芸人の間で大ブーム!「梨泰院クラス」の魅力に迫る!ドハマり芸人激アツ座談会!!


Netflixにて人気沸騰中の韓国ドラマ『梨泰院クラス』。3月28日(土)に日本で配信が開始されるやいなや、SNSを中心に一気に広まり、数か月が経った現在でも視聴総合トップ10にランクインしている人気作品です(5月29日(金)現在)。

出典: Netflix

本作は主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)が、辛い過去にあいながらも、国際色豊かな街であるソウル・梨泰院(イテウォン)を舞台に、夢を叶えるべく奮闘するサクセスストーリー。

その秀逸な展開と魅力的なキャラクターは老若男女を問わず人々を惹きつけ、芸人の間でも、今田耕司、千鳥・ノブ、サバンナ・高橋、スピードワゴン・小沢など、『梨泰院クラス』にドハマりする芸人が続出しています。

今回ラフマガでは、そんな『梨泰院クラス』大好き芸人から、トレンディエンジェル・斎藤司、ジャングルポケット・太田博久、ニューヨーク・屋敷裕政の3人によるリモート座談会を実施。まだ本作を観ていない人も必見の“ネタバレなし”パートと、共感必至の“ネタバレあり”パートの2つに分けて、同ドラマを語ってもらいました。

ヒットの要素満載、“ワクワク”するドラマ


出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

――まずは“ネタバレなし”で語っていただきます。『梨泰院クラス』を観ることになったきっかけを教えてください。

斎藤「(外出自粛で)ヒマになったときに、奥さんから“面白いらしいよ”って聞いて、それで観始めました。それまで韓国ドラマを観たことがなかったんですけど、1話観たら一気にハマっちゃいましたね」

太田「Netflixをよく利用しているんですけど、トップページに『梨泰院クラス』がプロモーションで出てきて、最初は“あんまり好きな感じじゃないのかな?”って思っていたんですよ。だけど、斎藤さんがInstagramで(本作のことを)つぶやいているのを見て、“そんなに面白いんだったら”って観始めたんです」

斎藤「ほんとに!? 嬉しいねぇ」

太田「娘が2人いて、下の子が6か月で上の子が2歳なんですけど、(世話をするので)早朝の1、2時間しか観る時間がなくて、失敗ができないんです。だから、誰かが太鼓判を押しているやつじゃないと観ないんですよね」

屋敷「僕も芸人がTwitterでつぶやいていたのは見ていたんですけど、とろサーモンの久保田さんとマテンロウのアントニーと電話で話しているとき、久保田さんが“観てる?”って言ってきて、アントニーは観ていて、僕は観ていなくて……そのやりとりが決め手で観てみようかなと」

――他の芸人さんでも好きな方が多いですよね。

斎藤「ライスの関町さんは好きすぎて、Google Earthでロケ場所に行って、自分の写真を合成したものをTwitterでアップしてたよね」

太田「関町さん面白いことやってますよね。Google Earthで聖地巡礼するっていう」

屋敷「これまでも、芸人の間でめちゃ流行る映画・ドラマってあったやないですか。リモートの生活していても、あの現象が起こるんやなって思いました(笑)。たまにマジで芸人だけが騒いでいるだけのやつがありますけど、あれとの判断がイマイチつかないんですよね」

太田「(笑)。これは世間的大バズりよ!」

主人公 パク・セロイ(パク・ソジュン)
出典: Netflix

――まだ観ていない方へ向けて魅力を教えてほしいです。

斎藤「さっきも話がでましたけど、1話観たら止まらない部分ですね。でも、(周りで)1人だけ1話で離脱したヤツがいたんですよ。マジでそいつとは口聞かないっすよ!(笑)

あとは“男の子だから”っていうのもあるかもしれないですけど、じつは“恋愛モノ”ってそんなに惹かれないんですよね。僕はドラマの日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)とかが好きで、長いものに巻かれている現状を打破するあの感じをセロイがやってくれている……そこが魅力ですね。悪いヤツをバッタバッタと倒していく感じがたまんないです」

太田「ヒットするジャンルが全部詰め込まれているんですよね。『お金がない!』(フジテレビ系)みたいに1人の男がどんどん上り詰める要素もあるし……」

屋敷「言われたらそうですね(笑)」

斎藤「確かに『お金がない!』だわ」

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

太田「『やまとなでしこ』(フジテレビ系)のような恋愛モノとして観ても面白いし、『半沢直樹』のようなスリリングな展開のドラマとして観ても面白いし、僕たちが“この展開好き!”っていうものが何重にも重なっています」

