「恋愛裁判」の衝撃の結末とは!?「判決」は最初から決まっていた ?

UtaTen

2020/5/23 14:30

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そもそもなぜ「恋愛裁判」は開廷される事となったのか。


ボカロ史に残る名曲をいくつも生み出した、大人気ボカロP「40mP」。

彼の7曲目のミリオン達成ソングが初音ミク歌唱の「恋愛裁判」です。

この曲はその高い物語性に注目を集め、小説化までされた大人気楽曲となっています。

曲の内容は、大切な恋人に対して、してはならない罪を犯した「僕」と、そんな「僕」に怒る「君」のさまを「裁判」にたとえた恋愛ソングです。
驚愕のラストに、多くの考察がなされてきました。

はたして「僕」と「君」の裁判の行く末に待っていた、衝撃的な結末とはなんなのか。

その結末を見る為に、まずは「恋愛裁判」が行われる事になった理由に迫ってみましょう。



「ちょっと魔がさしたんだ」と歌う「僕」。これが裁判を起こすきっかけになったと思われます。

続く歌詞では「君」に許しを乞う歌詞が綴られています。

ではこの「魔」とはなんなのか。そのヒントと思われるものが2番で歌われていました。

どうやら「僕」の「性格的な問題」によって引き起こされた「一度だけの過ち」が、「僕」が起こしてしまった「魔」のようです。

恋愛の「過ち」と言えば、思い浮かぶものはただ1つ。そう「浮気」です。

思い返せば、1番の「僕」の言葉も、まるで「君」以外の相手がいた事を隠すような内容でした。

「君だけが全てさ」と歌う歌詞は、裏を返せば「君だけが全てじゃない」と相手に勘違いさせる何かが起きたという事でしょう。

さらに、実は1番には、このような歌詞もあります。



どうやら彼は、この「過ち」を計画的にやっていたようです。

そしてこの事実に加え、さきほどの歌詞「性格的な問題」。つまり、彼には元から「浮気癖」なるものがあったと、考える事はできないでしょうか。

「性格的な問題」=「浮気癖」で起きた「過ち」=「浮気」。それが「僕」に「ちょっと魔がさして」犯した罪の正体でしょう。

けれども、その歌詞からわかるように、「君」だけは騙す事が出来なかったようです。

その結果、「僕」には有罪判決がくだされます。

はたして有罪判決となった「僕」は、自分の罪に対してどのような答えを導き出すのか。

彼が導き出した、自分の罪への償いをみてみましょう。

「僕」が導き出した「君」への答え




Cメロに入った途端、それまでとは雰囲気がガラリと変わります。

いかにして自分を許してもらうかと、自己が中心的な考えを訴えていた僕が、「君」の抱えている想いに対しても目を向け始めるのです。

「恋愛裁判」のMVでは、Cメロに至るまでの「僕」の現状を観る事ができます。

そこには、牢屋に閉じ込められた「僕」が、悲しむ「君」の姿を見つめるシーンが描かれています。

推測するに、この間奏のシーンは悲しむ「君」に対して「僕」が様々な思いを巡らせらた時間なのではないでしょうか。

その結果、今までの彼の考え方に変化が起こります。そして次の大サビで、彼は「君」にこう告げるのです。



「終身刑」それが彼が「君」に対して導き出した、自身への刑罰。

今まで刑を軽くしようともがいていだ彼が選んだのは、最も重たい刑罰でした。本気の反省と覚悟が感じられます。

しかし、そんな「僕」に待っていたのはなんと予想外の真実だったのです。

「君」も有罪!? 罪を犯していたのは「僕」だけじゃなかった!



歌の終わりで判明したのは「君」の「有罪」。

罪を犯していたのは「僕」だけじゃなかったのです。

では「君」がした罪とはなんなのでしょうか。

それを考えるヒントが「偽りの涙」です。

実は他にも、この歌詞に似た言葉が登場しています。それが1番のサビです。



ここで「君」は一度涙を流しています。

これは、言い訳をする「僕」に対して「君」が泣いているようにも見えます。

しかし大サビと似たフレーズであることもふまえると、この時点で「君」が流していた涙も偽りのように見えてきませんか。

すると見えてくるのは、ある一つの可能性です。

それは、浮気癖のある「僕」を本気で反省させる為に”あえて”涙を流した、というものです。

ここで先の間奏シーンを思い出しましょう。

牢屋の中に閉じ込められた彼は、その中にいる間、彼女の事だけを考え続けています。

裏を返せば、「君」だけの事しか考えなくなるように仕向けた、という風にも捉えられませんか?

「君」が本当に狙っていたのは、「僕」の思考の独占ではないでしょうか。

「偽りの涙」も、彼を反省させる為の策だったのかもしれません。

となると「君」の「有罪」とは、「僕」を自分だけのものにするために「騙した」事だと考えられます。

つまり、最初からずっと「僕」は「君」の手のひらの上で転がされていたという事です。

「惚れた弱み」「惚れたら負け」とはよく言いますが、正しくこの裁判は「君」に惚れた被告人=「僕」の負けだった、という事でしょう。

TEXT 勝哉エイミカ

当記事はUtaTenの提供記事です。

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