覆面パトカーの追尾式スピード取締り2パターン

ラジオライフ.com

2020/5/23 16:05


スピード違反の取り締まりの検挙数でネズミ捕りと双璧をなすのが、パトカーや白バイによる「追尾式」です。中でも覆面パトカーによる追尾式のスピード違反の取り締まりは、見ためが一般車と変わらないだけに注意しなければなりません。覆面パトカーの追尾式によるスピード違反の取締りの手順を見ていきましょう。

覆面パトカーの追尾式スピード取締り2パターン

覆面パトカー追尾式取り締まりの基本


交通機動隊と高速交通警察隊に所属経験のある元警部補によれば、覆面パトカーによるスピード違反の取り締まりは「後方から勢いよく飛ばしてくる違反車と、いかにして巡り合うか」がポイントになるといいます。

「高速道路は各車がバラバラに走っているように見えて、実は集団を形成しながら走っているんです。覆面パトカーはその集団に紛れています」とのこと。集団を抜け出そうとするクルマや、後方から追い抜く違反車を取り締まります。

中には「違反車のいない集団もあるわけです。そんな時は一旦、パーキングエリアに入ってリセット。次の集団が来るのを待って合流します」。そして、一定区間を走ると料金所を出てすぐにUターン。反対車線で次の獲物を探します。

このため高速道路で覆面パトカーは「第1通行帯を走る大型トラックの前を隠れながら80km/hくらいで走ったり、本線を見下ろせるパーキングエリアに止めて、違反車がやって来るのを待ったり」しているとのこと。この2パターンが追尾式取り締まりの基本です。

覆面パトカーはすぐに車線変更しない


すなわち、高速道路では一般車を装った覆面パトカーが、違反車が来るのを息を殺して待っているということ。ただし、違反車が追い越し車線を飛ばしていっても、気配を消している覆面パトカーはすぐに車線変更はしません。

まずは第1通行帯を走りながら違反車との距離を詰めていきます。これは、違反車は真後ろから追い上げてくる、自分より速いクルマには敏感だからです。

「違反車を追尾距離に捕らえたら追い越し車線に入り、真後ろに付いて速度を合わせて測定開始です。違反車は130km/hや140km/hを出しているので、200mの追尾も毎秒35m以上進みますから、6~7秒もあれば測定は完了します」といいます。

覆面パトカーによる追尾式スピード取締りの手順は、一般道でもほぼ変わりません。本線が見渡せる側道や脇道などで待機して追走するか、本線をゆっくり走行して違反者を待つかのどちらかです。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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