屋敷「日本以外の作品を観ていると、途中で“この人誰やったっけ?”ってワケ分からん状態になるときがあるんですけど、そういうのがマジでなく、全員キャラが立っていたので、観ていてストレスがなかったですね」

――ここまで老若男女が惹きつけられるドラマって珍しいですよね。

斎藤「ヒロミさんや中居正広さんから、韓国映画の良さを聞いてはいたんですけど、どうしても『冬のソナタ』のイメージで止まっていたんですよ。そこを自粛期間も相まって、壊してくれたような気がします。『梨泰院クラス』ってファッションにもすごくこだわっていて、高い服を着ていたり、じつは営業案件があったり……国をあげて制作している“韓国ドラマの底力”を多くの日本人が感じたと思いますね」

太田「韓国のエンターテインメントが“一歩先に進んでいるな”って感じちゃいましたよね」

斎藤「そう。映画みたいなクオリティーだし、そのあたりもハマった要因のひとつだと思う」

屋敷「観ていてワクワクするんですよね」

3人が好きな『梨泰院クラス』名シーンは?


――ここからは“ネタバレあり”パートになります。みなさんの好きなシーンを教えてください。

太田「テレビ番組『最強の居酒屋』の決勝で、『タンバム』の代表で出場したマ・ヒョニ(イ・ジュヨン)が、優勝したら大富豪のおばあちゃん(キム・ミギョン)から資金を援助してもらえるっていうプレッシャーの中、会長の息子・チャン・グンス(キム・ドンヒ)にジェンダーレスだってことをネットでバラされて、一度は逃げるんだけど……って話(13話)が大好きです。

絶対優勝するって分かっているんですけど、最後に“『タンバム』が優勝”って発表されたとき、(観ていたのが)朝の5時くらいでしたけど、“ウォーー!”って雄叫びあげちゃいました」

屋敷「生放送なのにカメラの後ろにいるセロイの方へ行って、“そっちの方行ったら撮りづらいやろ”って思いましたけどね」

一同 (笑)

太田「あの回めちゃくちゃ泣いたんだよな~!」

屋敷「分かりやすいスポ根ドラマみたいなものですよね」

太田「あの大会でひとつのドラマにしていいぐらい、すごく良かったです。最後『タンバム』のメンバーで肩組むんですけど、普通だったら恥ずかしくなるようなシーンでも、泣けるくらい道のりが良かったですね」

屋敷「僕は、シーンとかではないんですけど、定期的に“何年後”ってなるやないですか。そのときワクワクします。店が出来ているとか、急成長しているとか、たまらなくないですか? あのあたりのテンポ間で一気に観たくなりましたね」

太田「本来、最終回のケツの方で見せる展開が結構出てくるんだよな。あのおかげで、だれないよね~」

斎藤「僕は、チョ・イソ(キム・ダミ)が倒れて病院にいるとき、『タンバム』でホールをやっていたチェ・スングォン(リュ・ギョンス)とセロイが、イソの部屋にいて、彼女の企画書を読み上げるシーンです(14話)。

スングォンが“一番ありがたい人は?”とか“一番申し訳ない人は?”って読んでいるなかで、セロイがイソとのことを回想するんですけど、イソが“ここで働かせてください。夢をかなえてさしあげます”って言ったところで、“イソってこんなに可愛かったのか!”って。あそこが一番好きですね」

チョ・イソ(キム・ダミ)
出典: Netflix

屋敷「分かるなぁ(笑)。そういうことなんですよ。その時点でもう俺ら視聴者は(イソのこと)好きになっていたんですよね」

太田「イソってどうですか? じつは俺、『梨泰院クラス』は、セロイとオ・スア(クォン・ナラ)がくっつく大恋愛話だと思っていたんですよ」

屋敷「僕も、スアとくっつくか、どっちともと別れるかしかないと思っていました」

オ・スア(クォン・ナラ)
出典: Netflix

斎藤「イソにセロイが“(俺のことを)好きになるな”っていう切ないシーンがあるんだけど(11話)、そのときに“イソあるかもな”って思ったけどね。スアはあんまり恋愛で泣いていないのよ。けど、イソは自分を我慢できずに感情を出したり、絶対に“手に入れるぞ”って言っていたから、もしかしたらって」

