ジブリ映画「もののけ姫」壮大な世界と深いテーマに心が震える超大作!

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「もののけ姫 」とは?


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世界に誇る日本のアニメーション制作会社「ジブリ」の映画作品『もののけ姫』。

あの天下の宮崎駿が構想16年、制作に3年もの年月をかけたという超大作です。

映画のキャッチコピーは「生きろ。」

とても深いテーマに真正面から取り組んだこの作品は、それまでの宮崎駿が制作した作品群とは一線を画し、大きな話題となりました。

そして、当時の日本映画の興行記録を塗り替える大ヒット作となったのです。

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2020年6月現在、歴代邦画興行収入ランキングで『もののけ姫』は、4位となっています。

ジブリを代表する作品なのはもちろん、日本を代表する映画となっています。

地上波放送では、毎回高視聴率を出していますね。

壮大なスケールの物語!


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舞台は中世の日本。

エミシ一族の長の家系の青年・アシタカは、村を襲ったタタリ神を退治。

その際に右腕に死の呪いを受け、村を追われてしまいます。

そして旅立った先で、タタラ場と呼ばれる鉄を作る村にたどり着きます。

アシタカは、森を切り開くタタラ場の人間たちが、犬神に育てられた「もののけ姫」のサンを筆頭とした自然と対立していることを知りました。

アシタカは、森と人が争わずにすむ道はないかと悩みます。

そんな彼にかまわず、エボシ御前率いるタタラ場では、森に住むシシ神の首を狙っていました。

そしてついに、森の神々と人間たちとの最終決戦が始まります。

善と悪に分けることのできない、深いテーマ!


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美術・作画のレベルの高さは、日本アニメの最高峰とも言える『もののけ姫』。

しかしそれ以上に圧巻なのが、スケールの大きいストーリーです。

『もののけ姫』は、善と悪に分かれた「完全懲悪の物語」ではありません。

森のことを思って必死に戦うサンも、人間の営みのために森と戦うエボシたちも、そこには正義があります。

善か悪かだけでは割り切れないこの世界で、どう生きてどうあるべきか。

『もののけ姫』では、解決策などそもそも描かれないのです。

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「アシタカは好きだが人間を許すことはできない」

最後まで、サンが人間を拒む姿勢は変わりません。

エボシが新たに良い村を作りなおそうとする姿勢も、変わりません。

自然と人間の対立、人間内の対立。

さまざまな対立の中でどのように共存する道を見出せるのか、とても難しいですね。

キャッチコピーの「生きろ。」というシンプルなメッセージ。

それこそが『もののけ姫』を通じて宮崎駿が言いたかったことなのでしょう。

この作品を観てどう感じるかは、受け手のそれぞれにゆだねられているのではないでしょうか。

ベテラン陣が魅せる声の演技!


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映画『もののけ姫』は、宮崎駿が監督と脚本を担当。

プロデューサーは、多くのジブリ作品を手掛けてきたスタジオジブリの鈴木敏夫。

宮崎駿監督とは、長編映画すべてでコンビを組む久石譲が音楽を担当しています。

作画監督は3人が担当しています。『風立ちぬ 』を手掛けた高坂希太郎。

『君の名は』でキャラクターデザインと作画監督を務めた安藤雅司。

『耳をすませば』で監督を務めた近藤喜文。

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≪キャスト一覧≫
アシタカ:松田洋治
サン(カヤ):石田ゆり子
エボシ御前:田中裕子
ジコ坊:小林薫
モロの君:美輪明宏
乙事主:森繁久彌
甲六:西村雅彦
ゴンザ:上條恒彦
トキ:島本須美
山犬:渡辺哲
ヒイさま:森光子
タタリ神:佐藤允

アシタカ役は『風の谷のナウシカ』のアスベルの松田洋治。

サン役は『平成狸合戦ぽんぽこ』のおキヨの石田ゆり子。

ゴンザ役に『紅の豚』のマンマユート・ボスの上條恒彦、トキ役に『風の谷のナウシカ』のナウシカの島本須美。

過去のジブリ作品にも出演したキャストや、大物俳優たちが声優を務め、その迫力には息をのみますよ。

ぜひ、ストーリーだけでなく声にも注目してみてください。

美しいテノールが奏でる主題歌


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映画『もののけ姫』の主題歌『もののけ姫』は、なんと宮崎駿自身が作詞し、久石譲が作曲・編曲を担当しています。

そして歌っているのは、世界的なカウンターテナー歌手の米良美一です。

米良美一は、長野パラリンピック開会式で『アヴェ・マリア』を歌った歌手です。

主題歌『もののけ姫』には、美しいメロディと美しい歌声が共存しています。

久石譲つくり出す音楽は『もののけ姫』の世界観を見事に表現。

そこに米良美一の高く澄んだカウンターテナーが合わさると、どこか人間離れした空気感があり、素敵です。

そして、サンとアシタカの凛とした表情が浮かび上がるような、宮崎駿が紡いだ歌詞が素晴らしいですね。

懸命に戦い、生きる者たちのドラマ


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ジブリ映画の超大作『もののけ姫』。

今作では、思うようにいかない不条理の中を、それぞれの立場の者が悩みながらも懸命に生きています。

そのたくましさ、力強さに、生命の輝きがあります。

キャッチコピーの「生きろ。」とは、実に端的にこの映画の真髄を表した言葉ではないでしょうか。

『もののけ姫』は、さまざまなことが割り切れず解決されない現代を生きる人間の胸に響く名作ですね。

神と呼ばれる絶対的なものに対してすら、価値観の変わっていく世の中。

アシタカやサンをはじめ、懸命に戦い、生きる者たちのドラマをぜひご覧ください。

TEXT  有紀

当記事はUtaTenの提供記事です。

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