は一方で、同じく飛行物体に遭遇した少年・獅子神は、得た力で人を殺しはじめていて……と発展していく物語です。

CG技術を使い、機械化した犬屋敷を再現したシーンは衝撃的。邦画作品では珍しいほどの精巧なビジュアルとなっており、ついに日本もこのレベルの作品が出てきたかと、その造形に感動するのではないでしょうか。

 

■製作年:2018年
キャスト:木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ ほか
■監督:佐藤信介
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:奥浩哉(講談社「イブニング」)

 

 

キングダム

 

 

『GANTZ』、『いぬやしき』の実写映画化を成功に導いた佐藤信介監督の代名詞にもなったのが、先日地上波でも初放送された『キングダム』です。

週刊ヤングジャンプにて連載されている、古代中国の春秋戦国時代を舞台にした同名時代劇漫画を原作に、奴隷育ちの主人公・信が、弟の裏切りによって逃げてきた元秦王・えい政と共に、王都の奪還に挑む物語。

本作は中国でのロケが敢行され、象山影視城という、実際に中国の映画でも使われる古代の将帥府を再現したセットを使用するなど、日本では撮影できないスケールの映画を再現しました。造形からして再現度の高いキャラクターたちも話題となり、2019年の実写邦画No.1の興行成績を収めました。

 

■製作年:2019年
■キャスト:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、大沢たかお
■監督:佐藤信介
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」)

 

 

翔んで埼玉

 

 

1980年代に『花とゆめ』にて掲載された魔夜峰央さんの漫画『翔んで埼玉』を、30年以上の時を経てまさかの実写化。

通行手形なしには東京には入れないなど、埼玉に住む人々が迫害される世界を舞台に、埼玉の解放を目指す美青年・麻美麗と、それまで埼玉を足蹴にしていた白鵬堂学院生徒会長の壇ノ浦百美の奔走が描かれる映画。

ユニークな設定が話題にもなりロングランヒット! 興行収入は37億円にも達し、2019年を代表する映画の一つとなりました。ディスられているはずの埼玉県の劇場でも、毎回大爆笑が起こっていたとか。

 

■製作年:2019年
■キャスト:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹 ほか
■監督:武内英樹
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:魔夜峰央(宝島社「花とゆめ」)

 

 

るろうに剣心

 

 

週刊少年ジャンプにて連載されていた時代劇漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』を実写化。

「人斬り抜刀斎」の異名を持つ凄腕剣士の緋村剣心が、神谷活心流の師範代・神谷薫に出会ったことをきっかけに、多くの剣客たちとの戦いに巻き込まれていく物語です。

時代劇でありながらも躍動感溢れる魅せる剣術が話題となり大ヒット。第1作の公開から2年後には、「京都編」が二部作で公開され、こちらも大ヒットを果たすなど、その完成度から高い評価を得ました。

そんな『るろうに剣心』は、原作の「人誅編」をベースにした続編二部作『るろうに剣心 最終章The Final』と『るろうに剣心 最終章TheBeggining』の公開を予定しています。本来は、2020年の夏にはお披露目となるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響により、2021年ゴールデンウィークまで公開延期が発表されました。

楽しみにしていたファンには少々残念なニュースとなってしまいましたが、楽しみは後にとっておいた方が、より満喫できるもの。気長に2021年の到来を待っていきましょう。

 

■製作年:2012年
■キャスト:佐藤健、武井咲蒼井優、綾野剛 ほか
■監督:大友啓史
■視聴できるVOD:Prime VideoU-NEXT
■原作:和月伸宏(集英社「週刊少年ジャンプ」)

 

 

『ONE PIECE』の海外実写ドラマ化や、『キングダム』の続編など、今後も多数の漫画原作作品が控えています。今回あげた作品のように、見事な実写化を果たした作品は少なくありません。今後の実写化映画にも乞うご期待です。

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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