太田「女の人って中盤くらいで“イソとセロイの話だ”って気づくらしいんですよ。俺は、最後までスアと成就するって信じていたくらいなんだけどな~」

斎藤「それはないな。スアは途中で脇役だったもん」

屋敷「スアって意味わかんないこと、ちょいちょいしてますもんね」

斎藤「そうなのよ。『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の有森也実(関口さとみ役)の動きしてる」

屋敷「(笑)。らしいですね。俺、『東京ラブストーリー』観たことなかったんですけど、話を聞くとだいぶ似ていますね」

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

――この流れで究極の質問になると思いますが、スアとイソのどっち派ですか?

斎藤「いやぁ~見た目はスアなんですけどねぇ~」

屋敷「スアがかわいすぎたなぁ」

斎藤「イソもかわいいんですけど、髪が伸びてからはタイプじゃないんだよなぁ。一番最初に出会ったときのショートヘアがめちゃくちゃかわいいんだけど……。だけど、内面含めて、あれ(献身的なイソ)を振るのは男じゃないって思いますけどね。うーん。決められないなぁ! でも正直スア派ですね~」

太田「オレもスア派かもしれない」

屋敷「オレもスア派ですね。でも、男としてスア派って言いたくないところがありますよね(笑)」

悪いヤツは最後まで悪いヤツ!?


――好きな登場人物を教えてください。

太田「バズるドラマには“最高の敵役がいることが大事”と思っていて、長家(チャンガ)会長のチャン・デヒ(ユ・ジェミョン)と長男のチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)の2人は、台本だし、役だって分かっているんですけど、こんなにちゃんとムカつかせてくれるってありがたいなって思いましたね」

チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
出典: Netflix

屋敷「初めて出てきたときから怖かったですもんね」

太田「『ウォーキング・デッド』のニーガンじゃないけど、“本当にアイツを倒してほしい”ってセロイに100%感情移入できるのはすごいです」

屋敷「難しいのが、デヒが100%元気なときに倒してないやないですか。復讐を一番の目標にすると、結局切ないなって思いましたね」

斎藤「僕はセロイの親父(ソン・ヒョンジュ)ですね」

太田「やっぱり長家グループのタレを開発した人ですからね」

斎藤「そうそう。それをまったく言わないっていうのがさ……俺にはあんなこと無理だよ! 絶対言っちゃう」

屋敷「僕はヤクザの親分(ウォン・ヒョンジュン)も好きですけどね。あの人、終始セクシーでした。深みがありそうですけど、全然ないっていう。日本やと、アイツのええ部分がちょっとは描かれるんですけど、ただの悪いヤツで終わっていった(笑)」

太田「めちゃくちゃいいヤツって含みをもたせておいたのに……っていうな」

屋敷「“コイツのおかげで助かった!”ってシーンがあると思ったんですけど、最後まで殴り合いしてた」

太田「(笑)。ケンカで最後ボコボコにされて“お前には勝てないよ”ってむちゃくちゃダサかったなぁ」

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

屋敷「そういうところがアメリカっぽいというか。長男も刑務所に入って、いろいろ経て戻ってくるんかと思ったら、輪をかけて悪くなるっていう」

太田「そこは裏切られたよね。刑務所で腕立て(伏せ)していて、顔つきも精悍になっていたから“暴走している親父を違うラインからやっつけてくれるのかな”って思ったら、最後までむちゃくちゃ悪いヤツだった」

屋敷「なんやったらセロイ側につくのもあるんかなとか……。ああいうところが勧善懲悪。悪いヤツは悪いヤツっていう」

斎藤「親の愛を受けられなかった、かわいそうなヤツなんだけどねぇ」

スアとラブシーンを演じたい!


――斎藤さんはInstagramでセロイのヘアスタイルをマネされていましたが、ほかにも本作から影響を受けたことはありますか?

屋敷「みんな言うてますけど、韓国料理3回くらい食べちゃいましたね。自分でスンドゥブ作りましたもん。あと、自粛明けたら相席居酒屋に行くより、韓国料理屋で『梨泰院クラス』の話をしたら、すぐ女の子と仲良くなれると思うんですよね。いま韓国料理屋に行く子、全員観てるやろなって」

太田「そしたらお前、セロイの髪型していった方がいいよ」

屋敷「セロイの髪型で韓国料理屋に行ったら、とんでもないことになると思います(笑)」

太田「食べ物系の影響あるよね。俺も酒飲むとき、セロイがお父さんの前で飲むときみたいに、横向いて飲んじゃうもん」

屋敷「全員やっちゃいますね(笑)」

太田「俺、Twitterで“スングォンに似ている”って言われたんで、斎藤さんみたいにモノマネやろうかなと思っています」

屋敷「確かに似てる。あの人めっちゃいいですよね」

――もし自分が出演できるとしたら誰の役を演じたいですか?

斎藤「スアとラブシーンがやりたいんで、最後に出てきたシェフ(パク・ボゴム)役をやりたいです」

太田「特別出演でこのハゲはイヤだよ! なんでスアが最後にハゲにときめいちゃうんですか!」

斎藤「(笑)。でも、正直言うとセロイになっちゃうなー」

太田「もし自分が役者だったとしたら、会長みたいな役をやってみたいなと思いますけどね。その作品を語る上で、外すことができない大悪党をやってみたいです」

屋敷「ただのワルじゃなくて、カリスマ性ありますからね。俺はグンスとかですかね。“人気出るヤツがやる役なんやろな”っていうポジションで、むちゃくちゃかわいいけど、だんだん悪くなって……みたいな」

チャン・グンス(キム・ドンヒ)
出典: Netflix

太田「人間性も変わっちゃうくらい出世してな……まさに『お金がない!』じゃん。“なんで人って、上りつめるとあそこまで変わっちゃうんだろう”っていう。会社ドラマのあるあるだよね。確かにグンスはバズる役だよな」

斎藤「『人間レッスン』(Netflix)で主役やっていたしね。あと、年齢的にできそうなのでいうと、元刑事(ユン・ギョンホ)とか」

屋敷「あれはいいですよ!」

斎藤「会長から最高の契約をチラつかされても負けないっていう」

屋敷「結局、高島礼子みたいな人(キム・ヘウン)とくっつきましたもんね」

太田「そうそう(笑)。あの刑事の人、顔の演技すごかったもんなぁ。味のある役ですよ」

芸人がハマるNetflix作品を一挙紹介!


――最後に、Netflixで配信中の映画・ドラマ・番組から好きな作品を教えてください。

斎藤「いま僕が観ているのはドラマ『ペーパー・ハウス』ですね。もうすぐ観終わるんですけど、まぁオモロいですね。韓国ドラマを観た後だとめっちゃ短いから(1話40~50分程度)観やすいし、“ひとつの場面だけでこうやってくるか!”って驚きます」

太田「『ブラック・ミラー』はめちゃくちゃ面白いと思います。日本でいう『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)のような感じです」

斎藤「1話ずつで観やすいよね」

屋敷「当たり外れない感じですか?」

太田「好き嫌いはあるだろうけど、クオリティーはすごく高いと思うよ」

斎藤「あと、海外の高級物件を扱う不動産のドラマ風ドキュメント『セリング・サンセット~ハリウッド、夢の豪華物件~』もおすすめです。アメリカの実在する物件が出てくるんですけど、その家をただ観ているだけでも面白い。夢があるというか」

太田「Netflixってドキュメンタリー“ゲキ強”ですからね。次長課長の井上さんが、Netflixのドキュメンタリーを観て“他の作品観られなくなった”っておっしゃっていたくらいですから。僕は、ドキュメンタリーでいうと、虎を飼っている人たちのドキュメンタリーで『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』、ドーピングのドキュメンタリーで『イカロス』も面白いですね」

屋敷「絶対観よう。僕は大自然のロジャーに教えてもらったんですけど、『ダレン・ブラウン-ザ・プッシュ-』ってやつですね。社会実験みたいな感じで、メンタリストがパーティにドッキリをする相手を呼んで、事件に巻き込ませるんですよ。そこから……って話で、オチを聞いてもめっちゃ面白いと思います。日本じゃできない作品ですね」

Netflixオリジナルシリーズ『梨泰院クラス』はNetflixで独占配信中です。3人の話を踏まえてもう一度観ると、また違った面白さが発見できるかもしれません。

取材・文:浜瀬将樹

当記事はラフ&ピースニュースマガジンの提供記事です。

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